黒いの!?
真っ白
白い空間
目印も何もない
「ここはどこ!?」
瞬きをした時、それは現れた
『!!!!』
白い空間に黒い人の形をしたもの
男とも女ともわからない
ただただ不気味
「やぁ!」
その黒いのは話しかけてきた
『!!!!』
「なんで無視するの?」
その黒いのは首を傾げながら話しかけてきた
「聞こえてる?」
今度こそ意を決して応えてみた
「ごめんなさい。聞こえていたけど、驚きすぎて・・・・」
そう返答すると、黒いのはニヤリと笑いこう言った!
「おめでとう!!!!君達は選ばれました!!!!」
『選ばれた!?』
「君たちのクラスの32人は僕の世界のゲストとして選ばれた光栄なものたちよ」
「これからゲームをするから君たちを召還したんだ」
あっけらかんとその黒いのは言った
「ゲーム!?」
「そう。ゲーム!君たちの世界に戻るにはこのゲーム勝たなければならない」
「勝手なこと言わないで!元の場所に戻して!!!!」
その言葉を聞いて黒いのはまたニヤリと笑った
「本当に元の場所に戻していいの?」
『えっ!?』
ふと今までの状態を思い出した。
この場所に来なければ自分がどうなっていたことを・・・・
「・・・・」
「まあ、とりあえず話しを聞いてから決めてもいいよ!」
黒いのはこっちが断れない事がわかっているの提案してきている
『なにを企んでいるんだろう・・・・でもあの場所にいるよりか・・・・』
黒いものに視線を向けると待ってましたとばかりに説明を始めた。
「君たちにやってもらうのは、奪い合いだよ!」
「奪い合い?」
「そう!ただの奪い合い。この石をね!これを自分の合わせて8個手に入れたら元の世界に戻してあげる。しかもどんな願いでもひとつ叶えてあげる」
「どんな願い・・・・」
舞貴は考えてしまった
あの辛かった出来事を変えるチャンスを
「そのままやっても面白くないから、皆にはスキルをあげるよ」
「スキルってマンガやゲームの世界みたいなやつ?」
「そうそうそれ!ランダムで僕自身どんな能力があるか、わからないけど!どうするゲームやる?」
「もしやらないって答えたら?」
ニヤリ
黒いのは笑った
「あの地獄に送り返すだけだよ!」
『ああ。自分に選択なんてなかったんだね』
「いいよ!貴方のゲームで遊んであげる」
そう言った瞬間。
身体に光が宿った。
「後でスキルは確認してね。あと石をどうぞ!」
黒いのは石を渡してきた。
良く見ると石の中に小さい宇宙の用なものが見える
「この石がお互いの位置を教えてくれるから。大事にしてね。取られたら死んじゃうからさ!」
黒いのはとんでもないことを言った
「死ぬの?」
「当たり前でしょ!?ゲームなんだから面白くしないと。」
またニヤリと
そしてまた眩しい光が放ち、目を開けるとそこは・・・
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