表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生俺TUEEE~女難の冒険者~  作者: 頭のおかしな神
第五章 赤エルフと青エルフ
117/139

117, 5-06 ほねほね

前回のあらすじ

 幼女のローブをめくる

美脚エルフの家の玄関ドアを開けると家出令嬢が駆け寄ってきた。

「ジョニーと一緒にいたのか」とロリエルフをハグする。

書き置きにはロリエルフのことは書いていなかったので心配していたのかロリエルフに頬ずりしている。

ロリエルフは迷惑そうにしている。

よく知らない普人の女にいきなり頬ずりされるのは嫌なんだろう。

「やーー」と家出令嬢から逃れ俺の後ろに隠れる。

ショックを受ける家出令嬢を放置して、美脚エルフと話す。

「では、もうこのまま交流村とやらに行きます」

「ええ、そのをお願いねジョニー君」

ロリエルフは、お別れということで美脚エルフの美脚に抱きつく。

俺も子供の頃、エロシスターにあんな感じで抱きついていたな。

なかなかのセクハラスキルだ。




馬車で移動中、ロリエルフは限界だったのか俺に寄りかかってスヤスヤ眠り始めた。

痴女銀狼も寄りかかってきた。やめろよ。



暇なので、交流村がどんな場所なのか双子エルフに聞く。

交流村は、『ミリア交流村』とか『森エルフ交流村』と呼ばれているそうだ。

昔は『拠点村』と呼ばれており、ダンジョンへ行くための拠点として作られた村で、今でも冒険者が一時滞在する村らしい。

ダンジョンの情報を聞いてみれば攻略済みであり、出てくるモンスターは人型。

スケルトンやオークが出てくるという。

これは行くしか無いだろう。

旅でだいぶ金が減ったし、稼がないとな。




数時間後に見えてきた村は普人の中継村と同じ作りだ。

すぐ隣にダンジョンがある。

神殿型で、大きさは縦横10メートル、高さは5メートルほどでこじんまりとしている。

建物はダンジョンの入口のようなものでダンジョン自体は別空間にあるので大きさは関係ない。



いきなりダンジョンに突っ込むなんてことはせず、まずは村に入り、宿を探す。

村で見かけるのは当然だがエルフばかり。

全員魔法を使えるわけで、その辺歩いている村人が俺より強い可能性もある。

ちょっと落ち込む。

訓練を積んでなくとも、村人数十人が魔法を撃ちまくれば大型モンスターも倒せるだろう。

普人の街よりエルフの村の方が防衛力ありそうだ。

宿屋の娘もどうせ美人だろうと適当に入ったら、イケメン店員に接客された。

ちゃんと探すべきだった。

エルフの国でエロフとエロいことしようと思ったのに何故こうなったのか。

娼館もないし、美脚エルフはちょっとエロかったが、エルフは皆モデル体型だ。グラビア体型の巨乳エルフはいないのか!

かなり落ち込む。

ダンジョンに行ってモンスターぶっ殺し俺強えぇ!気分でストレス解消しよう。

女と男で二部屋取り、自分の部屋で革鎧を着て宿を出ると、ロリエルフが付いて来た。

流石にダンジョンに連れて行くのはな・・・。

「宿で待ってなさい」

「ジョニー、きえちゃうの?」

「ダンジョンに行くだけだ。危ないから待ってなさい」

「いっしょに行く」

わがままを言うロリエルフ。

(どうするかな・・・)

「ダンジョンでは私達が見ていましょう」と赤エルフがロリエルフを抱っこして言う。

「危険じゃないのか?」と俺が心配すると、青エルフが答えた。

「最初のフロアであれば問題ないでしょう」

ダンジョンを知る双子エルフが言うなら大丈夫だろう。

危なかったら引き返せばいい。




神殿の入り口には不気味な骸骨がいこつ像が左右に並ぶ。

スケルトンが出現するダンジョンだからだろう。

ちょっと怖い。

「ほねほね~」とロリエルフは喜んでいる。

神殿に入ると中央に直径3メートルの円があり、何組かの冒険者パーティーが順番待ちしていた。

魔法陣ではなく、ただの円だ。

だが、あの円の中には神力しんりょくが宿っており、入ると1分でダンジョンへ転移される。

円の境界線に立つと半分転移とか事故ったりしないのかとちょっと心配になるが、円はあくまで目安なんだろう。

本を読んだ限りでは事故の記録なんて無いし、そもそも神が造り出したものだからな。

円の中に入った冒険者達がキラキラと輝いて転移される。

う~ん、ファンタジーっぽい。

この妙に現実的な世界では珍しいファンタジー感にテンション上がり、円に入る。

しかし、ビビった家出令嬢が腕にしがみついてくる。

「ジョ、ジョニー・・・。あれだ・・・。はぐれたら大変だからな。しっかり掴まっていないとな・・・。あれだぞ?」

(どれだよ)

「だよな~~。はぐれたら大変だもんな~~~」

痴女銀狼も便乗し、セクハラしてくる。

(やめてくれ)

ロリエルフは抱っこされているし、双子エルフは転移経験もあるからか無表情だ。

というか双子エルフはずっと無表情だな。

美人で無表情なのでなんとなく冷たい印象を受けるが、ロリエルフと接する姿を見る限りは優しい奴らなんだろう。

鬱陶うっとうしい女二人にセクハラされながら待つこと1分、転移が始まる。

キラキラと輝き、体が浮遊する感覚。エレベーターに乗った時のフワッとする感じに似ている。

「う~~~~、ジョニ~~。だいじょぶだぞ~~。私が付いてる。付いてるからな~~~」と家出令嬢がうるさい。

だんだんと光が強くなっていき、眩しく目を閉じ、開くとそこはダンジョンだった。

カナリッジ迷宮ダンジョンと同じく薄いクリーム色の壁。

だが、ミリア迷宮ダンジョンはグルグルと渦を巻く構造で、通路の左右に小部屋があり、そこにモンスターがいる。

中心に転移の円が2つあり、それぞれ別のフロアに行くという。

転移するごとに転移の円が増えていき、罠フロアや入り口へ戻されるトラップまであるらしい。

迷宮っぽい。カナリッジはまっすぐ進めば次のフロアというしょぼいダンジョンだったからな。



ロリエルフは大丈夫か見てみると、双子エルフに左右から手を繋がれている。

捕獲された宇宙人のようだ。あれなら勝手に動き回れないだろうと安心し、小部屋に入る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