さくらさくら
さくら♪ さくら♪
わたしを うけいれておくれ♪
そう言って、桜の幹にそっと抱きつく。
ここは桜の里。
人の地。
そして人外も受け入れる場所。
おには~うち
おには~うち
人の声が響く。
人に守られ
桜に護られて
ひとによりそい
ひととともに
この地で生きる
わたしはこの土地の子になる。
放浪ののちにたどり着いた桜の里。
花で満たされる時をここで待つことを、
その子は決めたのだった。
眠り続けている樹
その木肌を抱きしめ
おでこをくっつけた子の
小さき角が触れる
春はもう
すぐそこに近づいている
-蛇足-
『吉野の桜と鬼』
ファンタジー?
現代劇?
吉野山と、鬼は内の言葉から何か出来ないか?
「吉野は受け入れ再生する地」
たまたま見かけた番組で思ったシーンと言葉です。
物語として書こうとも思いましたが、
時間も無いので(^_^;)
とりあえず思いつきのメモ書きのようなものを、
勢いで詩片のような形に纏めてみました(^人^)
ご笑納いただけたら幸いです(*^^*)
そう言えば吉野山は、
役行者の後鬼の子孫の方の地でしたね。
ネットで見直すまで忘れておりました(^_^;)