●未来としての古本屋
やっと他のキャラがでてきます
そんなことを、恩師である大学の教授(ロリ少女、黒髪ツインテール、白衣)が、僕の店に来たとき語ったら、
「そんなこと今更気付いたの? ばーか!」
とおもっきし言われた。
また他の日、僕の大学時代の親友であるオタク(現在カリスマ(笑)シナリオライター、イケメン)が、同じように店に来たとき語ったら、
「そんなこと今更気付いたのか? バーカ!」
と、教授と示し合わせたかのように言われた。
さらに他の日、僕の大学時代のライバル(と彼女は勝手に認定してきている。金髪ハーフ)が、同じように店に来たとき語ったら、
「そんなこと今更気付いたの? ばーか!」
と言ってきた。
さすがに僕も読めてきて、
「ねえ、君たち話をあわせてるでしょ?」
とかまをかけたら、
「な、ななななな、何を言っているのかしらねこのヘタレは!」
「僕がヘタレであることは否定せんが、そのキョドリは語るに落ちてる気がとてもする」
「な、ななななな、何を言っているのかしらねこのヘタレは!」
「君は壊れかけのレディオかい」
「古っ! 誰が知ってるのよ今時!」
「君が知ってるじゃん」
「失礼な! 私はまだ若いわよ! どちらかと言えばレディオヘッドと呼んでほしい!」
「君、学生時代から思ってたけど、頭がいいくせにばかじゃあるまいか」
「なにおーっ!」
まあ、ともかく、
僕が嫌なやつだということは重々承知の上だけど、僕は友人に恵まれたな、ということは事実だと思う。絶対こいつらには言わんけど。
次回、メインヒロインの「姉」が登場です。ラブるぜ!