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いつか夢見る人心核  作者: かめったろす
一. 紀村ナハトの生存戦略
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戦士の出来損ない

 梶原ヘレナは協力者、紀村ナハトが用意した借宿にいた。


 住処は家賃がすでに払われているらしい契約隅の不動産らしい。アパートの一室は、月面にいたヘレナにとっては広々として快適に思えた。


 少しかび臭いベッドに座りながら、数時間前のナハトの言葉を思い出していた。


「母さんの子供時代か……」


 ヘレナは自分が人体模倣研究所に行くことを命じられた意味を理解した。


──梶原奈義を知ること。


 最も梶原奈義に近い場所にいた彼女だからこそ、梶原奈義がどんな人間だったか知る意味は大きい。


 すなわち、明龍はヘレナに「梶原奈義の捜索」を期待している。ヘレナはそう解釈した。


 あるいは、人心核という梶原奈義にたどり着くための手がかりを持ち帰り、梶原奈義の強さの秘密を明龍にもたらすことが重要なのだろうか。


 いずれにしても、明龍は梶原奈義、もしくは梶原奈義と同等の戦力を再び得ようとしている。


 そのうえで、その情報を持っている紀村ナハトという人物を考えた。


「彼は……どこか、窮屈そう」


 ヘレナがナハトに抱いた印象は、それだった。


「彼は何に絶望しているんだろう」


 紀村ナハトは決して貧困に喘いでいない。合衆国の資本主義が生み出した貧富の差に苦しむ、いわゆるありふれた不幸とは無縁の人間のはずだ。


 国や世界に絶望しているわけじゃない。


「変なの……この任務が終わったらもう会わないはずなのに」


 ヘレナは、あの小悪党へ信頼したわけではないが、信頼できたら少し面白いな、などと奇妙な期待を持っていた。


 直感には説明がつかない。それでもきっと理由はあるのだろう。


 彼女はベッドに横になり、瞳を閉じた。


 意味のない考えは睡魔に流される。


 任務一日目、ヘレナの長い一日が終わった。



        ◆



「彼女は期間限定でテストパイロットとして、プロジェクトに参加する梶原ヘレナです」


 その日の朝九時、人体模倣研究所の第二格納庫では新しいメンバーとしてヘレナは紹介された。彼女と紹介役のマディンを中心に、多くの職員が並び、ヘレナに注目の視線を送っている。


「彼女は国連宙軍の出身で、研究所の視察と技術交流の目的で参加している。各々、協力的に招待してください」


 マディンは優しい口調で、ヘレナの背中に手を当てた。


「国連第四宙軍所属、梶原ヘレナ伍長です! 宙軍ではHF-17〈ターミガン〉の戦士をしておりました! 皆さんのプロジェクトに貢献できるよう尽力致します!」


 そこで、小さな拍手が起きる。ヘレナはやんわりとお辞儀をして、辺りを見渡した。


――国連宙軍の出身ということになった。人体模倣研究所ではよくあることみたいね。


 人体模倣研究所が合衆国の所有を離れる前からの習慣として、研究所に国連軍の軍人が訪れることはたびたびあったらしい。目的は技術交流と軍人の訓練の一環であるという。


 そして、明龍と国連軍は太いパイプがある。


 明龍がヘレナを人体模倣研究所に送り込むための偽りの身分。それは国連軍からの働きかけで得たのだろう。


──まあ、私もよく知らないんだけど。


 そう、それらの情報操作はすべて明龍情報部7課、謎の人物、ルイス・キャルヴィンが行った。他の誰も知らないのだから。


 そこで、一つ視線に気が付いた。


「紀村ナハト……」


 不貞腐れたような少年の瞳が、ヘレナを捉えていた。


 それを受けてヘレナは──。


「やっほー」


 と手を振った。



        ◆


「バカだ。底なしのバカだ」


 先日殺し合った相手に手を振られるという奇妙な経験をしたナハトは、仕事中に彼女の顔を思い出していた。


 深夜の恐ろしい振る舞いとは裏腹に、ヘレナは平然としている。これを二面性というのは、少し違うとナハトは考える。あの戦闘技術も、親しみある言動も、おそらく一つのことが原因としてあるのだから。


――母親か。


 梶原ヘレナは母親である梶原奈義の行方を探っていると言った。梶原奈義に刷り込まれた戦闘技術であり、教えられた明朗さなのだろう。

 

