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46話 「セルア」

 今回、ちょっと長いです。




 さようなら……世話になったお姉さんたち。新しい飼い主に捨てられたりしたら、またここにお世話になるかも……。

 と、感慨にふける時間すら与えられず、娼館を出たと思ったらいきなりセルアは隣に立つ男に抱き着かれ、目隠しをされる。


(う、うわ! 全然心の準備ってやつが!!)


 全然自覚も無いけども、これでも乙女なのである。全然らしくはないが、思わずキャーッという叫び声が出そうになった。そこ、猫だからキャットとか言わない。

 そう思ってると、急に身体が浮かび上がったかのような感覚になったり、地に足がついていない不安定な気持ちになった。

 なになになに? これって一体どうなっているわけ?


 やがて、目隠して目隠しが外されたセルアの前に広がっていたのは、どこかの屋上のような場所。そして、広大に広がる王都の街並みだった。


(え……ここ、何処よ一体)


 横にずらーっと広がる巨大な壁は、見覚えみたいなものがある。あ、これ城壁だ。って事は、ここって城壁の上!?


「ふぅ……やっとまともに話せるな。どう、気分悪いとかない?」


 なんか、雰囲気が前みたい頼りない感じに戻った赤い男が、軽い感じで話しかけてきた。


「え……え……え……?」

「めがまわるー」

「ぐるぐるー」


 傍には、二人の妹も居る。

 どういう事? さっぱり意味が分からない。


「人に見られると厄介だから、急いで人目の無さそうな場所へ移動したんだ」


 その結果が城壁の上ってのもよく分からない。

 いや、確かに誰も見ないけどね。


『レイ。まだ混乱しているみたいですから、一からちゃんと説明した方が良いかと』

「誰!? うわっ! 凄い美人!?」


 気が付けば、青い髪をした凄い美人の人族がセルアの傍に立っていた。セルアは獣族だが、人族の美的感覚とかは分かるぞ。

 ん……? なんか気づけばもう一人、妹達と同年代くらいの人族の子供も居るな。こちらもえらい綺麗な顔をしたガキだ。

 それに、よくよく見たら赤い髪の男の傍にスリ。ソラの傍に人族の子供。セルアの傍に、この美女……という事は、セルアにいきなり抱き着いてきたのはこの女性だったんだろうか。そう言えば、なんかいい匂いと柔らかい感触がしたような気も。……なんだろう。ホッとした気持ちと、ちょっと残念に思う気持ちが半々だ。


「でも、一からって言っても、何処から説明すべきかな。色々ややこしいんだけど」

『巻き込んだ以上、誠心誠意心を込めて言うべきです』

「……だよね。分かりました……ちゃんと説明します」

「は、はぁ……」


 さっぱり意味が分からないが、セルアは黙って聞くことにした。


「まずダァトとして、君たちの事を買わせていただきました。これは、事実です」

「は、はい」

「だけど、俺たちは君たちをダァトとして扱うつもりは無いから。むしろ、自由にしてくれて結構というか」

「は?」


 なんだそれは。じゃあ、いったい何のためにセルアたちを買ったというのか。


「まさか、ダァト解放とか馬鹿みたいな事言わないよね」

「あぁ、うん。そういう風に思うよね。ええと、それはあくまで俺の自己満足になってしまうんだけど……」


 自己満足?

 この言葉を聞いた時、セルアの中で燃え上がるものがあった。


「あたしたちを買った理由って、ひょっとしてただあたしたちが可哀想だったからって事?」

「正直言って、きっかけはそれだ」


 即答だった。

 ギリ……とセルアは牙を噛みしめる。

 可哀想なのは事実だと思う。それでも、こうしてはっきりと言われると腹が立つ!

 可哀想だからとか、そんな他人事な理由で見ず知らずの相手から施しを貰ういわれは自分達には無い!

 だが、赤い男は涼しい顔で続けた。


「俺はダァトなんて見たのは初めてだったし、最初に君たちを助けた時は、何度引き返して君たちを解放しようかと思ったぐらいだ。

 でも、俺があそこでダァトを解放すると、解放してそれで終わりって訳にもいかないだろ。

 少なくとも、その後の生活の面倒をみなくちゃいけない責任がある」


 確かに。あの場で自由を与えられてもセルア達は困っただろう。元々住んでいた村に帰ろうにも、村はもうない。それに、ここは人族の国だ。獣族の娘が生きていくには、厳しすぎる。


「それで、色々な都合が噛み合った結果、こうして君たちを買う事になりました」


 いや、そこ飛ばさないでくれない?

