表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第8章

 次の日、みかんと白桃の缶詰の入った買物袋を下げ、あたしはいつものように病院のエレベーターを八階へと上がっていった。そしてナースステーションの前を通りすぎ、廊下の突きあたりから三つ手前の808号室のドアをノックした。返事が返ってくるのを待ってみたけれど、中からは何か、衣類のかさばるような物音が聞こえるばかりだった。

「?」

 べつに特に取りこみ中ということもないだろうと思ったあたしは、そっと扉を横に押し、

「巧くん、いるの?」

 と、クリーム色のカーテンの向こう側に声をかけた。するとそこでは看護助手の若い女性が、ひとりでベッドカバーやシーツの交換をしているところで――顔を真っ赤にしながら、緑色のラバーシーツをベッドの下へぐいぐい押しこんでいた。

「あの、もしかして巧く……いえ、出雲さん、病室変わったんですか?」

 ベッドの上のネームプレートも、その他床頭台の上にあったものも何もかも、一切が片付けられているのを見て、あたしは薄いピンク色の制服を着た看護助手の女性にそう聞いた。

「いえ、出雲さんは午前中のうちに退院なさったんです」

 いかにも事務的な調子で答え、彼女は枕を枕カバーの中へと押しやりながら、ぶつぶつ独り言を言うように続けた。

「今日これから新しく入院患者さんが見えるのでね、他の病室はみんな埋まってますから、とりあえず個室に入ってもらうことになってるんですよ。それじゃなくても朝から交通事故の急患やらが入って、こっちは大忙し。シーツ交換なんて、いつもはふたり一組でぱぱっとやっちゃうんですけど、こう忙しいと人手が足りなくて……あっ、もしかしてあなた川原さんですか?」

 彼女は忙殺されるあまり、すっかり失念していた、というように、掛け布団を包布にくるみ終えると、後ろのあたしのことを振り返った。

「ちょっとここで待っててください。今、ソーシャルワーカーの三宅さんを呼んできますから」

 一体なにがどうなってるんだろうと、狐につままれたような気持ちで、あたしは看護助手の女の子を見送った。年はたぶん、あたしと同じくらいか、ひとつかふたつ年上っていうところだろう。ここのシーツ交換が終わったら、やるべき仕事が詰まっているのかどうか、「ああ、忙しい忙しい」とぶつぶつ呟きながら出ていった。

「ヨウコちゃーん。そこ終わったら、二時に手術室まで搬送するの手伝ってねー」

「はい、わかってまーす」

「あ、ヨウコちゃん。あとからでいいんだけど、滅菌室からルンバールセット持ってきて。今朝の交通事故で三つ使っちゃったのよ」

 さながら戦場のようだ、と思いつつ、あたしは看護助手のヨウコさんが戻ってくるのを待った。きっと彼女は看護婦からの信任の厚い看護助手で、みんなから可愛がられているのだろうと、廊下で交わされた会話から想像された。

「今、三宅さんこっちまできますから、川原さんはここで待っていてくださいって言ってましたよ」

 突然退院だなんて、一体どういう……と、ヨウコさんという名の彼女に聞いてみたいとも思った。でも時刻は現在一時二十分。二時に手術のある患者さんを手術室まで搬送するのを手伝うということは……とあたしは考えて、彼女が使用済みのシーツ類を両手いっぱいに抱えて部屋をあとにするのを、ただ黙って見送ることにした。

「ヨウコちゃん、今日もべっぴんさんだね」と、中年の男性患者から廊下で声をかけられているのが聞こえる。たぶん、隣の病室の片麻痺の患者さんだろうと思った。彼はよくそんなふうに、看護婦さんたちをからかっていたから。

「何寝ぼけたこと言ってんのよ、吉住さん。リハビリはもう終わったの?ナンパしてる暇あったら、とっとと退院してちょうだいよ。こちとら満員御礼なんだから」

 ふたりが軽く笑いあっているのが聞こえ、あたしもなんとなく微笑んだ。ヨウコさんは容姿という点でいうなら、決してべっぴんさんとは言えなかったかもしれない。いつもノーメイクで、眉が薄く、鼻も低くて、やたら大きな口ではっきりと自分の言いたいことをずばずば言っているのが、よく聞こえていた。そしてそんな彼女は一般的な意味合いでは美人でなくても――吉住さんの言うとおり、確かにべっぴんさんだと、あたしもそう思っていた。

「ごめんなさいね、お待たせして」

 すらりと背の高い、お洒落な雰囲気の美人ソーシャルワーカー、三宅さんは手に持っていた薄紫色のファイルから、一通の細長くて白い封筒をとりだすと、無言でわたしに向かって差しだした。