 相反するものは出所が同じ。だから、一貫性と言えなくもない。


 ナハトは戦闘機の操縦席でモジュールを操る。モニターに映る格納庫は、いつもと変わらず忙しない。


 電送システムのメンテナンス中は集中できるはずなのに、不必要なものばかりが目に付いた。頭に浮かんでは消えるどうでもいい考えがゆっくりとかき混ぜられているようだ。


「あ――」


 そこでナハトは、操縦システムの更新データを見つけた。ほんの些細な変更であることは明らかだった。


──明龍に渡せば金になる。


 そこで思い至った。明龍と関わったからヘレナに殺されかけたのだはなかったか。


 間違えていたと反省したのではなかったか。金ならある。これ以上危ない橋を渡るくらいなら、今足を洗うべきなんじゃないのか。


 明龍は大きな組織だ。どうせ自分以外にも工作員は大勢いるはずだ。


 足を洗うには、どうすればいいか。


「やっぱり……」


 ナハトは、モニターを通じて格納庫に入ってくるヘレナの姿を見た。


「殺すのが一番だよな」


 この決心は二度目だ。けれど今回は、自分でも驚くくらい冷静に、理性的に結論に至ることができた。


「いつ殺そうか。……なるべく信頼を勝ち取ったあとがいいかな。取っ組み合いになったらまず敵わないし……」


 ナハトは、そんな物騒なことを真面目に考えていたら――。


『ナハト、人が来る』


 先生の声が聞こえた。



        ◆


「てめえが紀村ナハトか。ちっこいなあ、ええおい」


 ナハトの目の前には影でナハトを覆ってしまうくらいの体躯を持つ大男がいた。


「俺はテストパイロットのモーガン・ゴールドスタイン」


「どうも、紀村ナハトです」


 事態が掴めていないナハトは、高圧的なモーガンに対して間抜けな自己紹介をした。


──なんだこれは?


 ナハトが整備中の戦闘機から降りると、三人の人物が待っていた。


 一人は大男、モーガン・ゴールドスタイン。


 そしてその隣にいる、ハリエット。


 最後に、俺と同様に目をぱちくりしている梶原ヘレナ。


──お前、なに厄介そうな事案持ち込んできてんだ。


 そんな視線にヘレナは気まずそうに眼をそらした。


「聞いたぜ、お前がヘレナちゃんの彼氏だってな」


「そうですか、彼氏ですか……はあっ!!!!?」


 思った三倍厄介な事案で驚いた。それはもう、ナハトは驚いた。


「なに間抜けな声出してんだい。バレたのがそんなにまずいのか? ええ、天才少年」


 そこで、からかうようにハリエットが口を出してきた。


 ヘレナは額を汗で濡らしながらうつむいていた。


「モーガンさんは、私の担当のパイロットでね。こいつはこんなナリして、二十六歳彼女なし、童貞だ。で、私は優しいお姉さんだから、この肉だるまの恋路を助けようとしたわけ」


 モーガンは「童貞はやめてくれ」と小さく呟いたあと。


「俺は……梶原ヘレナに惚れている! 一目惚れだ!」


 と胸を張って言った。


「はあ、そりゃいいじゃないですか」と無関心にナハトが言おうとしたとき、ハリエットの大声にさえぎられた。


「そ! こ! で! 私はヘレナちゃんに聞いたわけだ! お嬢ちゃんお嬢ちゃん、ボーイフレンドはいるのかい? どうなんだい? ってね」


「うるさい、ハリエット」というナハトを無視して──。


「で、ヘレナちゃんは言いました。正直に白状したわけよ。私、戦闘機技師の紀村ナハトさんとお付き合いしていますってね」


「……っっっ!!!!!!??」


──なんで? え、本当になんで?


 ナハトは湧き出る疑問符を消せないまま、ヘレナを見た。


 モーガンの後ろに隠れて、ヘレナは舌を「ペロッ」と出してウインクしてみせた。「ごめんね」という意味だろう。笑えてきた。


──こいつ、モーガンの誘いを断るために、俺の名前を出したのか!


「隠そうとしても無駄だぜ、ベイビー。天才少年。私は昨日見てしまったのですよ。あんたら同じ車で仲良く出勤したそうじゃないか。車の中で何があったかは聞くまいよ。モーガンがかわいそうだから。でもね!」


