表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

SIDE A 小村編

小村千和(こむらちわ

国語の教師。冗談を言っては生徒を困らせる。

もう、木下くんったら、

国語のテストの点数悪すぎよ。

しょうがないから先生が面倒見てあげる。

もし次の試験でいい点数取れたらひざまくらしてあげよっか?

なーんてね、冗談よ。本気にしちゃった?

なんでかな、先生よく犬みたいって言われるんだ。

どこがそうなんだろ?

たしかに甘えたがりだけどさー。

気のせいかな?木下くん、私の胸ばかり見てない?

エッチな男の子は女の子にきらわれちゃうぞー。

どうせ、先生は貧乳ですよーだ。

触ってみる?って、また冗談なのに

目の色変わりすぎだよ。

スケベだから勉強に集中できてないのかもね。

どうしようかな、宿題の数増やそうかな。

ああっ、出しすぎよ。そんなにシャーペンの芯出しても

折れちゃうよ?

溢れてるよ、消しゴムのカス。もう世話が焼けるんだから。

白いのどんだけぶちまけるの。修正液の加減ヘタなんだね。

こぼしすぎよ、筆記用具床にバラバラしちゃって。

大丈夫かな、先生がもっとそばにいてあげなきゃかもね。

世話の焼ける子なんだから。でも、なんだか放っておけないな。

ねえ、夜まで居残りしちゃおっか。

これ以上、赤点取ったら本当にそうするからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