「びっくりしたでしょう?突然退院だなんて」

 三宅さんは当惑しているあたしに向かって、まずは座るよう、パイプ椅子を勧めた。そしてベッドを挟んで自分も椅子に腰かけると、どこか言いずらそうに、気遣わしげな眼差しを一瞬したあとで、話しはじめた。

「きのう、川原さんが帰ったあと――出雲さんね、病院のテラスから庭にでて、少し外を散歩なさってたの。あたしも、同僚とテラスでお昼ごはんを食べているところでね、たまたま彼の姿を見かけて、ちょっとお話でもしようかなと思って、あとをついていったの。あたし、出雲さんが作家だなんてつい最近になるまで全然知らなかったものだから、この間本屋さんで彼のデビュー作を急いで買って読んだのね。だから、その話でもしようかなって思ったの。出雲さんは庭の中央にある御影石の噴水のところに腰かけていたから、隣に座ってね、少しお話してたんだけど、そしたらとても綺麗な青い瞳をした黒猫が――プルシアンブルーっていうのかしらね――芝生を横切ってくるのが見えたの。それまで、あたしと出雲さんは小説の話をしてたんだけど、その猫がこっちに向かってやってくるなり突然様子が違ってしまってね、突然『やめろ、こっちへくるな!』って叫ぶなり、頭を抱えて倒れてしまって――あたしもすっかり度肝を抜かれてしまって、急いで病院のほうに戻ったわ。八階のナースステーションに電話をかけて、出雲さんが倒れたって言って、すぐに看護婦さんたちにきてもらったの……でも彼、あたしが走って戻った時には、すっかり気をとり戻していてね、大きなふてぶてしい顔をした黒猫を、抱きあげていたの」

 三宅さんは何故かそこでふっと一度溜息を着いてから、伏せていた長い睫毛を上げて、あたしのほうを見た。彼女のその視線であたしは、巧くんに記憶が戻ったのだと、そう直感した。自分が手の内に持っている手紙が震え、あたしは目尻に浮かんだ涙をブラウスの袖で拭った。

「……それで、どうしたんですか?」

 あたしは話の先を、三宅さんに促した。

「出雲さん、看護婦さんたちがやってきても、記憶が戻ったとは言わなかったわ。ただ突然具合が悪くなっただけだって……でもその日の夕方、退院したいって佐久間先生に言ったのね。先生にしてみれば、昼間のようなことがあった以上、最後に念のため、もう一度検査をって思ってらっしゃったんじゃないかと思うんだけど、出雲さんは先生に記憶が戻ったことを話してね、あたしに今朝、この手紙をあなたに渡してくれって置いていったの。出雲さんが交通事故にあった時――突然動物が飛びだしてきたっていう話だったでしょう?出雲さん、あの大きな黒い野良猫の青い瞳を見た瞬間に、すべて思いだしたんですって。でも、車の前に飛びだしてきたのは――はっきり猫だったかどうか、そこのところはわからないって、言ってたわ。猫にしては大きすぎるのだけど、でも犬でもなくて、狐よりも大きい白いふさふさしたよくわからない獣が車の目の前に飛びだしてきて――それで弟さんは避けようとしてハンドルを切ったんですって。たとえるなら、大きなふさふさした青い目のペルシャ猫みたいに見えたっていうことなんだけれど……記憶が戻ったきのうの夜、不思議な夢を見たともおっしゃってたわ。その白い猫が二本足で人間みたいに立って、人間の言葉でお礼を言いにきたんですって。『あの時は助けていただき、誠にありがとうございました。弟の健さんは天国で幸せに暮らしているので、何も心配いりませんよ』って……これも良心の呵責っていうやつなんでしょうかって、出雲さんは苦笑してらしたけど……その夢は本当にふわふわふかふかした印象で、天国の匂いがして、出雲さんは『ああ本当に弟は天国にいるんだな』って、確信することができたって……」

 話の途中で、あたしが啜り泣いてしまったので、三宅さんは窓辺にいるあたしのほうへ椅子を近づけ、慰めるように、そっと優しく肩を抱いた。

「そういったこともすべて、手紙には書いてあるけれど、ショックが大きいといけないから、少し話しておいてくれませんかって、最後に頼まれたの。あたしもそうだけど、先生方や看護婦さんたちもみんな――出雲さんと川原さんのこと、とてもいいカップルだってそんなふうに思っていたのよ。もちろんあたしは、他の職員にこのことを話したりするようなことは絶対にしないわ。川原さんもつらいでしょうけど――たぶん、出雲さんのほうがもっと……」

 あたしは泣きじゃくりながら何度も頷き、そのことは痛いくらいよくわかっていると、心の中で繰り返した。三宅さんはポケットから水色の水玉模様のハンカチをとりだして、あたしに差しだしてくださったけど――あたしは首を振って、鞄の中からティッシュをとりだすと、それで鼻をかんだ。