 こっちはその都合ってやつを聞きたいのです。


「いや、この部分は君たちの都合の方も聞かないといけなくてね。はっきり言って、俺たちは君たちを直接どうこうしようという気は今の所無い」

「まさか、このまま放り出して、はいさようならって言うんじゃないでしょうね」

「いや、それはあまりにも無責任でしょ、君たちには、働いてもらって、自分で今後の生活費を稼いでもらうつもりです」

「うっ!」


 まさか、本気でそのつもりだってのかい。

 正直、これだったら今までと大して変りないじゃないか。むしろ、最低限度の生活は保障されていたダァト時代の方がまだマシかもしれない。


「あ、その前に……」


 いつの間にか赤い男の手にはナイフのような物が握られていた。

 おいおい、いきなり何すんだよ……と思っていると、


 ポト…ポト…ポト……


 セルア達の足元に、ダァトの証である首輪が落ちた。見れば、金具の部分が真っ二つに斬られている。


『し、失礼します。これが、ダァトの焼き印ですね。すぐに治しますから、じっとしていて下さい』


 金髪の子供が、セルアの首元にある焼き印を見て言った。

 いや、治すって……さっき出来た傷でもあるまいし、治せるはずもないでしょ。

 と、思っていたらほんのりと暖かい光がセルアの首筋を包んだ。

 え……何したの?


 困惑していた私に、青髪の美女が空中に鏡を作り出した。

 それも凄いんだけど、その鏡を見たら、私の首元にあったダァトの焼き印が、すっかり消えていた。


「嘘……でしょ」


 セルアが呆然としている間に、少年はスリとソラの焼き印を治していく。


「これで、君達がダァトだったっていう証拠も無くなったわけだ」


 ペタリ……とセルアは腰が抜けた。


(何なのこの人たち。馬鹿みたいな理由でダァトを買って、でもう何ヶ月も前につけられた焼き印を跡形も無く消し去るなんて……。絶対にあたし達が関わっていいレベルの人じゃない。

 一体、あたし達に何させようってんだ……)


 そんなセルアの足元へと、赤い男は札束を放る。


「大体10万レンくらいあるかな。もし、これから言う条件が嫌なら、それが手切れ金って事で。そこから先は、この街で暮らすも良し、なんだったらもうちょっと静かな村だったり、隣の国まで運んで行ってもいいけど」


「い、いいから早く何やらせるつもりか言いなさいよ!!」


 この男から発せられる言葉がいちいち非常識すぎる。それにあまりに自分達に好条件すぎて逆に恐ろしい。さっさと聞く事を聞いて楽になりたい。


「いや、何やらせるって言うか、ただ住み込みで働いてもらいたい場所があるだけなんだけど」

「す、住み込み!?」


 くそう。やっぱり意味が分からない。

 何処だ? どんな恐ろしい場所で働かされるっていうんだ。しかも、自分だけでなく妹たちも含めて。


「場所は、王都の中心街よりちょっと離れた場所にある宿屋」

「……は? や、宿屋?」

「聞いた話だと、獣族のお客とかは中心街とかを避けるから、結構集まるらしいんだよね。で、同じ獣族の従業員なんかがいれば、やりやすいかなって」

「じ、従業員? ひょっとして、住み込みってその宿屋って事?」

「そうだよ。さっきも言ったし」


 なんかあっけらかんと言い返した。

 ああくそ。頭がこんがらがる。


「何処の世界に、ダァトに従業員やらせる奴が居るんだよ!」

「いや、もうダァトじゃないでしょ」

「あ……」


 セルアは思わず首筋を押さえた。


「聞いた話だと、元ダァトなんてそこら中に居るって話だしさ。知ってる? ハンターギルドにだって元ダァトの職員が居るらしいんだよ」

「な、なんであたし等な訳? それこそダァトなんていっぱい居るんだし」


 そういうと、赤い男は少し顔を歪ませた。


「だから言っただろう。俺の自己満足みたいなもんだって。たまたま知り合って、ある程度話をした。君達を買った理由なんてそんなもんだ」

「そんな……それだけの理由で」

「縁……っていうか、巡り合わせだな。

 話に出てきた宿屋ってのが俺がこの王都に来て、ずっと世話になっていた宿屋なんだけど、そこの夫婦がずっと前に魔獣に子供を殺されたんだ。それで、奥さんが心を病んでしまった。仇の魔獣の方は昨日倒したんだけど、そう簡単に心が元に戻る訳が無いだろ?

