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黒《シュヴァルツ》

もう、いくらほど時が過ぎたであろうか?

資源は尽き、疫病が流行り、天変地異が人類を苦しめていた時代。

人はある力を手にする。

それこそが『魔女』だった。

そして、さらに時が過ぎたとき、人は新たな時代を創りだした。

そう、それこそが世界が魔女を求め戦った、『魔女戦争時代』であった。

そして戦争から20年、ある魔女たちが現れた。

これは、『楽園の創設者』と言われた、魔女たちの物語である。




シュヴァルツ




……もうどれほど歩いたであろうか?

朦朧とする意識の中、漆黒の髪と瞳をもった女性は荒れ果てた大地をさまよい続けた。

薄汚れた黒いコートに身を包み、身の丈ほどある大剣を背負いながら、

彼女はぼろぼろの身を引きづり、歩み続ける。

目標があるわけでもない、いつまで歩き続けるかもわからない。

ただ、彼女は何かに引き寄せられるかのように歩き続けた。

すると、荒れ果てた大地の果てに彼女は森が広がっているのを見た。

あそこまで歩けばいいのかもしれない。

しかし、無情にも彼女の体は悲鳴を上げる。

もう少し、あと一歩のところで彼女は地に膝をついてしまった。

彼女はそのまま重力だけに身を任せ大地に倒れると、意識が遠のいていくのを感じた。

私はここで消えるのか?

そんな事を思いながら意識を失う途中、彼女は眼の前に一人の女性がいるのを見た。

目の前の女性が手を伸ばし、彼女を抱きしめるのを感じる。

その感触はまるで母親のようだったのかもしれない……






あれは何だろう?

剣を振り回す女性の姿。

それはまるで鬼のよう……

あれは何だろう?

血と涙を流しながら闘う姿。

それはまるで復讐者のよう……

ただ、これだけは分かる。

その女性は私だということは……

そんな中、突如として思い浮かぶ別の女性……

寝ている私の頭をやさしくなでるその手は、

まるで、母のようなその手はとても暖かくて……懐かしい……



「あら、やっと目を覚ましたわね」

「!」

不意に聞こえたその声に、黒髪の女性は思わず目の前の女性をはねのける。

「キャアッ!」

という声を上げ、目の前の女性は倒れこんだ。

黒髪の女性はあわてて周りの様子を見る。

ここはどうやら、寝泊まりするだけの目的の部屋のようで、自分が寝ていたベッド以外には、

生活に必要最低限のものしかないようだ。

次に、倒れこんでいる女性のほうに目を向ける。

彼女は、少し紫がかった鮮やかなピンク色のロングヘアで、瞳も同じ色。

色白の肌に整った顔立ち。

少し大人の女性という雰囲気が漂っている。

また、すらりと伸びた手足に、派手に飾りすぎていない服装。

そして、手には少し濡れているタオルを持っていた。

どうやら、彼女は敵ではないようだ。

そんなことを思っていると、彼女はゆっくりと立ち上がりながら口を開く。

「恐がらなくてもいいわ 私はあなたの敵じゃない」

「……」

確かにそのようだ。

では、なぜ自分はこんなところにいるのだろう?

「あなた、ここを少し行ったところの荒野に倒れていたのよ」

そうだった。

私は、ずっとさまよい続けていたんだ……

そして途中で力尽きたのだ。

だとしたら、彼女が私の目の前にいた女性なのか?

そう考えていると、突然彼女は私の手を握ってきた。

私は驚きもあり振りほどこうとするが彼女がやさしく言う。

「落ち着きなさい」

「……」

私は、黙ったままうなずいた。

すると彼女は笑顔で私に聞く。

「あなた、名前は?」

「私は……」

その時だった。

私は名前が思い出せない。

いや、名前だけじゃない。

自分に関するすべてのことが思い出せない……

「どうしたの?」

「何も思い出せない……」

私はそれだけ告げると再び考える。

私は一体誰なんだ?