「すみません。なんだか、取り乱してしまって……あたしなら大丈夫ですから、どうか、お仕事のほうに戻ってください。巧くんのこと、本当にありがとうございました」

 三宅さんはちらと細い手首にかかった、ブレスレットのような時計に目をやると、

「ごめんなさいね、二時から面会の約束があるものだから」

 そう言って、最後にあたしの肩に軽く手を置いてから、部屋を出ていった。ぱたん、と病室のドアが静かに閉まるのと同時に、あたしはさっきよりも一層激しく、ただし、声を押し殺して泣きじゃくった。そしてようやく気分が落ち着いて、詰まったような呼吸がふと楽になってから初めて、巧くんからの最後の手紙を開いた――それはしっかりと糊で封のされた、よく見ると表に白い花の模様が浮きでている封筒だった。


       ちえみへ


 ちえみがこの手紙を開く頃、君はきっと、俺に記憶が戻ったことを知ったあとだろうと思う――最初に断っておくと、俺はちえみが真実を隠していたこと、少しも恨んでなんかいないよ。むしろ感謝しているくらいだ。そうじゃなかったとしたら、俺はおふくろのことを追いだした時と同様、ちえみのことまで同じように追い返していたに違いないから――この三か月、ちえみが毎日お見舞いにきてくれて、本当に嬉しかった。もしその支えがなかったとしたら、俺はたぶんあんなにリハビリに熱心に打ちこむこともなく、今頃自暴自棄になって、この病院の九階と十階にある、精神病棟にまわされていたかもしれないって、本気でそう思うくらいだ――笑いごとでなしに、本当にね。もしかしたら三宅さんから話を聞いて、俺に記憶が戻った経緯がどんなだったか、ちえみはもう知っているかもしれないけれど、改めてもう一度、今度は俺自身の言葉で、同じことを書き記しておきたいと思う。事故の起きたあの夜、俺と健は運転を交代した――隣町まで続くあの海と山に挟まれた道路は夜間は特に車通りが少ないし、曲がりくねっているとはいえ、一本道だから俺は大丈夫だろうと思って健と運転を交代したんだ。時速はたぶん七十キロくらいだったと思う――時々、カーブに差しかかった時には速度が落ちて六十キロ台だったんじゃないだろうか。カーステレオからは、健の好きなミッシェル・ガン・エレファントの曲がかかっていて、俺たちはその時、ボリュームを少し下げて、ちえみの話をしていた。小さい時、ちえみは色黒で、髪も短くて、まるで男の子みたいだったけど――まさか大人になってからは色白の、ほっそりした百合のような美人になるとは、少しも想像できなかったとか、そういう話だった。俺は健に、それなのにいつから女としてちえみのことを意識しはじめたのかって聞いた。そしたら、健はちえみがあのボロアパートの下に越してきた時から好きだったって言うじゃないか。俺はその時負けたと思った――俺がちえみのことを異性として見たのは、高校で再会してからのことだったから――それまではちえみのことは男のような、女のような、親しい幼なじみとしか全然思っていなかったんだ。だけど健は、もし俺が相手なら、ちえみのことを譲ってもいいと言った。ここから先は男同士の、軽蔑すべき会話として読んでくれて構わないが、とにかく健は本気だった。自分は去年のクリスマスにちえみと、他の誰にもヴァージンをやらないっていう約束をしたという話をした――でもそれを少し訂正して、自分と巧以外の他の誰にも、ということにならしてもいいっていうんだ。もちろん俺はこう言った――そんな必要はないって。ちえみはもうおまえのものだし、俺は遠い都会に住んでいる、小説書いてるお兄ちゃんっていうことでいいじゃないかって。そしたら健はやっぱり真剣な表情で、それでも万が一ということがある、と言うんだ。ちえみのことだから、自分に何かもしものことがあった場合、その約束に縛られて、罪悪感に苦しむかもしれないと。こんなドラマのようなこと、ちえみはとても信じられないって思うかもしれないね。それが言霊というものだったのかどうか、俺にはわからないけど――とにかく、事故はその直後に起きた。遠いトンネルを抜けた、カーブの向こう側から差してきた光を、今も俺は目の前にまざまざと思い描くことができる。まるで、夜の闇を切り裂いて、それは黄泉の国からの不思議な白い光のようだった――これは比喩でも幻想でもなんでもなく、向こうからやってくるダンプカーのライトの光が、現実にそういうふうに見えたということなんだ。そしてその時、海側の白いガードレールのほうから、何か大きな白い影が飛びだしてきた。こんな話、ちえみは信じるかどうかわからないけど、それは大きな犬くらいの白いふさふさした猫で、闇の中に青い瞳を大きく見開いていた――健は急ブレーキをかけ、車は一回転すると、ダンプカーと衝突した……俺にはそのあとのことはもうわからない。