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こちら、聲質研究部?  作者: 緋和皐月
第4章
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練習するのはあと3日

「原稿をある程度、覚えたのなら、風呂に入りながら練習するのも良いよ」


 そう有徳さんに教えて頂いたので、帰宅した僕は、風呂の準備をして構えています。

 母さんの『お風呂、沸いたよ〜』の声を、パジャマと下着とタオルの、3点風呂セットを持って、ただひたすら、待ちます。

 5分経過。だんだん、足が痺れてきます。

 10分。だんだん、腕も痺れてきます。

 20分。ずっと立っているせいか、腰も痛くなってきました。


 ……まだでしょうか。

 そろそろ、体の節々が痛みを訴えているのですが。

 ああ、それはきっと、すぐにドアを開けられるように、ずっと中腰で立っているからです。


「お風呂、沸いたよ〜」


 待ってました!



 ……ふぅ。

 やっと風呂に入れた僕は、まず、体に湯船の湯をかけてから、洗い始めます。

 耳の後ろから足の指の先、隅々まで泡で洗えたあとに、髪も洗い、シャワーの湯で全て、綺麗に洗い流し……そして。

 やっと湯船に浸かるのでした。


 原稿はある程度覚えて居たので、楽です。


「青い空を覆う、大きな雲……。天気予報では、午後から気持ちの良い快晴になる、って言って居たけど。このままいくと、雨空になりそうだ。……そんなことを思ってしまうのは、なぜだろう。まだ、その雲は……」


 ただ、天気について、主人公が語るシーンです。

 その主人公の性格を表すように、ゆったり、柔らかく朗読します。

 ところどころ、感情を込めて、静かに、静かに読みあげていきます。

 風呂場では声がよく響きます。成る程、これは確かにいい練習法でしょう。自分の声が、よく聞こえました。



 少しのぼせて、頭がふわふわした感じを味わいながら、僕は自分の部屋に戻り、ベットに寝転びます。

 そして自分の手の指を見ます。ふやふやです。

 ……そのまま、僕はぼんやりとしました。

 天井を見つめながら、ぼんやりと。ぼんやりと。

 柔らかな何かが、僕の体に巻きついて行きます。

 そして、優しい、優しい、誰かの声が響きます。


『おやすみ』


 あの本の主人公も、こんな優しい声をしているのかな。

 そんなことを思いながら、僕は夢の世界へ誘われていくのでした。


どうも皆様、こんにちは。緋和皐月です。

せっかくの三連休なのに、いろいろあって、ストック作れませんでした。悲しい。


さて、今回。「なにこの話? いるのか?」と思われた方いませんか?

「だって、風呂入って寝てるだけじゃん」みたいな。

これ、ただ風呂入って寝てるだけじゃ無いんですよ。

従姉妹ちゃんの先生曰く、朗読する際には、その語り手、そのキャラの気持ちも入り交えながら読まねばならないそうです。

つまり、雨野にとっての「主人公」ですね。

上手い小説やアニメでは、語り手の気持ちなどを、自然な風景として表します。そうすることで、より語り手の気持ちを伝えようとしてるんですよね。

ですから、その感じが聞き手に伝わるように、どんな感情なのかを思い描きながら読むと、とても上手く読める……とか。

まぁ、緋和にゃよう分からんのですが。


……って、何気にこの回、39話やん。

もしかしたら、45話もいかないかもしれません。結構早めに終わるかも?!

ですから皆様、どうか最後までお付き合いください。

あと、2週間くらいで終わりまっせ〜(たぶん)。

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