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ぷろろおおおおおおぐ!!(プロローグ2)

僕、文月直人は何か面白い本が無いか学校の図書館で物色中である。


(あ、萩先生の新刊だ)


萩先生とは、僕が中学校から好きであるはぎ 葉子ようこという有名作家さんだ。

僕はそれを手に取って読んでみることにする。


・・・・・・


先生の今回の作品「悪魔」はとても人間の心理を深くついた作品だった。特に人物の疑心暗鬼をうまく使った表現にはとても興味を引いたと読み終わって感じた。


「あ、読んでたら五時半回ってた・・・ 帰る準備しなきゃ」


僕は荷物をまとめ、昇降口の下駄箱に向かう。

そういえば、今日は校内に残ってる人がいつもより少なく感じるけど、時間が遅いからかな?

そんなことを思いつつ、昇降口まで来ると一人の女子生徒と出会った。

この学校の生徒会長で僕と同じクラスの「神楽坂 紬」(かぐらざか つむぎ)さんだ。結構有名だから僕でも顔と名前は憶えている。


「あ、直人君 今から帰るところ?」

「あ、はい そうです」

「確か、途中まで同じだったよね ちょっと、おすすめの本を教えてほしんだけど一緒に帰らない?」

「まぁ・・・わかりました。とりあえず、学校から出ましょう。」


・・・・・・


「それで、直人君おすすめの本はなにかな?」

「やっぱり、萩 葉子さんの作品ですかね 僕が一番好きな作家さんなので」

「あ、萩さんの本なら初期のやつなら読んだことあるよ 結構人生について考えさせられる小説がおおいよねー」

「紬委員長は恋愛小説とかを読んでるのかと思ってましたが人生についての作品も読むんですね」

「まぁ・・・直人君ほど読んでるわけじゃないけどね んー、とりあえず、萩さんの作品もう一回読んでみようかな」

「えぇ・・・本というのは改めて読んでからも新しい発見がありますからね、それもいいと思います」


こう、会話しつつ委員長と別れるため大通りに出た。


このとき、遠くから聞こえる衝突音に気が付いていればもしかしたら助かってたのかもしれない。


「・・・!! 直人君!!後ろ!!」

「え、いきなりどうしましたか?」


僕が後ろを振り向いた時には目の前にトラックが迫っていた。

そして、それを最後に強い衝撃とともに目の前が暗くなった。

まだ、異世界に行かない(´・ω・`)

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