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4話 「羊飼いと収穫祭」 設定
登場人物
・羊飼いの娘12歳
・羊飼いの娘のお爺60歳
・羊飼いの娘の父34歳
・羊飼いの娘の母29歳
・羊達??歳
・収穫祭の女主人??歳
・女主人の子供達??歳
環境
・標高の高い村で羊達の世話を任されている娘。
羊飼いの娘の両親は麓の小さな町で宿屋を経営している。
冬になると羊飼いの娘とお爺は町へ降り、両親達と暮らしている。
娘の羊は二頭だけ。残りは村の家々で育てている羊達。
朝早くに村を出て更に高地の牧草地で放牧する。
お爺と暮らし始めて4年、羊の世話を任されるようになって3年経っている。
身体がそれほど強くない娘だったが、山での暮らしは性に合っていたようで、お爺の代わりに毎日村の家々から羊達を集めてはこうして放牧地まで連れてくるのだった。
お爺は小さな畑で薬草を育てている。
高い山でしか育たない薬草を麓の町や遠くの大きな街で売るのだ。
娘が羊を任されてすぐの頃、お爺の畑に羊を連れてきてしまい、むしゃむしゃと薬草を食べる羊達を見ながらお爺に怒られた。
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