 完全に面白がっているハリエットは大げさな口調で続けた。


「ナハト、モーガンと勝負しな!」


「いやだ!」


「ダメ! まだ勝負の内容も聞いてないのに!」


「絶対にいーやーだ! やだやだやだやだ!」


 ナハトの処理能力を超え、幼児退行が始まろうとしていたその時。


「あの!」とヘレナが初めて口を開いた。


「勝負なら私としてください!」とヘレナが言った。


 それはナハトを巻き込んだ罪悪感からの立案だろうか。ヘレナはモーガンに立ち向かうように背筋を伸ばした。


 ハリエットはヒューと口笛を鳴らして、ニンマリ笑った。


「ヘレナちゃん、勇敢だね。で、なにで勝負するの?」


「戦闘機で戦います。もちろん演習の内容に従う範囲で」


「演習の私的解釈は、本来反対するべきだけど……」ハリエットはナハトを盗み見た。


そして「まあ、面白そうだからマディンさんには黙っていよう」


「面白い……!」モーガンは色恋とはかけ離れた好戦的な笑みを浮かべた。


「いいだろう! 梶原ヘレナ、もし俺に負けたら、俺とお付き合いしてください」


「威勢はいいのに、お付き合いって表現が童貞チックでいいね」ハリエットは笑う。


 ヘレナもなぜだかやる気になっていて「ナハト! 私頑張るからね!」と意気込んでいた。





「もう……勝手にしてくれ……」



 ナハトはそれだけ呟いて頭を抱えた。



        ◆



『国軍機HF-17〈ターミガン〉への搭乗を確認。パイロットID認証。システム起動します。操縦補助機構アシストシステム……『梶原ヘレナ』を開きます』


 その日の午後、ヘレナは戦闘機に搭乗していた。


 ヘレナは宇宙で戦闘機を操ることが多い。だから、地球での戦闘はいつもの通りに行かない。だからこそ、この重力に拘束された機体を一刻も早く解き放ってやりたいと願っている。


 道具は自由であるべきだ。


 そう脅迫的に考えてきた彼女だからこそ、できるマニューバがある。そう信じている。


 最強でなくていい、最も自由であればいい。


――私は戦闘機を愛しているし、愛されていると確信している。


 電子可塑性樹脂アクチュエータが起動したときの独特の温かみが肌に伝わる。モニターにはすでにそれぞれの数値が映し出され、データリンクが有効になっている。推進剤は満タンだ。


 誰よりも自由であれと、自分に言い聞かせて――。


 ヘレナは飛ぶ。


 偽りの身分。仮初のテストパイロット。だからって、戦闘機に嘘をつくことは許されない。


「梶原ヘレナ、出ます!」


 推進剤に点か。爆熱が格納庫に蜃気楼を作る。射出カタパルトのランプが緑に変わった。


 そして――。鋼鉄の巨人が勢いよく飛び立った。


「っっくぅ!!」


 普段感じている射出時の加速度に重力が加わる。地球では当たり前の現象にいちいち身体が驚いている。


 ギリギリと締め付けられる身体に鞭を打つように、彼女は叫んだ。


「ウラァァァァァァ!!」


 そこで、推進剤の加速は終わり、自由落下に入る。その停止した数秒間。ヘレナは宇宙と地球の間にいるような気がした。どちらでもないし、どちらでもいいと素直に思えた。


 しかし、重力は彼女を逃がさない。ゆっくりと地表に落ちる速度は上がる。ヘレナは眼下に広がる演習場を見た。


『演習を開始します』


 アシストシステムが不愛想に言った。



        ◆


 演習の目的はモーガン・ゴールドスタインに搭載された索敵システムとデータリンクとの調整であった。


 すわわち、モーガンがヘレナの奇襲にどれだけ対応できるかを調べることが演習上の関心事である。


 数秒後に射出されるモーガン機に合わせて、ヘレナは演習場内で息を潜めている。


 ビルを模したブロックの傍ら、ヘレナは鋼鉄の鎧の中でその時を待っていた。


 そして、目視でモーガンが乗る〈ターミガン〉の姿を確認した。


「どう来る……」


 そして、空高く地上を見下ろすモーガン。


 敵機との無線は行えない。それでもお互いの息遣いに至るまで、戦場の緊張感が嫌でも感じられた。


 モーガンの急降下。


 ここまでは演習のいわば台本通り。ここからが、彼女らの戦いの始まりだ。


 モーガンは推進剤の逆噴射を使って、着地。静かな飛行技能はやはりテストパイロットというだけのことはある。戦士のエリートであることは否が応にも理解した。


「少し離れている」


 モーガンはヘレナから13ブロック離れた建物の屋上にいる。彼は、当たりを見渡しているようだ。


 索敵される可能性があるため、飛行ユニットによる高速移動はできない。


 ヘレナはペイント弾の射程範囲に近づけるまで、徒歩で移動することにした。


 巨人の地響きが察知されないよう、デリケートな足さばきでブロック間を移動する。


「一撃で終わらせるよ……」


『スコープサイトを起動します。長距離射撃モード、オン」


 ヘレナの〈ターミガン〉は頭部カメラを切り替え、奇襲の準備をする。


 遠くから打って、敵機の胸部に命中させれば、それで演習は終わる。


 彼女の心拍は速い。


 そこで、モーガン機が別のブロックに飛び移った。カメラでは視認できないものの、地響きを飛行ユニットの燃焼音ですぐにわかった。「音で察知する」ことは宇宙では使えない感覚だ。ヘレナは地球での戦闘に新鮮さを覚えていた。


