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エギナとガドナ  作者: KEE
第一章:一つの出会い
5/17

遊覧航海3~RICH生活~

お待たせしました?

こんな小説を待っている人がいるはずもないと分かっていながらも、いると信じて執筆だ。がんばれ、ボク!!


12/20 キャメルクラッチさんからの誤字指摘 修正

「そんな約束したんですか~~~!?」

カジノで気絶してからの経過を話したら尤もらしい第一声が聞けた。


「うん。」

「最低です。人を7日間も従わせるって、しかもお金を弱みにして!!酷いです。見損ないました!!!」

「そう大声出さないでよ。周りから変な目で見られちゃうじゃないか。」

「近づかないでください!この人でなし!!」

自覚はしているが面と向かって言われると心が痛い。

「でも、あのままだったらこっちが酷い目にあってたよ。」

「もとはと言えばあなたがイカ ムグゥゥ!?」

「ストーーーーップ。それ以上はまずい。

それに僕も普通だったらそこまでしないよ。ただ、彼女そうとうな悪女だったからね。ちょっと懲らしめただけ。」

「イカサマして巻き上げようとしていたことをですか?」

「そう、僕じゃなくカジノからね。」

「えっ!?」

「彼女、どうして僕が何したのか分かったと思う?」

「え、だってあれは魔法を使ったんですよね?

彼女はエギナイトの一人で魔道協会総括のリン・トリューナの娘さんなんですから、魔法を使ったことに気づいても不思議はないと思いますが・・・。」


「イカサマを見切れる人はイカサマを知ってる人。極端に言うと

      イカサマ師だけ

              ってこと。」


「それで彼女がイカサマ師に気付いたってことですか。でも極端すぎませんか?」

「僕はBJのときはキュニバでカードの絵柄をいじっくてた。で、この鏡を動系魔法で操ってカードがかぶらないようにした。2,3枚を見るのにそんなに時間はかからないからね。だから早めに切り上げないといけなかった。

スロットは前言った通り。

で、問題のポーカーは―――」


「ま、待ってください。どうしてさも当然のごとくしゃべってるのですか?」

「一般的なイカサマほうだよ。ジャンブルやってる人間ならみんな知ってる。そっか、やったことないのか。」

「や、やったことはありますよ。ただ、その時は・・・、大負けして・・・。」

「つまりカモにされちゃったんだね。

じゃあいいこと教えてあげる。今言った方法は現在考えられている中で一番単純な方法でね、みんなが知ってるのはイカサマされないための防衛策なんだ。」

「つまり、イカサマの方法を知っていればそれを使われたときに気付けると…。」

「そういうこと♪

僕は一番単純な方法を“最大まで昇華させて”揚げ足を取ってた。

おそらく彼女もね…。

ポーカーの一番簡単な方法はキュニバでいじることだ。でもカジノのディーラーには破幻効果のあるサングラスを持っているからね。BJは持ってるだけでかけてない若手を狙ったからね。

彼女はさらに工夫を加えていた。

・彼女が親になったことでカードを切ることができる

・彼女のLvはかなり高い

・カードはカジノにあったものじゃなく彼女の持ち物   」


「えっ!?でも絵柄は一緒でしたよ。」

「それを用意するってことははじめからイカサマする気満々だってこと。実際そーとー稼いでたようだし。手つきもかなり慣れた動きだった。プロだねあれ。

彼女の戦法はカードを切る。このときに動系魔法を使って豪快に切る。ある程度は好きなように切れるしカードに魔力が残っていても怪しまれない。で、配る。ある程度いじくったから役はある程度完成している。それでだめならカード交換後もう1セットのカードから必要なカードを抜いて交換する。」

「ちょ、ちょっと待って。もう1セットって・・・。」

「自分で用意した奴だから当然。役作りには欠かせないね。54+54のすべてのカードに魔力で目印付けて、僕の手札とかぶらないように欲しいカードを探せばいい。マーキングで僕の手札はもろバレなんだし。カジノのディーラーに気づかれない程のLvだからこそ完成する方法だ。」

「・・・・・、ディーラーさんにすら気付かれなければイカサマし放題。巻き上げることも可能ということですか。」

「僕がはじめにおかしいと思ったのは、僕がつけた目印がなかったこと。

僕も彼女と同じく魔力で目印を受けてね、せめて彼女の手札だけでもって思ってね。❤の8に目印を付けたんだけどね、その後彼女がフルハウスで出した❤の8には無かった。

まさかイカサマを指摘してきた方がイカサマを使って攻めてくるなんてねぇ。今思えば当然だけど冷静な思考が奪われてたからね、気付けなかった。もうそこから彼女の策は始まってたってことかな。」


