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着せ替えショー


「霖華ー !!」


「どなたですか…って、美斬さんですか。お久し振りですわね。」


美斬が大和と霖華の部屋の入り口で叫ぶと、霖華がドアを開き、顔を出した

何故か、チャイナドレス姿である


「おい、霖華…。なんでチャイナドレスなんだ?」


「え?あ、あら!まだ、着替えていませんでしたわ。つい癖で…。まぁ、上がってくださいませ。」


『はーい。』




リビングにはいると、大和が瞑想をしていた

涼悟と美斬が眺めていると、瞳を開いて挨拶をした


「…久しぶりだな、二人共。」


「相変わらずだな、大和。夏休みは何してたんだ?」


男子二人がリビングに座り込んで話始めると、霖華と美斬が隣の部屋に消えた


「…夏休みは、実家に帰っていた。」


「へぇ、大和もか。」


「…涼悟も帰っていたのか。鬼龍家は、確か北海道だったな。」


「ああ、嵐堂家は京都だっけ?どうだった?」


「…皆元気そうだった。」


大和の嵐堂家は京都にあり、関西地方の《魔物》を狩ることを生業としている


ちなみに、御三家である《鬼龍家》《火刀家》《嵐堂家》には担当地域があり、鬼龍家は北海道及び、東北地方

火刀家は関東地方及び、中部地方

嵐堂家は関西地方及び、九州地方担当である


「ふぅん、そりゃ良かった。で、京都まで行って何してたんだ?」


「…父上に用があったから帰った。あとは、兄弟たちの相手をしてくれと頼まれて、昨日まで実家にいた。」


大和は5人兄弟の長男で、嵐堂家の次期当主である


「俺と同じだな。俺は、美斬と一緒に帰ったよ。」


そして、涼悟は実家での出来事を話した

すると、大和が何故か納得したように頷いた


「…ふむ、なるほどな。」


「何がなるほどだよ。」


「…美斬と婚約したという話は真実だったのか。おめでとう。」


「は !?」


「…恐らく、御三家ではもう知れ渡ってるぞ。」


「な、なん…。………ああ、父さんか…。」


涼悟の頭に満面の笑みを浮かべ、書類を書いている冷路が写った


「そんな話聞いてねーよ…。」


「…別に問題無いだろ。」


「まあ、そうだな。全く問題無い。…そういえば、霖華と美斬は何してんだ?」


話はじめてから15分はたったが、二人は隣の部屋に引っ込んだままだ


「…そろそろ来るだろう。」


大和がそう言った直後


「お待たせしましたわ♪」


「お、お待たせ…。///」


「何してたんだ…よ………。」


「………。」


現れた霖華と美斬の姿は、何故かミニスカチャイナドレスだった

霖華は、藍色の生地に金糸で蓮の花の刺繍をしている

美斬は、白色の生地に赤色の糸で龍の刺繍を施されている


「いかがでしょうか?お二人共。」


「うぅ。ど、どう…?///」


涼悟と大和は、霖華と美斬を頭から爪先まで見た


「お、おお。似合ってるよ、二人共。」


「…凄く似合ってる。」


「うふ♪ありがとうございます。」


「あうぅ…。///」


その後、霖華と美斬による着せ替えショーが30分も続いた…



続く…



はい、久々に更新しました

大変遅くなって申し訳ありません…


今回は、大和の夏休みについてでした

霖華については、後々描きます


さあ、チャイナドレスですよ

皆さんは好きですか?

私は、大好きです(オイ


では、また次回!

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