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under 500 Ⅱ

ふと宇宙の愛に逢い

 森は空気が綺麗。そう、思いながらやって来た。本当に綺麗だ。


 それに、キラキラしている。光が、緑の隙間から差し込む。気持ちがいい。


 鳥の声。風のそよそよ。都会のにぎわいとは、正反対。落ち着く。何もかも、忘れさせてくれる。


 深い場所まで来た。いつもとは、全く違う世界だ。やさしく、呼吸ができている。


「もう帰るよ」

「まだ帰りたくないよ」

「お父さん待ってるから」

「ここで遊ぶの」


 明らかに、宇宙人だ。テレビでよく見る宇宙人そのままだ。しかも、親子だ。


「わかった。もう少し居よう」

「川で遊んでもいい」

「いいよ。気を付けるのよ」

「うん」


「地球を守るために、来たんだからね」

「うん」

「任務が終わったら、すぐ帰るのが普通なんだからね」

「うん」


 なんか、すごいことを話していた。せっかく、癒されていたのに。疲れが、どっと出た。

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