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初めての〇〇×2

環境とか書こうと思ってけどそもそも地盤が足りなかったよ・・・

『二日目の朝・・・』


ここは、エーデルワイス家のとある一室、そしてベットの上には寝転がっているナオ

だが今、ナオは今後の人生にも係わってくるような重大な問題に直面していた。


(ものすんごく暇だ・・・)

(まぁ・・・転生したのは良しとしよう)

(しかし、やることが無くて頭がどうにかなりそうだ・・・)

(ライトノベルだと時間が進んで五年ごとかになったり、進まなくてもここで何かしらの能力に目覚めてその練習をするのが王道だな・・・)

(だが現実は甘くなく、時間は早く進まないし何かしらの能力に目覚める予兆さえも無い・・・)


(はぁ・・・これからどうやってこの状況をすごそうかな・・・)



そんなことを考えてるナオに突然、体に衝撃のようなものがはしった・・・


この世界に来てから初めてのトイレ事案である。しかも、大のほうで


(やば・・・トイレ行き・・・・・・漏れた・・・しかも結構緩い・・・)

(うーん・・・近くに人は居ないしどうしよう・・・待つしかないか・・・)



数分後、部屋に金髪メイドさんが入ってきた。

これはチャンスと思い手足をばたつかせるナオ


「ミルク持ってきましたよー・・・って、あれ?暴れてる?」


そう、呟きつつ近づいて僕の体を観察する金髪メイドさん。

・・・・・・どうやらオムツの形が少し変化しているのを見て察してくれたようだ。


「あ、おトイレね ちょっと待てててねー」


金髪メイドさんはオムツの処理作業に入った。


「生まれて最初のウンチは結構緩いから処理がめんどくさいなぁ・・・」


てきぱきと処理をするメイドさん、手際に少しの迷いもない。


(妙に手際がいい気がするけど気のせいか?)

「あ、でも次からはきっと立派なウンチになるから安心して!!って、こんな事ナオ様に言ってもわかってくれないか・・・」

(あ、そうなんですね・・・今後役に立つかわからないですが勉強になります。)


そう思いつつ、金髪メイドさんにオムツ交換されるナオであった。





そんなこんなで人生で1回しか訪れない大問題を解決したナオ。

次はミルクの時間のようです。


・・・・・・


「さて・・・処理も終わったことですし、初めてのミルクですよー」


(この人、やっぱり経験があるのだろうか、妙にあやし方がうまい・・・気がする。)

(そんなメイドさんは手にミルクを持って僕に飲ませようとしている。)

(さて・・・この世界に生まれて初めて口にするものだな・・・どんな味なのだろうか、若干心配である・・・)


・・・・・・


(実際飲んでみた感想・・・ミルクの熱さはきちんと感じたけど、味がしなかった。)

(でも、妙に体内にすんなり入るんだよな・・・不思議な感覚・・・)

(多分、まだ生まれたばっかだから味覚が発達してないだけだと仮定しておくか)


「お?初めてなのにきれいに飲んでくれた・・・私もうまくなってるってことかな!!」


(喜んでるところ悪いけど僕のおかげだと思うんだ・・・聞こえてないだろうけどさ・・・)

(てか、妙になれなれしいというか・・・なんというか・・・口調が軽いな、金髪メイドさん)

(そんなんでよくメイドさんができますな・・・実際何歳なんだろうな?めっちゃ若そうだけど・・・)


「さて・・・これで多分ある程度は放っておいても大丈夫だね!! そんじゃナオ様、またきますねー」


(勝手に行っててください・・・てか、扱い雑過ぎね?)

(今後、楽しい転生ライフ遅れるか心配だぞ・・・)


・・・・・・


金髪メイドさんが退出した後、ナオは最初に考えてたことを改めて考えるようです。


(とりあえず、危機は去ったってことだな・・・今後が心配になる案件もあったけど・・・)

(さて・・・今後のために何をするかだが、確か赤ちゃんって体を動かして筋肉をつけてるって聞いたことあるな・・・実際、腕とか足が重く感じるし・・・)

(よし・・・ひたすら体を動かして筋力をつけよう!!)

(・・・まぁ、暇なのは変わりないとは思うけどさ・・・)

多分・・・若干時間が進む・・・かな?

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