終わりの始まり
初投稿で初執筆です
至らない点も多くありますが
暖かい目で見てください
ただ、その光景を見て・・・・・
初めて心の底から
嗤えた
「なんて・・・・・いい日だ・・・・」
その日全てが終わり・・・
そして始まった・・・・・・
あの日のことを
僕こと香野舞貴は普通の高校二年生だった
勉強も、特に頭も悪くなければ、良くもなく
スポーツも人並み
顔も悪くない
どこにでも居る高校生
ただクラスには絶対に居る、虐めの標的だっただけだ
今日も朝から教室で騒いでるカースト上位の女どもが、下世話な話を大声で喋っている
『うるさい・・・・』
内心思ってる事が顔に出てしまった・・・・
「なに見てるんだよ!!!」
『しまった。やばい。やってしまった。』
そんな事を思ってる間に、リーダーの女子が男子を連れて怒鳴り散らしながら近づいてきた
「なに睨んでるんだよ!!!」
「・・・・睨んで・・な・・い・・・です・・・」
「こっちは見たんだよ!!!。私達が嘘言ってるって!?お前はそう言いたいのか!!!!」
「・・・・ごめ・・・・なさ・・い・・・・」
助けるように周りに視線を出しても、クラスの全員目を反らした
誰も虐めに合いたい人はいない
それはそうだ
カースト上位の連中に歯向かう奴らはいない
「授業ダルいから、こいつで遊ぼうぜ!!!」
男子の1人から意見が出た
「いいね!」
「ナイスアイデア」
それを皮切りに賛成の意見が上がり始めた
『なんで僕ばかりがこんな目に合わないといけないんだ・・・・』
抵抗しようにも、男子の2人が両脇から腕を捕まれて連れていこうとする
「や・・だ・・・はな・・・して・」
「とりあえずサンドバッグにしたいから、部室棟に連れていって吊るそうぜ!」
『!!!!』
その言葉を聞いて命の危険を察し
さらに、暴れだした
「この・・・暴れるなよ!!!!」
男子から頬に強烈なパンチが入った
「!?」
口の中を切り、血が床に垂れる
その瞬間
クラスを包む光が現れた
目を開けると、そこは真っ白な世界だった
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