そう思っていると彼女は少し考えながら口を開いた。

「そうねぇ…… じゃあ、あなた髪も瞳も服装も真黒だし、『シュヴァルツ』なんてどう?」

「シュヴァルツ……」

変な名前だ。

まさか自分の色だけで名前が決められるとは。

しかし、名前が無いのも不便なので頂いておこう。

そう思っていると彼女はまだ口を開き続ける。

「他には黒ちゃんとか、黒助とか……そうだ、ブラック○イバーとかは……」

「シュヴァルツでいいです」

ほかの候補を聞いていたらだいぶましな気がしてきた。

しかし、彼女は微妙に不満らしい。

また、変な名前を考えられるのもあれなので今度は私から尋ねる。

「お前は……」

「ああ、私? そういえばまだ名乗っていなかったわね 私は『カトレア』よ」

「カトレア……」

「そう、私のことはそう呼んで それから私あなたのことはこれからシュヴァルツと呼ぶわ」

「ああ……」

それだけ言うと私はカトレアにいろいろ尋ねようとした。

しかし、カトレアのほうが先に口を開く。

「シュヴァルツ……あなた魔女でしょ?」

「!!」

そうだった。

それだけは思い出した。

私は魔女だ。

それも、戦闘用の魔女だった気がする。

「そうだ……私は魔女だ……」

そういうと、カトレアは笑顔で私に言う。

「私も魔女よ」

「!!」

驚きだった。

世界に魔女という存在は知られてはいるが、その数はとても少ない。

魔女は貴重な存在なのだ。

すると、カトレアは日が差し込む窓のほうに目を向ける。

そこには美しく広がる森林と、そこをかける少女たちの姿があった。

「私だけじゃないわ……ここに住む人は全員が魔女よ」

「ここは一体……?」

すると、カトレアは私のほうを振り向き深く礼をする。

「ようこそ、『魔女たちの楽園≪エデン≫』へ」





しばらくの間、カトレアと一緒にここを歩きまわった。

私の体力は十分に回復しており、歩くほどなら何も問題はない。

それにしてもここはきれいなところだ。

青々とした木々に囲まれ、小さな町の真ん中には澄みきったきれいな小川が流れている。

植物も動物も十分に暮らせていけるとてもいい環境だ。

私が周りの風景を見ていると、カトレアが口を開く。

「きれいなところでしょ ここは」

「ああ……」

私は浅くうなづいた。

この荒れた世界にこんな場所があるとは……

私は気になっていることをカトレアに聞く。

「ここは、一体何なんだ?なぜ魔女たちのみで過ごせている?」

すると、カトレアが青く澄み渡る空を見つめる。

「ここは楽園≪エデン≫ 魔女たちのための国 

まだ、正式な国家ではないけどいつかは認めてもらうつもり」

「なぜ、ここをつくろうと?」

すると、カトレアは今度は目線を下げた。

「いま、この世界で魔女たちがどんな目にあっているかは知っているわよね?」

「……ああ」

「今魔女たちは、新たな資源として世界的に注目されているわ

そして、魔女たちは人々に使われ、苦しめられる……」

「……」

「いま、世界は魔女をめぐる戦争に巻き込まれているでしょ?」

その通りだ。

「世界魔女戦争か」

「そう、世界は魔女を求め、さらには魔女を使い戦争までも行う始末

私たちは、魔女よ モノではないの、命をもったイキモノなの

道具のように使われて、捨てられる……そんなのは嫌なの」

「……」

「しかし、世界はそんな魔女たちの声は聞いてくれない だからこそ、

魔女たちの独立国を持つのよ そして世界に認めてもらうの 魔女だって生きてるって」

「……」

私は黙って聞いていると、カトレアのもとに小さな魔女たちが走ってきた。

みんな、見事に私を避け、カトレアに抱きつく。

「カトレア様~」

「一緒に遊んで~」

「あらあら、あなたたちったら、もう……」

カトレアはやさしい目で子供たちをなでる。

それはまるで、母親のような手つきで……

「カトレア様、そっちの人はだれ?」

子供の一人が尋ねた。

私のことを指しているようだ。

「彼女はシュヴァルツ、今日からみんなの仲間になるのよ

仲良くしてあげてね」

カトレアに紹介されたので私は浅く礼をし、名前を言った。

「シュヴァルツだ よろしくたのむ……」

私はそういったが、誰も私に近寄ろうとはしなかった。

やはり、子供の感は鋭いのか……

「あらあら、みんなどうしたの? 仲良くね?