「でもいくらなんでもだれか気付くんじゃ――――」

「由緒正しい人間がイカサマをすることはないだろうって先入観もあるし、ディーラーをも欺く腕を持っているんだ。実際護衛の二人も知らなかったみたいだし。あれに気づけるのは凄腕のディーラーだけだよ。で、わざわざそんなところに挑まないよ。


どう、わかってくれた?」

「ふぅーーー、

       よくわかりました。」

「ホント?ヤッター!」

          「ですが・・・。」 !?


「やっていいことと悪いことがあるのは変わりません!!!」

「ぐぅ、はぁっ」

見事なアッパーカットが決まった。


















~シラナミ メインデッキ~

「やぁ、よく来たね。逃げるかと思ったのに。」

「くっ、さあ何でも言いなさいよ。」

(フンッ、カーザさんのバカ・・・。)


「きさま、変な要求だったら叩き斬るぞ!!」

「シルド、いいから落ち着け。まず剣から手を離せ。それに叩き斬るのは俺の仕事だ。」

今回ばかりはこのおっさんも剣を抜く気満々らしい。

「みなさん、殺気立ってますね~。じゃあ命令します♪」


一同

「ごくっ・・・。」



「・・・・・、



これから7日間、



マウアさんををあなたのお部屋に泊めてあげてください。それだけでいいです。」



・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

一同

「へっ」





「カ、カーザさん、それってどういう―――」

「それだけって・・・、ほんとにそんな程度でいいの!?」

「き、貴様何を考えている。油断させて――――」

「・・・・・、ぐあっはっはっは。やっぱりお前は面白い奴だ。」

四者四様の反応。


「サヤさん、おそらく1等室でしょ?」

「え、ええ。そうだけど・・・。」

「実は4等室は人数過剰でベッド共有とかふざけた状態でね。それじゃあマウアさんがかわいそうだからそっちに入れてくれないかな?僕といるより安全でしょ。」

「!? カーザさん・・・。」

「命令はそれだけで本当にいいよ。大金なんて重いだけだし。まぁでも生活費ないと困るから君とやる前の¥1650000もくれると嬉しいな。」


一同

(生活費のレベルじゃない…。)


「おい、お嬢ちゃん。よかったな。」

「で、でもカーザさんが一人になってしまいます。」

「あ~あ~、いいって、いいって。気にせずに1等室を満喫しな。それに僕が入るのは自由なんだし。」


「なにぃ~!?」サヤとシルドの声が面白いように重なった。


「だって連れがいるんだよ。当然じゃないか。

君もこれで少しは懲りたでしょ。イカなんかやめた方がいいよ。」

「う、わかってるわよ。」

「イカ?」


「僕は認めないぞ、そんなこt――――」

シルドがわなわなと奮える手で剣に手を伸ばした。

「止めなさい、シルド!!7日間こいつに従うよりか全然楽だわ。」

「お嬢様!?ぐぅ~~、くそっ」

「良い男だな。お嬢ちゃんが惚れるのも無理はない。」

「へっ?」

「・・・・・・・!!?? いえ、///////そんなことは、///////ない///ことはない。」

「わかりやすい子・・・。」(いじりがいのある子見ぃぃぃっけ☆)


「じゃあ、サヤ。マウアさんをよろしく頼むよ。」

「なっ、呼び捨てですって―!?」

「あとその無駄にお高いプライドはどうにかした方がいいよ。僕みたい利用されたら困るでしょ。」

(ボソッ)まったく、しっかり遺伝されちゃて・・・。


「「!?」」


「マウアさん、食堂行こう。もうお腹ペコペコ。」

「あっ、カーザさん待って下さ~い。」

「あなた今なんて―――――

            行っちゃった。」

「あの男~、必ずお嬢様を呼び捨てとは…。優しいのか無神経なのかどっちでしょうかねぇ、マグアさん。

? マグアさん?」


「・・・・・・・・・。」(あの男、リンのことを知っているのか?)