 せめて従業員を住み込みで雇ったらと聞いたんだけど、うまく接せられる自信が無いっていうんだ。んで、さっきも言った通り獣族の客も多いし、ならいっそ獣族の子供でも従業員で雇ったらどうか……という事で、俺が君達を推薦した。ご主人の方も、生活に困っている子が居るんならって事で一応了解は取っている。

 ……で、どうする?」


 聞いた感じ、悪魔の城で働かされる訳では無いようだ。

 それでも、やはり疑問が付きまとう。

 なんで? そこまでしてもらう義理が一切無いじゃんよ。

 何か……何か裏があるんじゃないか?


「ほ、本当の理由を教えなさいよ。本当はあたし達に何させる気なのよ!?」

「いや、本当の理由って言ってもなぁ」


 赤い男は言いずらそうに鼻筋をポリポリと掻いている。

 なんだ?

 そんな大変な理由が隠されているというのか!?


『レイの世界の知識で、こういったものがあります。

 アニマルテラピー。

 要は動物と触れ合う事で心の傷を癒したり、ストレスを軽減させる治療法です。

 貴方達と生活していれば、宿の女将さんの心の傷も次第に回復していくのではないか……。

 レイにとってはそれが本音ですね』


 隣に立っていた美女がそんな爆弾を放り込んだ。


「………はぁ?」


 見たら、レイと呼ばれた赤い男は、あちゃーと額に手を当てている。

 という事は、マジなのか。


「あ、あたし達は動物なのか!?」

「い……いや、すまん」


 謝られた。

 なんだろう? ダァトにとってあるまじき事だとは思っているが、どうしても一発ぶん殴りたい。


『殴っていいですよ』

「え……いいの?」

「いや、何勝手に了承してんの? って、何で俺の身体押さえつけてんの? ちょっと、アルカさん?」

「じゃあ……遠慮なく」


 セルアは拳を握り、大きく振りかぶった。




◆◆◆




 いてぇ。

 この世界に来てからというもの、肉体的な痛みには鈍感になっていたが、久々に痛かったなあれは。

 それにしても……


「裏切りだ。酷い裏切りだ」


 まさか、アルカが持ち主であり艦長でありチームリーダーであるこの俺をぶん殴らせる為の協力をするとは。


『うるさいです。あれは、同性としての観点から見て、さすがに酷い理由だと思ったからセルアさんに力を貸したまでです』

「いや、そうは言ってもさ。思いついちまったんだから仕方ないだろう」


 そう、思いついちゃったのだ。

 この方法ならば、王都に来て知り合った不幸な身の上の二組を、ある程度幸せにできる手助けが出来るんじゃないかと。

 全てのダァトを幸せにできる訳が無い。彼女たちが選ばれたのは、本当にあの時会っただけという縁だ。ただ、可哀想な身の上だから、幸せになる為の手助けがしたい。それだけの身勝手な理由だ。

 宿屋の夫婦だって、この二人と同じ身の上の人達はもっと居るんだろう。その中で何故彼等なのかというと、これもただ自分が知り合って同情したからという身勝手な理由だ。


 俺がこの世界に来たのはただの偶然だ。世界の仕組みを変えるだなんて大それた事は出来ないし、やろうとも思っていない。

 それでも、自分の知り合った人達は、なるべく幸せになってほしい。

 それが俺がこの世界に残せる事なんだとしたら、なんか嬉しいじゃないか。ほんの少しでも、その人達の世界を救いたい。

 言ってしまえば偽善です。

 でも……これって良い事でしょ?


「こ、ここが……その宿屋?」


 セルアは何故かアルカにしがみついたままガタガタ震えている。

 あの後、セルア達はとりあえずその宿屋夫婦に会ってみるという事になったのだ。そこで働くかどうかは、それから決めると。……うん、まずは面接からだな。

 ルゥは……と見れば、なんか二人の妹と仲良く談笑している。くそ、お前コミュ障じゃなかったのか!? 相手が同年代の子供ならオーケーなのか?