ごめんなさい、シュヴァルツ この子達人見知りが多くて……」

「いや、いいんだ……」

私は少しみんなと距離をとった。

そして、カトレアに尋ねる。

「お前は……本当に楽園≪エデン≫などつくれると思っているのか?」

すると、カトレアは笑顔で子供たちをなでたままやさしく言う。

「できるわ だってこの子達を守りたいんですもの」

「……理由になってないな」

「そうかしら?」

そう尋ねるカトレアを見た私は確信した。

私はここにいていい魔女ではない。

私は振り返ると歩き始めた。

「どうしたの?」

カトレアが聞いてきてので私は短く答える。

「少し一人でここを見させてくれ」

それだけ言うと私は歩行速度を速めた。

なぜだか今は、一人でいたい気分だった。







私はしばらく一人で歩き続けるとはじめにいた小屋の前に戻っていた。

ここは、本当にいいところだ。

魔女にとってこんなにも暮らしやすいところは他にはないだろう。

カトレアもとてもいい魔女だ。

しかし、私はここに暮らすことはできないだろう。

何故なら……

「どこに行くつもりなの?」

小屋のドアを開けると、そこにはすでに先回りしていたカトレアの姿があった。

どうやら、私が荷物をまとめてここから出ようとしていたことはばれていたようだった。

「あなた、何やら深く考えているようだけどどうしたの?」

カトレアはそう聞いてきたが私は答えようとはしない。

黙って荷物に手を伸ばそうとした。

しかし、その腕をカトレアに捕まれる。

「私の質問に答えなさい シュヴァルツ」

カトレアは結構力を入れている。

力で無理やりはがすことはできるがそんなことはしたくないので私は口を開いた。

「私はここにいる資格などない」

「なぜ?」

カトレアが聞き返す

「この剣を見ろ 私は戦闘用の魔女だ これまで多くの魔女の命を奪ってきた

その記憶だけははっきりと覚えている」

「それで?」

「つまりだ、私のようなものが魔女たちのための国になどいていいはずもない、

許されぬべきことだ」

「それはなぜかしら?」

「なぜって、当り前だろう? 私は魔女の敵だ」

「そんなことはないわ」

カトレアはそういうと私をぐっと抱きしめた。

「なっ!!」

突然のことで焦ったがそのぬくもりは温かい。

「ここにいてはいけない魔女などいないわ

あなただって今までは人に使われていただけだった」

「しかし、魔女たちを殺めたことに変わりはない」

「違うわ これからは殺めるんじゃない……守るのよ 魔女たちを」

「できるわけないだろうが!!」

「できるわ!! あなたなら……」

「!!」

カトレアは力強く言う。

やめてほしかった。

カトレアが言うとなぜかすべての罪が許されてしまうように思える。

そんなわけもないのに。

「あなたのように苦しんでいる魔女も多いのよ…… 

なぜ同胞同士で殺しあわなければいけないのかって……」

「私は……」

目頭が熱くなるのを感じる。

何だろう……この気持ちは……

私の目から何かがこぼれようとしたとき、突然小屋の扉がバン!!と大きな音を立てて開いた。

「大変です!! カトレア様!! ……ってあ……」

突然入ってきた魔女が私を抱きしめているカトレアを見て固まる。

「構わないわ どうしたの?」

すると固まっていた魔女は突如大声を上げた。

「も、申し訳ありません!! 敵襲です!!」

「なんですって!!」

カトレアはそう叫ぶと急いで小屋から出て行こうとした。

「ごめんなさい!! 話はあとよ!!」

それだけ言うとカトレアは小屋から出て行ってしまった。

一人取り残された私は思った。

私が……この国のためにしてあげられることは何だろう?

そう考えていた時にはすでに、私は手に大剣を握っていた……







この楽園≪エデン≫は少し離れると本当に何もない荒野だ。

あるのは、乾いた荒野だけだが今はそれだけではなかった。

楽園エデンに向かい進む

魔女の箒を切り裂いたような絵柄の旗を持つかなりの数の団体。

全員が武装をしており、さらには戦車のような姿も見える。

その軍団が魔女たちと現在交戦中であった。

遅れて到着したカトレアは戦闘に参加していた魔女から情報を受ける。

「カトレア様!! 反楽園≪エデン≫建国組織と現在交戦中、敵およそ人500、戦車30、魔女0」

「分かったわ、でもまずいわね……今こっちは手薄の状態なのに……」

「こちらは戦闘可能な魔女がおよそ20です」

「ええ、しかも各隊長が今は遠征中、かなりまずいわね……」

そういうとカトレアは戦闘の最前線へと向かった。

彼女は戦闘用の魔女ではないが、魔力コントロールには長けており、なかなかの活躍を見せる。

しかし、それにしても敵が衰える様子はない。

むしろ、確実におされている……

と、その時だった。

敵の一つの部隊が魔女たちを突破し楽園≪エデン≫の方に向かいだした。

しまった……!!

カトレアはそれを見るや否やその部隊を追いかけようとする。

しかし、敵の妨害により予想以上に遅れてしまう。

まずい……このままでは……

楽園≪エデン≫には戦闘能力を持たない魔女が多くいる。

このままでは彼女たちが危ない!!