「マグアさ~ん?どうかしましたか?」

「 ! いや、なんでもない。」(唯の気のせいのはずだ。)









~その夜 1等室~


「あなた、名前は?」

「あ、メイル・マウアといいます。見習い魔術師です。」

「あっちの方は?」

「彼はジュン・カーザさんです。と~っても強いんですよ~。」

「そうだろうね、あのLvのイカサマをするのはかなり腕がある証拠だからね。あいつはどういうやつなんだ。どうして負けたんだ?私が。

あぁーーー、思い出しただけでもイライラするぅ~。」

(言葉遣いが…。)

「実はまだ私もよくわからないんですよね~。最近会ったばかりですし。」

「えっ!?そうなの?」



~出会い説明(参照:第1話)~



「ふ~ん、相手を傷つけずにあっという間にねぇ。」

「そうです!!一瞬の出来事でした!!!」

「そこに一目ぼれしたってわけ?」

「!!?? ///////な、何を言って―――」

「いいじゃい、彼はいないんだし。ズバーっといっちゃいなさいよ」

「/////い、いえ/////でも//////――――――。」



「中は楽しそうですね~、マグアさん。」

「あぁ、そうだな。

    ま、ガールズトークなんてあんなものさ。」

外は外で盛り上がる?護衛たちであった。


そして、夜は更けていく――――



こうして4日間は何事もなく過ぎていく。

4日目までは・・・。

はい、後付け設定万歳です\(・▿・)/

難産です。駄文です。自分で無くした設定に苦しめられて、作り出した設定で矛盾が生まれて困ってしまいました。

目の肥えていらっしゃる皆様からしたらゴミ箱に捨てられても仕方がないような小説ですが最後まで読んでくださると嬉しいな。


誤字・脱字・感想ドシドシ投げちゃってください。キャーイシナゲナイデ―




~三日目の夜~


「ふぅ~、稼いだ稼いだ♪」

「お嬢様、少し控えた方がいいですよ。いくら運が強いからってあそこまでやるとあらぬ濡れ衣着せられますよ。」

(フフッ。ホントッ、気付いてないのね、シルドは。)


「んっ?」


「どうしました?お嬢様。」

「部屋にあいつがいる・・・。」

「!?」

「メイルが連れてきたのか、やってきたかは知らないけど邪魔ね。」

「・・・・。」コクリとうなずく


サヤが扉に手をかけようとしたときある声がはっきりを聞こえた。


「こうやって竿を上下に動かして―――」


「「!?」」


「んっ、グゥ。」

「あぁ、あんまり力みすぎないでください。生物のようにぐっと―――」

「う~ん、マウアさんは上手だなぁ。」

「そ、そんなことはないですよ。子どもときにお父さんに教え込まれたんです。」


「「!!??」」(子どものころから!?)


「竿がまっすぐになって糸が引いてきたら―――」


「「なっ!?」」


「あっ、すごく大きい♪」

「案外ぬるぬるしてるんだな。」

「あっ、ダメっ。

        キャっ

            あ~、シーツが濡れちゃった・・・。」


「う~~///お嬢様~、これ以上は聞いてはいけません~」

「こら、シルド!引っ張るな。後邪魔をするな、いいところなんだから。」

必死にドアの隙間から覗こうとするサヤ。そしてそれを引っ張るシルド。


「うわ~、ビクンビクンしてる・・・。改めてよく見るとグロテスクだな。」

「――――の対して失礼ですよ。」

「うん?いや~悪い悪い。

でも確かに気分がすかっとするけど、人前だと恥ずかしいな。しかもここってこともあるし。」

「いいじゃないですか。二人っきりですし、誰も見てないんですから。」


「お~じょ~う~さ~ま~~///」グイグイ

「えぇ~い、邪魔!!

“万物を焦がす灼熱の宝玉 紅蓮の理言い放つとき 灰塵以外の残るものなし”

   炎属性Lv3イザバーン」


「ここをグルぐr――― !?」


ババゴゴゴーン

扉が吹っ飛んできた。


「へぇっ!?きゃぁっ!!」

「なんだぁ?」


「ご、ごめんなさい。別に二人の邪魔をするつもりはなかったの。ただ、うちのシルドが―――― 

       あれ?」


ポカーンとしている二人が持っていたのは



釣り竿



窓から釣っていたようだ。ベットの上でぬるぬるてかっている魚



「な、なんだ~~。単なる釣りか~~。」

サヤはへたれこんだ。


「「?」」ジュンとサヤはポカーンとしている。


マグアが食べ物を買って戻ってくると、焼けた扉がお出迎え。

「何じゃ、こりゃ~~~~~!!」


今日も平和であった。

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