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第8話 領地リフォーム計画(道の整備①)

―side ラルク―



「ふぁーー!よくとったー!」



 今俺はダンジョンから帰り、自宅のボロ屋敷にいる。このボロ屋敷というのは本当に誇張抜きでボロ屋敷で、ボロい。ボロカス言って申し訳ないが、貴族とは思えないボロ屋敷。どこかの村の村長の屋敷といわれた方がまだしっくりくる。村長の屋敷と違うところは馬鹿でかいところだ。馬鹿でかいから維持費がかかる。つまり、うちの家計はこの屋敷を維持するだけでも結構お金がかかっているのだ。状況が厳しすぎる。

 それでも、5つ年上のアレクにーに、3つ年上のソフィーねーね、ゼクスパパとキャロルママは毎日幸せそうに笑いながら生活している。そんな朗らかな領主の領地だからか領民も民度が高く、また貴族の友達もいい人ばかりだ。素晴らしい。

 この笑顔守りたい。

 まあ、平民でも商人の方が良い家に住んでいるということは地方ではザラにある。今日から少しずつ生活環境を変えていきたい。

 ちなみに今回の戦利品は全てアイテムボックスの中に入れてある。

 主にスライムシリコンと石と砂だ。こんな感じである。


 ◻︎砂

  砂 1000個

   砂利 1000個

   コンクリートパウダー 1000個


 ◻︎石

   丸石 100000個


 ◻︎魔物

   スライムシリコン 1000個


 まずまずの収集成果ではなかろうか?砂利は、砂にも分類できるし、石にも分類できるが、アイテムボックスのシステムの分類上は砂に分類されるようだ。



「まずは、かまど作りと言いたいところだけれど、その前にやることがあるか」



 そう。この家、どこにいくにも道が整備されていなさすぎる。

 徒歩や馬車での移動時間のタイパおよび削られる体力が半端じゃなく悪いのだ。

 ここで俺が屋敷から整備したとしよう。屋敷が改善して得をするのは家族だけである。

 しかし、移動を改善して得するのはそれよりももっと多い。屋敷に出入りする使用人はもちろん、出入りする商人や屋敷がある町「アルケー」の領民とアルケー以外の男爵領から来た領民、少ないけれど、この屋敷に遊びに来てくれる他の貴族の皆さんおよびその使用人……などなど。

 関係者が全然多いので、優先度はこちらの方が高いだろう。物流が整備されれば、ヒトモノカネの経営資源が流れやすくなる。

 したがって、かまど作りよりも先に道を整備する必要がある。

 丁度、家族は全員外出中だし、今がチャンスだ。



「ブロック!」



 土魔法ブロックを使って、大量の丸石を家の前から玄関へと敷き詰める。

 一応、この家。ボロいが屋敷ではあるので、門から屋敷までの距離が20メートルくらいある。

 そこを丸石を使って整備する。

 一通り詰め終わった。

 


「ポリッシュ!」



 これまた土魔法、ポリッシュを使って石を研磨していく。



「クリーン!」



 最後に光魔法クリーンを使ってゴミ掃除したらピカピカの石畳の完成だ。


 

「ふぅ……こんなものかな」



 とりあえず、家の中はこんなものだろう。

 それが終わったら、今度はこの領地に関係する施設全般の道をつなげる作業に入る。

 一応、まだ3歳ではあるが、結構村中を回っているので、この村のことはだいたい知っている。



「ななな…なんじゃこりゃーー!!」



 次の作業に入ろうとした時、父上の声が聞こえた。

 


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