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徒然枕物語 肆  作者: 緋和皐月
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教えて

 

 私は、思う。

 「私の人生は、とても、つまらない」


 それでも私は、生きねばならない。

 それは、なぜ?



 私は、思う。

 「私の心には、何かが足りない」


 でも、私にはそれが分からない。

 それは、どうして?



 私は、思う。

 「私の身体は、不良品」


 でも、私は何が足りぬか知り得ない。

 それは、なにゆえ?



 何が、どうして、なぜ、なんで。

 誰に聞いても答えてくれぬ。


 早く、早く教えて欲しい。


 でも、それでも知りたくない。


 この気持ちはどうしたら?



 ねぇ誰か。

 私に私を与えてください。

 全て知りたいの。


 ねぇ誰か。

 私の耳を塞いでください。

 知りたくないの。



 ねぇ、ねぇ、ねぇ誰か。

 この相対する気持ち。

 どうすれば良いか、教えてください。


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