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ゴブリン

ただの草原だった


「こんなに何もない草原は地球でもそうはないだろう。やっぱり異世界?」


なぜここが地球ではないと悟ったのは太陽が2つ在ったからだ


『とりあえずどうしようか?』


これからのことを考えていたら、遠くから人影が走って来るのが見えた



『とりあえず現地の人と絡んでから決めよう。』


そう思ったが近づいてくる人影を見ていたら、寒気を感じた。


『なんだろう?違和感?』


どんどん近づいてくる人影。


違和感の正体がわかった。


結論から言おう。

人影は人ではなかった。


ゲームとか一般的なゴブリンと言われるやつにそっくりだった


「!?」


まだ遠いが目があったように感じた。


また寒気。


『ヤバい!逃げなきゃ。』


本能で感じて一目散に逃げた。


足はそんなに速い訳ではなかったが、死ぬ気で走った


ゴブリンも速くはないが執拗に追ってきた


後ろを振り向くと顔が見える位まで迫っていた。


ゴブリンがニヤリと獲物を見る目を向けてきて、さらに速度をあげた


「もうダメ」


息を切らしながらも、それでも走り続けた


ゴブリンに捕まったらナニをされるか・・・


『絶対に捕まってはいけない』


そう思っていたが、とうとう身体の限界がきてしまった



石に躓きよろけて、転けてしまった。


「うわぁ!ヤバい!!!」


ゴブリンが僕にめがけて覆い被さってきた


「やめろ!!!離せ!!!!!!」


だかゴブリンは子供位の体格なのに全然振りほどけない


必死に抵抗し、手や顔など切り傷が出来た。


物語のゴブリンは多種族の女性に子供を産ませたりすると知識があったので、死ぬ気で抵抗した


こんな異世界に来て、いきなりゴブリンに慰めものになりたくない


どれくらい格闘したのか、ほんの数分?

いや数秒だろう


もうダメだと思った時、たまたま地面の花に手が触れた



真っ赤な花。


こんな時に花?


でもその花を無視できなかった


「このぉ!」


力一杯花を握りながゴブリンを殴った。


その時


ゴブリンの頭が炎に包まれた


「えっ!?!?」


ゴブリンは悶えた後、動かなくなった。


『レベルがアップしました。』


突然頭のなかに声が聞こえた






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