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暴走

涼悟視点


切られた背中が痛い

そんなに深くないと思うがほっとくとマズいだろう


『涼悟様!?大丈夫ですか!?』


「…何とか。けどこのままだとマズい。」


人形の《魔物》が迫って来ている

すると炎花の叫び声が聞こえた


『美斬様!?ダメです!!今その力を出しては…!!』


「炎花!?美斬に何かあった…」


急いで美斬のほうを見ると

全身に炎を纏い、爪が異常に長くなり

まるで人形の《魔物》のようになった美斬がいた


だが美斬は意識が無いようで

炎花が声をかけても気づいていない


『美斬様!!!!』


《魔物》が美斬の存在に気付き、一斉に美斬に牙を向ける

すると、美斬は身体に纏っている炎を一層強くし、《魔物》に向かって放った


その時、眼帯が炎によって焼け落ちた

その瞳は血のように赤かった


ドゴオオオオォォォン!!!!


美斬の炎は《魔物》を焼きつくし、壁に穴を穿った


「美斬…!」


俺が美斬を呼ぶと


「あ…涼…。」


元の姿に戻り…倒れた


『規定数を討伐終了しました。鬼龍・火刀ペア、合格です。』


アナウンスだけが闘技場に響き渡った


続く…

今回は暴走でした


これが美斬の《枷》の正体です


次回から詳しい説明を書いていきます


次回もお楽しみに


皆さん、明けましておめでとうございます♪

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