第二話 いつも通り ₍前₎
こんにちは。
二話を投稿します。
ちなみに一話より少し長くなっています。
どうぞお読みください。
、、、、「あっそういえば、今日の教科って国語・理科・体育・家庭科・社会・道徳だよね?」
「そうだよ、忘れ物は無い?」
「多分大丈夫。」
今日は月曜日。正直言ってしんどい。まだ五教科じゃないだけマシだけど、
木曜日だと五教科揃うから本当にしんどい。
「ねぇ華ちゃん、昨日テレビで浄児天皇陛下の退位が話題になっていたよね」
「確かに~」
「言われてみれば、どの番組もそのことばっかりだったね。」
「全大和宗教番組も退位を取り上げていたからね~」
,,,,,,,居候は黙っててくれ。
「どうしたの?華ちゃん、どこか具合が悪いの?」
「え?、、アッダイジョウブダヨ」
「なーんか華ちゃん、嘘ついている?棒読みになっているよw」
ごもっともです嘘ついてます。
「でも具合が悪いとかじゃないからだいじょうぶだよ。」
「ほんと~かな~、気分が優れないのは事実なんじゃな~い?」
特に、というか9割9分9厘 お前のせいだからな!居候。
「ぉ~ㇷ」
キ~ンコ~ンカ~ンコ~~ン
学校のチャイム、突然なるからビビるよね。
今は58分、8時には正門を通らないとダメだから、、ギリがね、
「東条さん、あなた毎日遅刻ギリギリで来ますよね。もっと早く来てください。」
今私を叱っている人は月見先生、私が入学するのと同じタイミングで転勤して来た
「うゎっ、すみません。次から気おつけます。」
登校して早々これだよ、 別に先生が悪い訳じゃないんだけど、
自分が悪いと思っててもイラっとする。
、、、タァン タァン タァン タァン
あ~眠い、しかも私のクラスは北校舎。南校舎を通らないといけないからしんどいし、
怖い。何故なら南校舎にはお化けがでるからーではなく
単純に3年がいるから恐い。
、 、 、 、 、 ? あれ3年が居ない。
あっそうか、今日3年は休みなんだった、これならビビることはなさそうだ。
キ~ンコ~ン,カ~ンコ~ン、、、
「はーい皆さん席に座ってくださ~い。」
南校舎、、物静かだった。
「静かだったね~」
あっ 居候、居たんだ。
「東条さん、今日って僕が朝の会だっけ?」
隣の席の子が話しかけてきた。名前は確か、佐久平応也。
「え~と、確かそのはずだった気がする。」
特に仲良くはない、ただ隣のだからか、たまに話す。
ガタッ、タァンタァンタァン、
「今から、朝の会を、始めます。」
読んでいただきありがとうございます。
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