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登場人物や用語の解説

<<登場人物紹介>>

 ※注意書き※

 本小説に登場する乙女ゲーム「Blue Spring Age」の登場人物の説明です。あくまで主人公が「ブルスプ」として認識している設定です。小説上では、主人公の行動によって、登場しないキャラもいますし、「○○に恋をする」と書いてあるのに、恋をしない、なんてことがありますのでご注意ください。名前と、爵位と所属クラブの備忘用くらいのイメージでお願いします。あと、ネタバレ含みます。


<女性>

◆ホリー・ヴァレンティノ:主人公。子爵。


◆ヘザー・バーナード :侯爵。主人公と同じクラス。最初は主人公と仲が良い。芸術部。同じクラスの二アール・アンドレイに恋をする。


◆デイジー・エステバン :侯爵。宰相の娘。学級副委員長。真面目。図書部。キアラン・バータルに恋をする。


■ローレン・エリス :侯爵。生徒会メンバーとなる。ファーガス・ボルドに恋をする。


■オリヴィア・フロスト :子爵。音芸部に所属。歌唱力があり、綺麗なソプラノで歌うソネットには、音芸部でも屈指の実力者となる。ゴウィン・ニールに恋をする。長い黒髪にルビーのような透き通る瞳を持つ。


■ロージー・メルヴィル :伯爵。時代を先取りした「名古屋巻き」の女の子。裁縫部。サリヴァン・ローデヴェイクに恋をする。


■リリー・ヘイワード :伯爵。園芸部所属。ブリキット・アレクサンデルに恋してる女の子。


◆ヴィヴィアン・モーム :伯爵。舞踏部に所属。宰相の長女。ゴヴァン・ルイージに恋をする。


◆チューティア・リノアル:通称チュートリアル娘。亜麻色の長い髪の女の子。


<男性>

■ブリキット・アレクサンデル :王族

 王子様 容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。黄金色の髪の毛。

 みんなから愛される、ちやほやされることになれていて、ちやほやしてくれない存在を異様に警戒してしまう。彼を攻略する際には、すべてのライバルキャラからいじわるされる。 


◆ゴヴァン・ルイージ :侯爵。主人公と同じクラス。ルイージ商会の息子。この国で最も財力を持つ家系。両替商。舞踏部に所属。


◆二アール・アンドレイ :侯爵。主人公と同じクラス。騎士団長の息子。剣に優れている。構ってちゃん。剣術以外のこともやってみたいと、芸術部に所属する。


■ファーガス・ボルド :公爵。生徒会長。2年生。

 下位ではあるが王位継承権を持つ存在。生徒会では会長として立場は上だが、身分としては下位であるという、ブリキット・アレクサンデルとの関係に内心では苦慮している。


◆キアラン・バータル :伯爵。主人公と同じクラス。知性あふれるメガネキャラ。学級委員長。チェス部に所属する。学級委員長として、自分がクラスにどのような貢献ができるかを考えている奉仕の心あふれる人間。


■ゴウィン・ニール :侯爵。音芸部に所属。テノールで歌うソネットは多くの女性の心を惹きつける。


■サリヴァン・ローデヴェイク :伯爵。黒い眼、黒髪。乗馬部。


<クラブ活動>

・音芸部:ソネット形式の唱歌を歌うことがクラブ活動のメイン。オリヴィア・フロストが所属。


・芸術部:絵画、彫刻を行う。ロージー・メルヴィルが所属。


・図書部:デイジー・エステバンが所属。リファレンスと本を書架に戻すという活動を行う。写字も希望すればできる。

 

・裁縫部:ヘザー・バーナードが所属。

 

・園芸部:リリー・ヘイワードが所属。

 

・舞踏部:ヴィヴィアン・モームが所属。

 

・生徒会:ブルスプ2週目以降に加入することができる。ローレン・エリスが所属。

 

・軍棋部:模擬戦闘を行うチェスのような競技。女性は所属できない。

 

