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身内の依頼

どうもです!投稿しました!是非見てくだされ!

大江戸学園 南町木戸岳之の屋敷 時刻2025


南町某所の木戸岳之の屋敷の奥の室には木戸商店社長、木戸岳之とその社員の井上大亮、北町のよろず屋 三刀屋の所長の三刀屋徹承と社員の細郷誠治と岡田政行がいた。

「実は三日前に訳わからん奴等が店に来たんや。」→岳之


「変な奴等?」→徹承


「なんか知らないすけど“我々はこの学園並びにニホンを革命する”とか言ってきて“我々に支援金を支払え”とか何とか言ってきたんですよ。」→大亮


大亮が変わりにそう言った。三日前突然甲級のそれなりの身分の高い生徒達が木戸商店に訪問した。店の奥にある社長室に通して話を聞いたらいきなりそんな話になっていた。


「まぁ、俺達はそいつら申し出を断ったんや……大変やったんぞ?申し出を断ったらあいつら剣徒【大江戸学園で帯刀してもいい生徒】やから刀抜くところやったぞ。」→岳之


「良く死ななかったなぁ。お前ら。」→誠治

誠治はあきれ口調で岳之と大亮を見た。


「脅しでしたからね。そして奴等は帰る時に“ どうせ貴様らも一週間もすれば我々に泣いてすがるように”と言って帰って行ったんすよ。」→大亮



「何者なんですか?そいつらは?“俺達”と同じ奴等ですかね?」→政行


「………天狗党か。」→徹承

徹承が静かに口を発した。


「天狗党?天狗党って最近この学園に放火事件ばっか能がない可哀想な奴等ですが?」→大亮


“天狗党”


この大江戸学園で世直しと称して放火をしては“世直し天狗党”という犯行文を残して行く。彼等と同じ過激派のもの達である。


「おいおい冗談じゃないわ、なんで同じ同業者に狙われなければならんのや」→岳之


「もしかしたら岳之先輩の裏の事をまで知ってわざわざ催促しにきたんすかね?」→政行


「まさか、だって“あれは”商売用の積み荷の中に上手く隠しているはずだ。それにこの事を知っているのは俺達幹部だけですよ?」→大亮


「今まで奉行所の奴等にも隠し通しているしな。」→誠治


「それに“あれは”俺達だけ専用の物や“あれ”が他人なんかに渡したらエライことになるのは確実や!」→岳之


「どっちにしろ奴等が何かしでかすかわからねぇ……岳之、一応木戸商店の売上金とお前の財産をどっかに隠しとけ。」→徹承


「分かった………なぁ徹承」→岳之


「なんだ?」→徹承



「 今回の依頼なんやけど………もう1つ追加をしてもええか? 」→岳之


「……言ってみろ。」→徹承

徹承が言うと岳之は懐から一枚の紙を出した。その紙にはパッと10名以上の人名が書かれていた。


「これは?」→政行


「この紙に書かれている奴等は俺の店で働く社員達や……誰一人天狗党の兵隊とは戦えない乙級の生徒達や……だが俺にとってはこんなアホでエロな社長に付いてきたくれた皆や!例え店や屋敷が燃やされても金があれば建てられる!せやけどこいつらを守れなければ俺は一生後悔する!!……だから頼む!“党首”の権限でこいつらを守ってくれ!!」→岳之


いつもはエロな事を考えたり、人をふざけているような事をしている岳之はこの時に限って真剣な顔立ちで徹承に懇願をした。徹承は


「……分かった暇な奴等を使わせてそいつらの護衛を影ながらさせてやる。その分の費用お前出せなよな。」→徹承


「……分かった」→岳之

岳之は

そう言うと同時に徹承は回りの面々を見て


「いいか、今回は俺達にとっても岳之にとっても絶対に成功しなければならない依頼だ。もしこの依頼をしくじったら俺達に明日はねぇと思え……分かったか!!」→徹承


「「応っ!」」


こうして彼等は奉行所に頼まず今学園を騒がす同業者と戦う事になったのであった。



今回奉行所は彼等は呼びません!騒ぎを大きくしたくない事と“ある”ものを見つかるとバレるの嫌だからです!


以上海の永帝でした!

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