 その時。


 モーガン機が突然、動き出した。


 飛行ユニットの燃焼音が加速度的に近づいてくる。


「な! バレたの!?」


 ヘレナはこの演習でモーガン機に搭載されている索敵システムがどういうものか知らない。従来は赤外線センサとカメラの画像認識機能を用いて索敵しているが、この状況ではその両者でもヘレナを見つけることは不可能に思えた。


「なんで!」


 急速に接近するモーガンに、ヘレナは思わず飛行ユニットで移動した。


 その時点で、潜伏の状態は解かれたと言っていい。お互いがお互いの位置を把握した、一対一の戦闘が始まる。


「来る!」


 飛行ユニットによる高速移動で、距離を取る。しかし――。


 ヘレナの後方にペイント弾が炸裂した。地表を紫に彩った。


 一秒も遅れていたら、あの弾はヘレナの機体に直撃していただろう。


 そして弾道を辿って目線を移すと、そこにはブロックの頂上に立つモーガン機〈ターミガン〉がいた。


 頭部カメラのが一瞬赤く点滅した。おそらく長距離射撃モードから近接格闘モードにカメラを変えたのだろう。


 モーガン機がブロックから飛び降りた。


 ヘレナもその着地地点に向かって弾を打つ。


 しかし、空中の落下速度を飛行ユニットで調整したモーガン。弾はブロックの壁面に濡れ広がるだけだ。


 モーガンの着地に地響きが数秒。ヘレナは依然、逃げる算段を立て続ける。


「格闘は苦手なのよ……!」


 ヘレナはモニター端の〈同調率〉を盗み見た。


 同調率とは、パイロットが思い描いた人型戦闘機の動きをどれだけ、戦闘機が再現しているかの度合いである。そしてその数値は人が自分の肉体を操る場合に100パーセントとなるように定義されている。


 ヘレナは67パーセントという数値を見て、歯がゆい気持ちだった。


 軍人である戦士たちはいずれも70パーセントを超える猛者ばかりだ。おそらくテストパイロットともなると、そのハードルは80パーセントにも及ぶだろう。


 ヘレナは宇宙では71パーセント。慣れない地球ではそれを下回る。


 近接格闘はモロに同調率で優劣が決まる。


 平均から見ると凄腕のモーガンにヘレナが勝てる見込みはない。


 距離を取りつつ、反撃以外に彼女が勝てる見込みはない。


「正直、お付き合い云々はこの際どうでもいい!」


 高速で低空飛行する彼女の機体は、自動姿勢制御を用いて後方に発砲している。けれど、追随するモーガン機には当たらない。


 モーガンの銃撃はヘレナよりはるかに正確で、彼女の退路を塞ぐようペイント弾が放たれている。直撃するまで、時間の問題だ。


 ヘレナの集中力が切れた時、勝負が決する。


――しかし。


「ナハト君がどうとか、明龍がどうとかも関係ない!」


 ヘレナは諦めていなかった。


「母さんがいた場所で、この機体()を満足に扱えない自分にムカついてるのよ!」


 母と自分。


 梶原奈義は人と道具を理解していた。


 人と道具が織りなす究極の創造物、人型戦闘機。


 梶原奈義に育てられた自分が、戦闘機と同調できていない情けなさが彼女を突き動かした。


「ウワアアアアアア!!」


 その雄たけびは間抜けに聞こえたかもしれない。けれど、ヘレナは本気だった。


 モーガンとの追いかけっこ(チェイス)を終わらせる一手。


 ヘレナは飛行ユニットを逃げる方向とは逆噴射した。急停止にヘレナは加速度で意識を失いそうになるが、耐える。


 そして、迫りくるモーガン機に突撃砲を向け――。


「行くよ!!」


 モーガンは慌てて、銃口を合わせたが、既に遅い。この奇襲は見事に不意を突いた。


 スピードの乗った機体。ヘレナは発砲した。


 そして――。






 至近距離で、外した。


「あれ?」


 あとは物理法則に従うのみ、迫るモーガンの機体がヘレナにそのまま接触した。


 モーガンの機転によって直撃は避けられたが、モーガン機の左脚がヘレナ機の左飛行ユニットに当たり、両者の部位は爆裂音と共に四散した。


 空中を飛び散る破片。よろめくモーガン機。直撃していたら、二人とも命はなかっただろう。


 ヘレナは依然空中にいるが、飛行ユニットが破損している。


 右飛行ユニットだけでは飛ぶことは不可能だ。ヘレナ機は回転しながら落下した。


 当然演習は続行できない。





 後日、ヘレナは人体模倣研究所()()()()()()の大事故を起こしたとして、マディンに説教をされた。




 

  


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