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異世界転生俺TUEEE~女難の冒険者~  作者: 頭のおかしな神
第四章 家出令嬢と痴女銀狼
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086, 4-05 世界最強の種族

前回のあらすじ

 ゴブリンハーレム

ルービアス大陸には銀狼族という種族がいる。

獣人としての強靭きょうじんな肉体を持ち、エルフ以上に魔法が使える種族だ。



エルフは生まれた頃から魔法が使える、と言われている。

だが当然、赤ん坊が「魔法が使える俺強えぇ!」と魔法を使いだしたりはしない。

生まれた頃から魔力がある、というだけだ。



しかし、銀狼族は産まれてすぐに身体強化の魔法を使いだす。

俺は常に身体強化を使えるが、当然寝ている時は使えない。

銀狼族の身体強化は無意識のものなので、寝ていても関係ない。

身体強化で体にまとえる魔力量は普人やエルフ、他の様々な種族も同じぐらいなのだが、銀狼族は全ての魔力をまとえるらしい。

そして潜在魔力量もエルフの数倍と言われている。

だから銀狼族は大型モンスターを素手で殺せる。

昔は世界を放浪し、弱いボスモンスターをぶっ殺しまくっていた種族だ。

流石に強いボスモンスターには勝てないが、世界最強の種族と言われている。



そんな銀狼族は幼子をゴブリンが住む洞窟に送り出す。

『獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす』的な訓練ではなく、子供の遊びだ。

洞窟に入った銀狼族の子供は、少し遊んでゴブリンの首を引っ掴んで帰ってくるという。

銀狼族にとってゴブリン程度のモンスターは子供の遊び相手であり、囚われて酷い事をされるなどありえない。



そもそも獣人は身体能力が高く、大人の獣人がゴブリンに負けることはない。

ゴブリン程度に負ける獣人は絶滅している。



獣人女の行動を考えると、洞窟の裏に服を隠し、裸でゴブリンの洞窟に入った、という事になる。

度々セクハラをしてくるし、間違いなく痴女だ。痴女銀狼だ。

痴女銀狼はゴブリンと裸で何をしていたのか。ゴブリンハーレムを築いていたのか。

ゴブリンハーレムだとゴブリンがハーレムを築いてるみたいだな。

女のハーレムは逆ハーレムか?ゴブリン逆ハーレム?なんだか混乱してきた・・・。あまり深く考えるのはやめよう。



痴女銀狼はへそ出しルックのエロい格好をしているが、冒険者は近づきもしない。

酔っ払いすらビビって避けている。

別に銀狼族はやばい種族ではないのだが、気軽にからむと痛い目を見ると知っているのだ。



痴女銀狼は銀狼族とか関係なくやばい女だ。

巨乳で見た目もいいが、流石にゴブリンと色々やっていた女とどうこうなる気はない。




家出令嬢にそれを説明していると、痴女銀狼は「知ってたなら早く言ってくれよ~」と俺の尻を触ってくる。セクハラだ。

「セクハラは最低だぞ!!」と俺は大きな声で主張するとギルマスが仲裁に来た。

そしてギルマスは・・・、吐血した。

ブラック労働の限界がきたようで、俺は回復魔法をかけ、集まっている冒険者達に頼んで教会に連れて行くよう言う。

去っていくギルマスを眺めながら、もうこの街の冒険者ギルドは駄目だな、と見切りをつける。

ヘブリッジに引っ越そう。ダンジョンに行くのにちょっと遠くなるが、どうせ移動は馬車だしな。




家に帰る俺。

付いて来る女達。

何故付いて来るのか。ストーカーなのか。

「金はもうあるだろう。宿屋に泊まれ」と言えば「今後のことを話し合う必要がある」と主張する家出令嬢。今後などあるわけが無い。

勝手に家に入って我が物顔でくつろぐ女達。

俺は荷物を置いて、隣に住んでる借家の家主へ挨拶に行く。

もう暗くなってきたが、明日の朝いきなり出ていきます、と言うのは失礼だろう。

この街に敷金礼金制度など無いが「借家で使っている魔石は置いていきます」と言うと感謝された。魔石代金は高いからな。



家に帰ると痴女銀狼が飯を作っていた。

ソーセージを勝手に魔法の袋から取り出して・・・。

まぁ、俺も今日は肉の気分だったのでいいか、と痴女銀狼が飯を作ってる間に風呂に入り、旅に出るのに必要な荷物をまとめる。

冒険者用の装備などは大体魔法の袋に入れているのだが、本は本棚に置いているし、服とか風呂で使うタワシなど日用品を魔法の袋に詰め込む。



痴女銀狼が作った料理はホットドッグだった。

この世界でもパンに具を挟んで、というのは一般的で屋台などでよく見かける。

野菜とソーセージを適当に炒めて香辛料で味付けし、昨日俺が作ったマヨネーズの残りを冷蔵の魔法具から取り出してパンに挟んだようだ。

やりたい放題だな。マヨネーズはすぐに駄目になってしまうからいいのだが・・・。

特に失敗する要素などない普通の料理なので普通に美味い。

家出令嬢は「二人共料理が出来るのか・・・凄いな」と感心している。ご令嬢らしい感想だ。



飯を食い終わった後、女達は風呂に入り、俺は食料の整理をする。

保存がきそうな食材は魔法の袋に入れ、長持ちしないような食材はスープにしてしまう。明日の朝食だ。



俺が色々荷物を整理しているのを見て家出令嬢が「街を出るのか?」と聞いてくる。

「そうだ」と答えると「旅に出るんだな」と勘違いしている。

隣街に引っ越すだけだが、家出令嬢が旅立ってくれるなら勘違いさせておこう。ついでに痴女銀狼も連れて行ってくれ。

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