<昼休みを過ごす場所>

・カフェテリア:一般的な食堂。ただし、食事の提供はない。


・教室:教室は半円形で、ローマのコロシアムの観客席のように後ろに行けば行くほど、座る席が高くなるという構造。


・噴水前:石と芝生でモザイクの模様がある。そしてその中央には噴水。木陰もあり、その下にはベンチが置かれている。マイナスイオン環境が最高。


・中庭の木陰:広々とした芝生の中心に、大きな木がある。この木なんの木、的な木である。


・春の園:春には、赤、紅紫、桃、紫、青、白、複色のアネモネが咲き乱れる園。夏には、ダリアを鑑賞できる。ポンポン咲き、デコラ咲、カクタス咲などをする品種など、多くの種類の球根が植えられる。赤、紅紫、桃、橙、黄、紫、青、白、複色。


・夏の園:背の高い生垣を利用した迷路となっている。迷路園。実は、迷路園の中心に秘密の空間があり、ガゼボがある。この秘密の空間に入るための入口も、隠されていてなかなか気付かれない。


・秋の園:何故か茶室が存在し、それに付随する露地、茶庭がある。僧都(獅子脅し)もあり、本格的な日本庭園。マリジェス学園になぜ日本庭園が存在しているのかは不明。夏には蛍も見えるとのこと。


・冬の園:池の中にガゼボ、東屋がある。冬にはガゼボから池の周りに咲いている冬薔薇を鑑賞することができる。アランフェス宮殿「島の庭園」がモデル。


<<授業科目>>

<座学>

・文法学:ラテン語の勉強

・修辞学:スピーチ、演説の練習をする。

・幾何学:数学の勉強。

・論理学:2年生以降の科目。

・天文学:2年生以降の科目。


<実技七芸>

・乗馬:障害物を乗り越える等の競技。甲冑を着ての乗馬もあり。

・水泳:重石を付けて泳ぐ。また、甲冑を水中で脱ぎ、浮かび上がるという練習もあり。

・射術:弓矢の練習。上級生になると、馬上からの射術も習う。

・剣術:剣と槍の練習を行う。

・狩猟:実戦形式の模擬戦に近い。学年合同の授業。上級生が主に騎乗する。下級生は基本的に盾持ちとして上級生に随伴する。

・軍棋:戦術を学ぶ。現代のチェスゲームのようではなく、地形などを考慮した軍の配置に重点が置かれる。ボードは、山、森、川、湖、谷、城壁など、様々な地形が置かれた多種多様な物がある。攻撃側と防御側とに分かれて興じる。

・作詞:所謂ソネット。14行詩で、押韻構成は「ABAB CDCD EFEF GG」が一般的。


<音楽科目>

・竪琴と笛:竪琴と笛の練習をおこなう。

・唱歌:英雄譚を歌う。男性と女性パートがあるものも多く、恋愛の歌だと、男性の求愛に女性が答えるという形式が多い。


<学園祭>

唱歌祭:6月に開催させる。現代で言えば音楽祭。

武芸祭:9月に開催される。剣、槍、棒術などの個人競技と、狩猟などの学年対抗戦がある。


<<参考文献>>

 この作品を書く為に読んだ本、というような程度です。参考にしたり、プロットとの整合性が合わない部分は無視したりと、かなり好き勝手に使わして貰ってます。中世という舞台からあまり外れないようにするためのアンカー、という程度だと思ってください。


石山修平「西洋古代中世教育史」有斐閣、1950

松平 千秋、国原 吉之助著「新ラテン文法」東洋出版、1972

田中 秀央 「羅和辞典」研究社辞書部、1952

カッシーラー,E.著「国家の神話」創文社、1982

エルンスト・ハルトヴィヒ カントーロヴィチ著 「王の二つの身体〈上〉 」筑摩書房、2003

エルンスト・ハルトヴィヒ カントーロヴィチ著 「王の二つの身体〈下〉 」筑摩書房、2003

阿部 謹也「ヨーロッパ中世の宇宙観」講談社、1991

ボルスト「中世ヨーロッパ生活誌1」白水社、1985

ボルスト「中世ヨーロッパ生活誌2」白水社、1985

ノーマン・コーン「魔女狩りの社会史 ヨーロッパの内なる悪霊」岩波書店、1983

上智大学中世思想研究所紀要中世研究「中世の自然観」創文社、1991

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