ロッソーナ会談
概要
神帝歴35年、当時のロッソア帝国の中心地、ロッソーナで行われた会議。
オーリら創造主による会議で、世界統一後の分割統治について話し合いが行われた。
翌36年に現在のロッソア魔術国の前身となるロッソア連合が、ロッソーナ会談の内容に基づいて設立されており、その後の世界情勢に大きな影響を与えたと言える。
参加者
オーリを首領とする創造主たちのパーティの呼称は、こんにちに至るまで確定されていない。
俗に「創造主パーティ」「オーリパーティ」などと呼ばれているが、これら名称を神帝オーリは容認していない。ここでは便宜的に「パーティ」と呼称する。
会談の参加者は6人のうち、以下の5名である。
オーリ
ヴォーディ
イルギィス
シューゼン
トゥーリ
この会議を唯一、女帝シーマが欠席している。
欠席の理由は定かではないが、のちにこの会議が無効であると主張するシーマによって、ロッソアの乱(神帝歴44年)が引き起こされたことを考えると、当時、オーリが世界で第2位の戦力を有していたシーマを意図的に除外したのではないかとする学説もある。
詳細
会議は盛の月24日から行われ、翌朝まで続いた。
開闢魔術師イルギィス、殲滅する聖職者シューゼン、世界の叡智トゥーリの3名(始祖3帝)による世界の分割統治を主題としていた。
オーリによる発案をトゥーリが起草したと考えられており、全会一致で可決されている。
また、このとき同時にオーリの神帝への就任も取り決められた。神帝は始祖3帝の上位にあたり、分割統治される3国を包括的に管理する世界最上位役職(筆頭君主)であるとされた。
ただし、オーリの神帝就任はすでに既定路線であったともされており、ロッソーナ会談によって決定された事項は、厳密には始祖3帝による世界の分割統治だけであったと考えられる。
この会議において、女帝シーマと絶対無敗の剣豪ヴォーディの身分は決定されておらず、神帝オーリの妻であった女帝シーマはおくとしても、ヴォーディはその後一切の要職についていない。
このため、実際にはパーティ内の政治的抗争があったのではないかと見られている。
ヴォーディは死の3年前までメカリア神聖国の西策伯という地位にあったが、これはメカリア西部地域を統治するものでメカリア神聖国皇帝の下位職であった(死後、メカリア神聖国伯皇臣という地位を当時の王であったワイゼンより贈られている)。
始祖3帝とは異なり、神帝オーリを除いた場合の最上位役職にヴォーディは1度も就任していない。
こんにちにおけるロッソーナ会談の意義は、神帝オーリの神格化、及び始祖3帝による世界の分割統治を予め認めることでパーティにおける統一後の争いを抑制することであるとされる。一方で女帝シーマ、メカリア神聖国伯皇臣ヴォーディの政治的敗北をも示唆している。
結果
全会一致で以下を可決。
神帝オーリの筆頭君主への就任。
イルギィスおよびその子孫によるロッソア魔術国の統治。
シューゼンおよびその子孫によるメカリア神聖国の統治。
トゥーリおよびその子孫によるヤポニア技術国の統治。
(『神義定款』:ロッソーナ会談)




