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異世界転生俺TUEEE~女難の冒険者~  作者: 頭のおかしな神
第四章 家出令嬢と痴女銀狼
93/139

093, 0-51 幕間・家出令嬢の鑑賞

・セリーナ=ハルフォードの鑑賞



前回のあらすじ

 朝起きて、小鳥が鳴いたよ、チュンチュンチュン

「朝起きて、小鳥が鳴いたよ、チュンチュンチュン」

(何を・・・言っているんだ・・・この男は・・・)



「朝食の、卵を割ったら黄身2つ、うれしいな」

(黄身を2つ食べたいのなら・・・卵を2つ割ればいいのでは・・・?)



「家を出てみりゃ昨日の雨が嘘のよう。空を見上げりゃ太陽メラメラ、天気いいねとこんにちは」

(朝の挨拶は・・・おはよう・・・だぞ・・・?)



「道を歩けば輝き見えるよ銀貨が一枚き~らきら」

(お金に・・・困っているのだろうか・・・)



「小さ~な、幸せ~に、か・ん・どう~し~♪たどり~ついた、冒・険・者・ギルドーー♪

そこにいるのはポニテの女ー冒険者達に暴力振るう~~~~♪

(セリフだよ)

勇敢に立ち向かっていく若き冒険者―――

『アニキー』

だがあっさりとやられてしまう―――

(セリフ終わりだよ)

その暴力はー無関係の中級冒険者にも~~~♪

女性を殴らぬ優しい男は攻撃を~避ける~~~♪

そんな男を酒瓶使って転ばせる~~~卑怯なポニーテ~~~~ル♪

チャン、チャカチャカチャカ

チャン、チャカチャカチャカ

チャン、チャカチャカチャカチャン」

(酒瓶は・・・私のせいじゃないぞ・・・)



「今日は俺の誕生日いぃいぃぃ。16歳の誕生日いぃいぃぃぃ」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)



男は私を指差して力強く言った。

「謝罪と賠償を要求する!!」



私はただその男を・・・、あわれむことしか出来なかった・・・。

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