好きな漫画家さん
好きな漫画家さん
まず、吉田秋生さん。
大学の図書館に、『吉祥天女』があったのがきっかけで、次々と読んだ。
『BANANA FISH』は今も持ってる。
初期は本当に、切れ味鋭い作品だったと思う。
もう、読んでいるこちら側が切なくなって、ページをめくることがためらわれるくらい。
ー人間は、人間を、地獄に突き落とすことが出来る…。
そう思わざるを得ないほど、過酷な状況下で育った登場人物が多かった。
性的虐待、売春、ヤングケアラー…
そういう助けにくいところに手を差し伸べるには、めちゃくちゃ精神的にタフじゃないとだめなんだと、漫画を読んで痛感した。
誰にでも心がある。
そして、心が傷ついたら、すごく痛いんだよってことを全身全霊で訴えてる漫画たちだと思う。
ちなみに、『海街diary』は好きじゃない。それより前に描かれた漫画に、心惹かれる。
次に、田島列島さん。
この人の漫画は少ないけど、めちゃくちゃ面白い。
何がって、とにかく面白い。
柔らかな線の漫画だけど、中身は重い。
重い設定なのに、ストレスなくサラッと読める。秘密のうちあけ方が上手い。
伏線の作り込みと回収が素晴らしい。
また作品が読みたいけど…
どれかの漫画の巻末で、
「なかなか描けない、生み出せないとつらい」
とコメントしていた。
あそこまで熟考された作品を、定期的に打ち上げてくのは、確かにものすごいエネルギーがいると思う。
何度読んでも面白い漫画たちをありがとうございますって、心から感謝してる。
漫画が描けなくても、思い詰めないでほしい。
田島列島さんに、ずっと元気でいてほしい。
ファンはみんなそう願ってると思う。
最後に、ホイップ精米さん。
この人の漫画は、漫画投稿アリの漫画アプリとか、ツイッターでしか読めないかも…。
色んなごはんがとにかく美味しそう。
作る過程も、食べるその瞬間も漫画にしてくれているので、料理に詳しくなれそう。
あと、「ソッ」とか「ショショッ」とか…
ごはんに関わる音を表してくれるから、想像しやすい。
また、この音が独特でいい。
食べることは生きることで
食べることは人の輪を作ることで…
楽しいよって、一生懸命伝えてくれてる漫画だと思う。
どの漫画もすっごく美味しそう。
以上、好きな漫画家さん。
もっとたくさん、好きな漫画はあるけど。
あっ!ちいかわは別格で、大大大大大好き!
これからも、色んな漫画読みたい。