【都市伝説】欠損包帯男
閲覧注意です。
これを読むことで不快な思いや、憤りを感じる人もいると思います。
作者は作品として書いたので、
これを読んだことで起きる全ての事象に責任を持ちません。
理解した上で読み進めてください。
よろしくお願いいたします。
欠損包帯男って知ってる?
けっこう有名なやつ。
君が知らないのなら、欠損包帯男の話をしようかな。
この前まで、欠損包帯男は大陸の方にいて、日本には最近になってやって来たんだ。
オ バ ケみたいなものだと僕は思ってる。
ソイツと会うと、不幸なことが起きるらしいから、対処方法を教えるね。
まず一つ目、遭遇しないこと。
欠損包帯男は五体満足な人のもとに現れる。
天気が曇り、もしくは雨の時、周りに人がいない状況で外にいるとほぼアウト。
何か変な白いものが視界に入ったなぁと思ったら、もう狙われてる。
次の瞬間には、目の前にソイツはいる。
遭遇しないためには、曇りと雨の日は外出を控えること。
外にいるなら、他人の目があるところを利用すること。
一人なら、携帯電話でも使って誰かと会話していることだね。
これだけで欠損包帯男は寄ってこない。
二つ目は、遭遇した時の対処方法。
欠損包帯男が目の前に現れたら、逃げてはいけない。誰かを呼んではいけない。追い払ってはいけない。
欠損包帯男はその場で対処しないといけないんだ。
もし逃がすと、天候や場所に関係なく次の日に、たくさんの欠損包帯男を連れてやって来る。この時も、対処の方法は変わらないんだけどね、複数相手だから、ちょっと面倒くさくなるんだ。
欠損包帯男とは、全身に包帯を巻いた男。必ず体の部位のどこかを欠損している。片足がなくて松葉杖をついているかもしれない。片腕がなかったり、お腹に大きな風穴があったり、もしかしたら首から上が存在しないのもいるかもね。
ソイツは質問してくるんだ。
「名前は××××か?」
自分の名前を言われても動じないで、君は「違います」と言うんだ。
「家が△△△△△、○○○の××××か?」
住所も所属も当ててくるけど「人違いです」と言う。
次に、欠損包帯男は体の部位を奪っていいか尋ねてくる。
「□□□をくれ」と言われたら
「□□□はあげられない。自分には□□□がないから」と言う。
体の部位を変えて何度もしつこく聞いてくるが、
「あげられない。自分にはないから」というシンプルな返答だけでいい。
最後に
「友人はいるか?」
「家族はいるか?」と尋ねてくるんだけど、
「友人も家族もいない。自分は一人だから」と言うと、目の前から欠損包帯男は消える。
まぁ、質問されたことに対して、全部に「ノー」と言えばいいってわけ。
簡単でしょ。
あぁ、ソイツは疑うという心を欠損してるからね、いくら嘘をついても大丈夫なんだよ。
ソイツを哀しんではいけないよ。
また、どこかに現れて新しい仲間を探すから。
不幸が起こるって何なのって?
んー、実は皆、知らないんだ。馬鹿じゃないから、誰も被害を受けたことがないんだよ。
強いて言うなら、欠損包帯男に会ってしまったことくらいかな?
なんでも、見た目の気味悪さはトラウマものらしいよ。
明日は雨だから、気をつけてね。
それじゃまた明日。
おわり
作者の他の話も読んでくれたり、評価をくれると嬉しいです。




