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摩訶不思議な話

摩訶不思議な話

作者: 小野田 成親

第一話 不思議な光


私が小学校1年生の時に、近くの駄菓子屋で売っているおもちゃが欲しくて親に「買ってくれ、買ってくれ」とせがみ倒して最後には私が粘り勝ち、買ってもらえる事になりました。

季節は冬の午後6時過ぎ、外は既に薄暗く一人で行くには危険なので「姉と二人で行って来い」と親に言われ、一歳上の姉と行く事になった。


親からお金を貰い駄菓子屋に行く途中、Tさんの家の屋根の上に何やら不思議な丸い発光体がフワフワと浮いているのに気が付き、姉に「あれは何か」と聞くと、私の指先にある発光体を見て「あれは流れ星や」と言われ、私は初めて見たので「あれが流れ星か」と思いながら駄菓子屋に再び向かい歩き出した。


ふと後ろが気になり振り向くと、今まであった発光体が無くなっていた。

再び姉に聞くと「流れ星はすぐに消えるものや」と言い歩き出した。


駄菓子屋に着いて目当ての物を買い、帰路についた。


親にTさんの屋根の上に流れ星がフワフワと浮いていた事を言うと、「どんな流れ星か」と聞かれ不思議な色の丸い発光体と答えた。

すると親から「お前気持ち悪い事言うな」と言われ、何が気持ち悪いのか分からないし気分を変えて買ったおもちゃで遊ぶ事にした。


翌日 学校から帰り、遊びに行った。

夕方家に帰ると回覧板が回って来ていて、親が回覧板を読むと「昨日Tさんのおじいさんが亡くなった事が書かれていた」との事だった。


そして親が「お前が昨日見た発光体は、人魂かもしれんな」と言われ、私には分からないがあの発光体は何だったのか?


後日姉に流れ星の話をすると「そんなん見てないし覚えてない」と言われた。

でも確かにその時一緒に見たはず・・・

覚えていないのではなく、姉は見えて無かったのではないか・・・


私が光る丸い発光体が飛んでいるのは流れ星かと思い込んだのかもしれませんが、光る丸い発光体は結局何だったのか今でも不明なままです。         


今後も実体験で起きた不思議な話を投稿します。

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