「ど、どんな人なの? 怖い人? いきなり怒る人? 笑ったまま殴る人?」


 その台詞だけで彼女が今まで会ってきた人間達がどんなタイプだったか想像できる。

 くっ……なんか泣きそうだ。


「そんな奴紹介なんかするか。普通にいい人達だから、安心しろ」

「あ、安心なんかできるか。あたし達はこの国に来てからっていうもの、普通のいい人っていう人族に会った事無いんだ!」


 くそぅ、また泣きそうになる台詞を。

 まぁ、この子達の境遇考えたら、それもそうか。しかし、どう言ったら安心できるもんか。


「おや。レイジさんじゃない」


 声が背後から。

 振り返ると、宿屋の女将さんが買い物籠を持って立っていた。相変わらず痩せているが、顔色は以前会った時よりも良くなっている。


「あひゃい!!」


 セルアは急いでアルカの背中へ隠れた。


「どうも。出歩いても大丈夫なんですか?」

「ええ、おかげさまで少しずつ体調も良くなってきました。そう言えば、見慣れない子達が居ますね」


 女将さんが俺以外のメンツに気づいたようだ。

 そう言えば、いつも泊まるのは俺一人だったから、アルカ達を紹介していなかったな。


「紹介します。こっちがアルカで、こっちがルーク。二人とも、俺のチームメンバーです」


 両手で、二人を引っ張って紹介する。

 なんだか、二人ともガチガチだ。


『ど、どどどどうも……アルカです』

『ルルルルル……ルークです』

「あらあら。二人とも可愛い子なのね。それでもハンターなんだから世の中凄いのね」


 凄いんだよなぁ実際。下手したら俺よりも強いからな、この二人。


「そして、他の子……あらあら獣族の子なの。ひょっとして、この子達が?」

「はい。身寄りが無くて困っている子達です」

「ふぅん。そうなの……あなた! あなた!!」


 いきなり大声で叫ぶから、びっくりした。というか、この女将さんからこんな声が出るとは思わなかったぞ!


「ど、どうしたお前!! 何かあったのか!?」


 人の良さそうな顔をしたちょび髭のおじさんがあわてて飛び出してきた。


「ほら、この子達が従業員希望者の子達よ」

「なんだい。大声で叫ぶから何があったのかと……」


 ふぅ……と腕を撫でおろすご主人。そして、改めてセルア達を見た。


「ふぅん。なかなか可愛いじゃないか。君はお姉さんかな?」


 未だアルカにしがみついているセルアに声をかける。


「は、はい!」

「妹さん達がもうちょっと大きくなるまで、君の仕事が多くなると思うけど頑張れるかい?」

「え……あ……は、はいっ!!」

「ようし、それじゃこれからは空いている部屋も使えそうだね。獣族の可愛い看板娘が居るよって、宣伝でもしようかな」

「か、可愛い……って、あ、あたしが……?」

「いや、妹達の事かも……って痛ぁ!!」


 ぼそりと突っ込んだら、アルカに思いっきり足を踏まれた。足だけに何トンも質量溜めてやがるぞ!

 そして、このやり取りを不思議そうに見つめていた妹の一人が口を開いた。


「おねーちゃん。今日からここに住むの?」


 そこへ女将さんが近寄って、その頭に手を置いた。

 最初は二人も殴られるのかと思って身体を強張らせたのだが、女将さんは優しくその頭を撫でるだけだった。いつの間にか、二人は喉をゴロゴロ鳴らしている。

 くそう、おれもやりたい。


「確か住み込み希望だったわね。ようし、今日は新しい家族が増えた事のお祝いね」

「それじゃ、食材の買い足しでもしとかないとな。ああ、なんだったらレイジさん達も……ってあれ?」


 その場に居た者達が辺りを見渡してみると、いつの間にか俺たちの姿は消えていた。

 この分だともう大丈夫そうだな……と判断して、ミラージュコートで姿を消してその場を離れたのだ。


 遠くから望遠画像で続きを見てみたが、やがてようやく心から安心したのか、セルアがわんわんと大泣きしだした。それを、宿屋の夫婦と妹達があやしている。

 あぁ……こういうシーン弱いんだよな。あの場に居たらどうしたらいいか困っただろうから、逃げて正解だったかな。


『ケイの知識では、こういう感動物の映画とか圧倒的に数が少ないですからね』

「うるさいな。俺はしんみりする映画より、スカッとする映画の方が好きなんだ」

『でも、なんか嬉しいね。こういうのって』


 ルークの言うとおりだ。

 こういうのってやっぱり悪くないよな。


「さぁて、普段着用の服でも買いに行くとするか」

『ひょっとして、私達もですか?』

「当たり前だろ。さぁ、行くぞ行くぞー!!」


 今日は非常に気分が良い。

 願わくば、こんな日が続けばいいのだが。




 前話で長いから分割したというのに、もっと長くなってしまった。更に分割すると話も中途半端になりそうだったから、このまま掲載する事にします。


 セルア達は登場させた時から、この結末にするつもりでした。元々、奴隷ポジションのキャラなんて出すつもりなんて無かったんですが、話のネタを思いついてしまったのだから仕方ない。……本編でもケイが言っていましたが。


 とりあえず、2章から続いていた2つのイベントを消化。

 次話より、新たなイベントに突入します。

 新キャラの方も登場予定~。

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