あの巨大な猫のような生き物を果たして轢かずにすんだのかどうか、それすらも。ただ、記憶が戻った俺が第一に考えたこと――それはこういうことだった。あの事故は、あの奇妙な生き物のせいではなく、完全に100%自分が悪いということだ。いいかい、ちえみ?100%だよ。俺はこれまでの人生で、仮に誰かがひどい人殺しをしたとしても――その人間が100%悪いだなんてこと、まずありえないだろうって思っていた。しかし、100%その人間が悪いということが、現実にはありうるんだね。俺は仮免に受かったばかりの弟に、運転なんてさせるべきじゃなかったし、道路の雪は綺麗に除雪されて、夏道とそう変わらないように見えたとはいえ――あの夜、あの道はブラックアイスバーンのようになっていたんだろう。でなければ、あんなに綺麗に車がスピンするはずがない。ちえみ、俺は自分を裁くことにしたよ。この二か月、俺はとても幸福だった。遠くにいてタイル職人の修行をしている弟のことなど、本当は少しも考えてなどいなかったんだ。一応口では色々、弟の消息について、ちえみに質問したりはしたけど――そんなことは俺にとってはただの、形式的な質問にすぎなかった。今なら俺の勘違いとはっきりわかるが、ちえみは俺が健の名前を口にするたびに、顔の表情を曇らせていたね――それで俺はてっきりちえみも、自分と同じような気持ちなんだろうと思ったんだ。この二か月間の夢のような時間はきっと、健からの最後のプレゼントだったんじゃないかって、そんな気がする。俺がきちんと立ち直るまでの間の……もちろん、今だって頭の中は混乱しているし、どうして弟でなしに俺が死ななかったんだとも思う。一般に、運転席側よりも助手席側のほうが死亡率が高いといわれているのに何故って……でも、記憶のなかった二か月という時間が、俺の中でクッションのような役割を果たしてくれたみたいで、思った以上に俺は今冷静に、この手紙を書くことができている。最後にひとつ、俺はちえみに懺悔しなくちゃいけないことがあるんだ。俺はちえみと高校で再会して以来――想像の中で、繰り返しちえみのヴァージンを奪った。いや、想像なんていう綺麗な言葉はやめよう。妄想の中で、何度も繰り返し、ちえみのことを犯していたんだ。入院しているこの二か月の間は、ほとんど毎晩のように、ちえみと一緒に寝ていた。こんな男に愛していると言われても、ちえみはそんな言葉、信じられないって思うかもしれない。でも俺はたぶん、健と同じくらい――ちえみが健の彼女になってしまってからは、もしかしたら健よりも激しい気持ちで――ちえみのことを愛していた。おそらく、もう二度と会うこともないかもしれないけれど、ちえみには他の誰よりも幸せになってほしい……その気持ちだけは、俺も健も同じだと思うんだ。一方的な手紙で申し訳ないが、俺自身もまだ混乱していて、これ以上うまく言い表せそうもない。ただ、今の俺にわかっているのはひとつのことだけ――これ以上俺はちえみのそばにいたら、自分の妄想を現実のものにしてしまうだろう。俺の想像の中では、ちえみの意志なんてまるで関係なかったし、妄想の中で俺はちえみのことをレイプするのを楽しんでさえいた……時にはちえみのほうから体を投げだしてくれることもあったけど――もう二度と、想像の中でさえ、俺はちえみのことを抱くことはできないだろう。さようなら、ちえみ。愛している。



 その長い手紙を読み終えた時、あたしは涙もなく、ただそっと、巧くんの端正な文字の並んだ便箋を抱きしめた。そして手紙の中に小さな白い花を見つけ、それがアメフリソウだったことに気づいた時――また涙がこみあげてきた。正直いって、巧くんの手紙はひどい手紙だった。作家にしてはひどい文章だとか、自分のことを妄想の中で繰り返し犯したと書いてあるからではなく――彼自身、自分で書いているとおり、あまりにもそれが一方的な内容だったからだ。

(それじゃあ、あたしの気持ちは一体どうなるの?これから、どうしたらいいの?)

「こんなのひどいよ、巧くん……」

 呟いた時、さあっという雨音が聞こえ、それはやがて激しく、病室の窓を叩きはじめた。病院へきた時にはからりと綺麗に晴れ上がっていたのに――あたしは窓から青い空と白い雲を眺め、きっと天気雨だろうと思った。そして雨がやむのを待ってから、十階建ての大きな総合病院をあとにすることにした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◇オリジナル小説サイト『天使の図書館』
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