1話 設定
登場人物
・若者15歳
・若者の両親共に36歳
・若者の弟13歳
・若者の妹10歳
・森のオオカミ
環境
・若者の村
30戸 200名程。畑と酪農が主な産業。
気候は温暖で冬でも雪が降ることはめったない。
・近くの町(若者の村から25km程)
300戸 2000人程。畑と酪農、周りの村々からの流通拠点。
ここで農作物を仕入れ更に大きな街へ売りに行く商人がいる。
若者の仕事は荷物の積み下ろしや畑の手伝いと夜番(作物を食べに来る動物を追い払う)
夜番の先輩がたまに武器の手ほどきをしてくれた。
若者の村は小さく、両親は畑と乳牛を育てているが貧しい。
父親は半年間町へ出稼ぎにいき、半年は村で過ごす。
若者は12歳になり父親に代わり町へ出稼ぎにでる。
若者は町で働き、年に2度村に帰ってくる。
若者が15歳になる頃には弟も町で働くようになり、家族の暮らしが楽になる。
若者は町の酒場で聞いた冒険者達の話が好きだった。
いつか自分も旅をして色々な場所へ行ってみたいと思いつつ
家族のことを考えるとなかなか言い出せなかった。
そんな兄の想いを弟が後押しし両親を説得、
「帰ってくる時は嫁も連れてこい」と本気とも冗談ともつかない両親の言葉を背に一度町に戻る。
町で旅の資金を貯めつつ大きな町へ向かう商隊について旅に出た。
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