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ライバル?

 オリビアがガブエルくんを投げ飛ばして気絶していたが、ソフィアさんの回復魔法により既に目を覚ましていた。


「まさか俺が負けるとはな……、オリビアは強いんだな。」


「うん! 最強の目指してるからね!」


「なら今日から俺とオリビアはライバルだな!」


「ライバル?」


「ああ、今はオリビアの方が最強に近いが、俺ももっと強くなってオリビアに負けない冒険者になってみせるぜ!」


 ライバルかぁ。


 前世の私には無縁の言葉だったな……


 私は小さいときから自然と魔導を覚えてしまい、気がついたら最強になっていた気がする。


 あれ?


 そう言えば私の両親は誰だったかな?


 誰かに育てられた記憶が無いぞ……


「うん! ガブエルのライバルになるよ、そして最強の剣士になるの!」


「えっ? オリビアは剣士になりたいのか? 魔法師の方が良いだろ?」


「私には魔法の才能が無いから剣士を目指すの。」


「オリビアちゃん。 最強にはなれないかもしれないけど、魔法は才能が無くても詠唱さえ覚えれば使えるようになるのよ。」


「えっ? 私も使えるの?」


 えっ?


 詠唱を覚えれば使えるようになる?


「ええ、魔力さえあれば使えるわ。 でもオリビアちゃんは付与魔法を使ってなかった?」


「私は使ってないよ。」


「そうなの? 身体が光っていた気はするけど……」


「おふくろ、オリビアは詠唱してなかったから気のせいだったんじゃないか?」


「確かに詠唱をしてなかったわね。」


「オリビア、俺が魔法を教えてやろうか?」


「ガブエルはまだ人に教えるほど上手くないでしょ。 それに魔法を教わるならオリビアちゃんのお母さんが良いわよ。」


「お母さん?」


「あら? オリビアちゃんのお母さんは冒険者内でも有名な魔法師なのよ。 回復魔法と攻撃魔法を両方ともかなりのレベルで使える人よ。」


「そうなんだ、知らなかった!」


 そんなに凄かったのか。


 なら一度、オリビアに詠唱を覚えさせるのも有りかもしれないな。


 私は気がついたら出来ていたタイプだから、教えるのに向いてないかもしれないしな。


 まあ、詠唱を見る限りはあまり期待は出来ないが、オリビアのお母さんなら詠唱も凄いかもしれない。


「凄い魔法師だから、最近の魔物の異常発生の為に冒険者組合から頼まれて冒険者として復帰しなくてはいけなくなったのよ。」


「魔物の異常発生のせいで俺のおやじもあまり魔法を教えてくれないんだよな。」


「魔物の異常発生ってなに?」


「魔物がいっぱい増えるって事だよ。」


「魔物ってモンスターとは違うの?」


「えっ? えーと……」


「ふふ、魔物は自然界に生きている危険な生き物だけど、モンスターはダンジョン内にしか生息しない生き物を言うのよ。」


 まさか魔物の異常発生が起きていたとは……


 これは調査したいところだな。

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