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始まり
令和元年
五月1日
18:45
この日、中学生の小山真は友達の家に同級生7人と集まっていた
「これから、肝試しに行きます!」
「タカこれからって言ってもまだ7時前だぞ」
「そうだぞ。肝試しならテッペン越してからだろ」
全員が反対する中タカこと高木信二は反論する
「じゃあみんなに聞くけど、その時間集まれんの?」
全員が急に黙りこくる。しょうがなく真は沈黙に対してのフォローをする。
「じゃあ今から行って、2時間くらいあっち言って飽きたら帰ってくる。これでどう?」
「それがいいな。その方が気楽だしな」
「じゃあ一回帰って、荷物もってまたここに来ようか。集合は30分後」
そういうことで一旦帰り荷物を詰めていた
「真荷物詰めてどこ行くんだ?」
「肝試し。」
「そうか、12時までには帰って来いよ」
「分かった」
そう言って、またあの家へ集まる。
「皆行くぞ~。今回行くのは、廃村です」
「ここらに廃村なんてあったか?」
そう、此処はかなりの都会だ。廃村なんてあるはずがない
「廃村があるのは、この山の向こうです☆」
ここら辺にある山、標高150Mこれを上るのか...