表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

37/84

入学初日

 自己紹介も終わり、学院の教師から学院内での簡単な説明があった。


 グランザリア第2学院ではクラス変更はなく、5年間同じクラスメイトで授業を受けることになり、基礎学年では名前の通りで文字の勉強から計算、歴史、基礎戦闘訓練、魔法など広く浅くをいろいろ勉強させるみたいだ。


 そこで自分の適性や趣味などを探させようという事だろう。


 オリビアも現在の夢は最強の冒険者だが、別に戦闘関係でなく好きな事をすれば良いと思っていた。


 当初は自衛の為に強くしようとしたけど、予想以上にオリビアは強くなってしまったから、冒険者としてはまだまだだけど、街中で生活するだけなら十分な強さがあると考えている。


 学年の授業は基本的に午前中のみで帰るらしい。


 簡単な説明が終わった位で丁度よい時間になったらしくて、休憩時間に入った。


「ちょっとオリビアさん」


 休憩時間に入るとすぐに誰かから声をかけられた。


「えっと、レムさんだっけ?」


 話しかけて来たのは双子の姉妹、レムとレイだった。


 ふたりともピンク色の髪をした美少女だが、姉のレムは髪を短めにしており明るい性格な印象を受けるのに対し、妹のレイは長い髪をした内気な性格の美少女という印象だ。


「ええ、そうよ。私は魔法師の名門バーン家の次期当主よ」


 ほう、バーン家がどのくらい偉いかは分からないけど、魔法師の名門って言う位だから凄い魔法を使えるのだろうか?

 ちょっと見てみたいかな。


「へ~、そうなんだ。それでどうしたの?」


「オリビアさんはさっきの自己紹介で最強の冒険者になりたいといってましたよね?」


「うん! 私は最強になるの!」


「ならば私と最強をかけた勝負ね。」


 またガブエルくんみたいに勝負をふっかけてくるパターンかな?


「えっ?戦うの?」


「違うわ。勝負と言っても毎年行われる総合試験結果での勝負しましょう」


「それが最強なの?」


「そうです、力だけでは最強とは言えませんよ。全てに勝ってこそ最強です。」


 確かに、力だけ強くてもただの脳筋だし、言っていることは間違いないけど発想が子供らしくないな……


 バーン家で英才教育でもされているのだろうか?


「そんなのがあるんだ。それが最強なら私は負けないよ!」


「ふふ、楽しみです。でもライバルはオリビアさん以外にも多そうですけどね」


 そうなんだよ……


 オリビアのクラスだけでも閃光の勇者、お姫様、バーン家の双子と強そうな気配がする子供が沢山いるのに、似たような気配を他のクラスからも沢山感じるんだよな……


 オリビアからしたら楽しいかもしれないけど、ちょっと心配事が増えていく気がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