表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/49

昼休み

―――キーンコーンカーンコーン…


「ふぅ~…午前の授業終わったー!!」


「ねぇ、美斬。今日一緒に屋上でご飯食べない?」


「いいよー。でも珍しいね、いっつも翔兵と二人っきりでご飯食べてるのに?」


「ち、ちがうよ!////// あーもう!行くよ!涼悟も!!」


「はぁ!? 何で俺も!?」


「いいから!! い・く・の!!」


「はぁ~…。はい、はい。」



屋上―――


「つーか、何で霖華と大和もいるんだよ。」


「いけませんか?はい、大和さん。」


「…霖華の付き添いだ。…ありがとう。」


「あっそ。」


すると、美斬が


「ねー、癒亜。」


「ん?」


「…なんか聞きたい事、あるの?」


「…!何で分かったの?」


「んー…何となく。違うの?」


「…はあ。昔から美斬にはかなわないな…。そうだよ、今日は二人に聞きたい事があるから呼んだの。」


癒亜は美斬を誤魔化せない事を悟り、目的を明かした


「俺達に聞きたい事…?」


「…昨日、何があったの…?」


その瞬間、美斬の顔が凍りついた


「涼悟すごい怪我してたし、美斬は気絶してたし…。闘技場見たら壁に大穴空いてたし…。」


「な、何にも無いよ!! 」


美斬はあわてて否定するが、幼馴染みの癒亜には無意味だった


「嘘つかないでよ!! 何で私達に黙ってるのさ!! 昔から美斬は何か隠してる!! 涼悟も知ってるんでしょ!?」


「落ち着け、癒亜。」


「そうですわ、癒亜さん。」


翔兵と霖華が宥めようとするが、癒亜はおさまらない


「皆は気にならないの!? 絶対何かあったのに!!!! 」


癒亜は怒っていた

幼馴染みである自分に何も教えてくれないことに


その表情を見た美斬は決心したように口を開いた


「わかったよ。全部、教えるよ。」


「いいのか…?美斬。」


「大丈夫。どのみち、涼悟に話したときから皆にも話すつもりだったし。」


「…そうか。無理、するなよ?」


「うん、ありがと。…じゃあ、話すね。昨日の事と、私の事を…。」



続く…




癒亜は何となく気づいてたんです

6歳の頃からの付き合いですから


さあ美斬の正体を皆に明かしました…

どんな反応をするでしょうか?


次回もお楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