しかし、そんな時だった。

敵の部隊の侵攻が突然止まった。

逆にものすごい速度で敵を蹴散らせていく一筋の黒い影が見えた。

160半ばの華奢な女性が、短く切った黒髪を揺らせながら、

身の丈ほどある大剣を軽々振り回し、敵を倒していく。

さらにすごいことに、敵の武装のみを完全に破壊し一切殺めてはいない。

黒い影はその部隊を完全に潰すと動きをとめた。

その影の正体は……シュヴァルツだった。

「シュヴァルツ!!」

「カトレア……」

それだけ言うとシュヴァルツはさらに敵に向かって突っ込んでゆく。

その姿はとても鮮やかで、力強く見える。

「私は、カトレアの夢を妨害するようなやつは誰一人として許さん!!」

彼女が大剣をふるう姿はまるでそう言っているようだった……






シュヴァルツの活躍により楽園≪エデン≫側は圧倒的勝利を収めた。

戦場に一人たたずむ彼女のもとにカトレアは駆け寄った。

「シュヴァルツ!! 」

シュヴァルツはカトレアの方に視線を向ける。

「カトレア……」

しばらくシュヴァルツとカトレアは見つめあう……

何やらいい雰囲気に周りの魔女たちは興味心身に見ていると……

とここで、カトレアがあることに気がついた。

「シュヴァルツ、あなた、腕怪我してるわよ」

シュヴァルツは腕を見てみると右腕が少し切れていた。

「このぐらい大丈夫だ」

そういうとシュヴァルツは傷を手のひらで覆った。

「私に見せて」

カトレアが言う。

「いや、大丈夫……」

「いいから!!」

カトレアが無理やりシュヴァルツの手をどかすと、彼女はそれをやさしくなでた。

彼女の白く、きれいな指が傷をなぞると同時に、傷口はすっかり無くなっていた。

「!!……これがお前の魔力か?」

シュヴァルツが尋ねるとカトレアが答える。

「ええ、私は『創造の魔女 カトレア』と呼ばれていたわ

あなたの体の組織を今作ったの つくれるのはそれだけじゃないわよ」

「すごい魔力だな……」

シュヴァルツはそういうと下を向く。

「私とは大違いだ……

私ができるのは戦闘力の強化だけ……

カトレアみたいに誰かを救える能力じゃない」

「そんなことないわ」

カトレアはシュヴァルツの顔を上げさせ楽園≪エデン≫の方を向かせた。

「あなたはここを救ったの やっぱりあなたはここにいるべき存在よ」

笑顔でそういうカトレアを見ると涙があふれ出してきた。

「その言葉……信じてもいいか……」

「ええ あなたはもう、楽園≪エデン≫の仲間よ」

そう聞いた時にはすでにシュヴァルツは泣き崩れていた。

それをそっとカトレアは抱きしめると魔女たちは皆、楽園≪エデン≫へと帰って行った……





シュヴァルツはしばらくの間ははじめにいた小屋に泊まることにした。

私が誰なのかは分からない。

何故、ここに着いたのかは分からない。

しかし、戦闘魔女であったことだけは覚えている。

カトレアはああ言ってくれたが、他の魔女たちは私を受け入れてくれるのであろうか?

昼の子供たちの姿が思い浮かぶ。

彼女たちは私を仲間に思ってくれるだろうか?

シュヴァルツは窓から見える月を見上げていると、不意にドアをたたく音がした。

「誰だ」

ドアがゆっくりと開くとそこにいたのは昼の子供のうちの一人だった。

彼女はうつ向いてもじもじとしている。

「あの……」

「何か用か?」

いけないとわかっていながらも何故か私はやさしい口調で話せない。

ましてやまだ10もいかない子供ならなおさら恐いだろうに……

彼女は泣きそうな声で言った。

「今日は……カトレア様を……私たちを守ってくれてありがとうございました

……あの、シュヴァルツ……さん」

「わざわざそんなことのために……」

素直に喜べばいいのになぜかそれができない。

私はそういう魔女なのだ。

「あの……それでは」

彼女が部屋から出て行こうとしたのを見て、私はあわてて彼女を呼び止めた。

「待て、私からも言わせてくれ……ありがとう、あと、カトレアにも伝えといてくれ……」

私が顔を真っ赤にしてそういうと彼女は嬉しそうに、

「はい!! おやすみなさい、シュヴァルツさん!!」

と言って部屋から出て行った。

私の心は何とも言えない気持だった。

また、窓から私は月を見上げた。

きっと、私がこの夜空なら、カトレアは美しい光を放つ月だ……

私はその光を守り続けることを、この心と剣に誓うことにした。


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