【プロットタイプ】後腐れの無い関係が
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
なんか、うん。何も言わなくても、何も苦しくない関係って、難しいよね。
どれだけ仲良くても、十年一緒にいても、分からないものだよ。
数時間かかる帰り道。私の傍らには誰もおらず、近所では見ないような田園風景だけがただ延々と続いている。空いた座席だけが印象的な田舎電車である
本当はこうなる筈ではなかった。此処まで電車を乗り継ぐ予定ではなかった。ただ奇縁が続いてこうなっただけ。ただそれだけである。
女子同士のグループには、暗黙の了解なるものが存在する。何かしら合理的な理由がない限りは、全員に連絡を回す。そうしないと、仲が壊れるから。
だから私も例に漏れず、当初会う予定だった一人に加え、もう一人に連絡を回した。あぁけれどもまぁ、遠方から来るべき、私とは逆方向の友人には一切の連絡を入れなかったのだ。
別にその子の事が嫌いという訳ではない。ただどうにも若干水が合わず、自分の中で未消化の部分が心に影を落とす。相手は良かれと思っているからなおのこと、ややこしくなる。
言い訳はなににしよう。伝えれば受け入れてくれると思う。けれどもまぁ、残念そうな顔をされるのは、明白であろう。そうなると、やはり誘った方が良かったのでは? と思うのだ。
「ただいま」
家に帰ると同居人の瑠衣が此方を見た。相変わらずの朴念仁の顔が此方を見た。其からふと顔を逸らす。あれが彼にとっての『おかえり』の代わりである。それが冷たいとも、意地が悪いとも思わない。ただ瑠衣なりの独特の挨拶の仕方がこれってだけである。
「ちゅーしてい?」
一瞬、何を口走ったか分からなかった。其れは相手もその様で、ふと驚いた様に顔を上げた。其から僅かに眉間に皺を寄せて、ただ怪訝な顔をした。
「何故?」
「わかんない」
「なんじゃそりゃ」
でも何故だか、無性に口を合わせたくなった。何でもない、何もただ考えず、ぐりぐりと乱暴に唇を合わせたくなった。
「後腐れとか、ないからかな。なんて言うか、何も考えなくて良いって言うか。それでも、なんか上手く回りそうな、安心が……」
――欲しい。
そう言うと、体勢を整えて座り直すと、其方を見た。相変わらずの朴念仁である。
「好きにしろ」
「許してくれるんだ」
「……ま、あまり良いものじゃないがな。言わなくても分かると思うが」
そう言うと、僅かに眉根を上げる。ただそれだけが終わりの合図だった。
男性がどんなチームとかグループとか作るのかは知りませんが、女子同士の軽口って、多分軽口でさえないんじゃないかなって軽口なんですよ。
どう転んでも悪口にならないような軽口って言うのかな。
例えば、本当に例えば、
『博物館とか水族館とか、洋館がめっちゃ好きでぇ』
とか言ったら、
『食もだろ?(甘いもの大食いするの好きだろ?)』
とか。
なんて言うかな、暗黙の了解が無数にある。
そしてその根底と言うのは
『相手を絶ッッッ対に傷付けない』、
軽口叩くときは『三年の密な付き合い』、
もしくは『明確に相手の地雷を踏んだ時』
って決まってるんですよ。
だから別に、例え『なんか合わないな〜』とか『なんか嫌だな〜』ぐらいの感情は、総じて踏み倒す感じ。
※分かるかなぁ。この感じ。雑に扱ってそうで、根底は『いや、繊細だしな』があるってか。
つか、男性の友情ってどんな感じ?
だから、デ○ズニーハブられた。って裏で揉めたり、ギスギスしたりするんですが。
※私も内緒にされたらギスるな。隠さないで居てくれたらノレるけど。
今度遊ぼー。で、連絡来なくて、『あーあの時はその場のノリが高じたものかー。ま、よくある話だね』とか。
※なんでこんなに人間関係ってややこしいんだろうね? 数十年生きてきたけどなんも分からんよ。
でもそういうのが、本当にそう言うのが、『めっちゃしんでぇな。辛ぇわ』と思うことがままあるんですよ。
些細な気遣いの山で自分の首を締めるってか。
そんな時に、互いが互いに雑に扱っても良くて、言葉の裏の裏まで知ってる相手がいたら、どれだけ楽かなって。たまに思う。
瑠衣はキスとかそれ以上の事、嫌いなんだよね。
結婚した相手(鏡花)に何も思わないことが死ぬほどコンプレックスだから。
それも分かっているから言葉は最低限。
お前が辛いなら、それぐらい今は許してやるよ。
という空気感。
まぁ瑠衣の良いところは裏表がない。
嘘をつかないところだからね。
些細なことでメンブレしないところ。
でもそういう女子間での気遣いをフルでしてくれる(あくまで表面のみ)のは、ゆらりぃだからさぁ。
ゆらりぃは愛でたい。




