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99話 フェイVSシグマ

投稿の間隔が空いてしまって申し訳ありません。

本日より再開します。




『では姉さん、彼についての詳しいデータを要求します』


 いつもの銀髪褐色という美少女タイプの姿に戻ったフェイが、早速アルカへと尋ねる。

 ふとシグマを見れば、俺達の味方が増えた事で、出方を探っているのかその場に立ち尽くしたまま動かない。

 作戦タイムをするならば今がチャンスだろう。


『正直言って詳しい事は判明していません。遠距離攻撃、近接攻撃、現状あらゆる攻撃方法を試しましたが、効果はありませんでした。

 唯一、効果らしい効果があったのは、足元を狙った攻撃です。

 と言っても、唯一防御するという行動をとっただけで、結果として効果は無かったのですが』

「それと、名前はシグマだってさ」

『防御……ですか?』


 とりあえず俺の知り得た情報という事で奴の名前を教えたのだが、そのままスルーされました。

 軽くショックを受けている俺をアルカもスルーし、説明を続ける。


『今までの攻撃からの推測で、彼の防御力の秘密は、あのコートにあるのではないかと思われます。ですので、そのコートの防御範囲外である足元を狙ったのですが、彼の右手には、超振動発生装置らしき物が備わっているようです。それによって、攻撃が当たる前に攻撃そのものを破壊されました』

『超振動発生装置……なるほど……』


 フェイは納得したように頷く。


『超振動兵器は危険です。あれはさすがにアーマードスーツでも防げません』

「そうなのでござるか?」

『例えるなら、硬い箱の中に人を入れて、ガチャガチャと振り回すとします。すると、中の人間はどうなりますか?』


 俺とゲイルはフェイに言われた事を想像し、顔をしかめた。


「……なるほど。確かに無事では済まないでござるな」

『ですので、ゲイルさんとケ……レイジさんは近づかない方が良いですね。姉さんも本体が水という事で、相性は良くないでしょう』


 アルカのようにケイと言いかけたのか、途中で我に返ってレイジに言い直した。あくまで俺はハンターのレイジという事なんですね。余所余所しい感じがしてちょっとショックではある。


『では……』

『はい。接近戦は私が担当します』


 一歩前へ出るフェイ。

 それを見て、今まで成り行きを見守っていた様子のシグマが僅かに身体を傾けた。

 確かに、俺もゲイルも相手にあの武器がある以上は近づく訳には行くまい。だが、だからと言ってフェイが前に出てどうするというのか。

 ゲイルもそう思ったのか、そのまま前へ進もうとするフェイを呼び止める。


「だが、ちょっと待つでござるフェイ殿! スーツではその超振動兵器とやらを防げないとフェイ殿が言ったのでは無かったでござるか?」

『別にスーツで対応しようという訳ではありません。それに、特性上彼との戦いは私が一番相性がいい筈です』

「相性?」

『つまり、彼に私は破壊できないという事です』


 そのままこちらを振り返る事もせず、フェイは一歩二歩……とシグマへと近づいていく。

 そして、シグマとの距離が5メートルとなった所で足を止めた。


『貴方が何処の世界から来たか存じませんが、こちらの都合上貴方を放置しておくと好ましくない状況になるようです。ですので、私が対処させて頂きます』

「………」


 淡々と今からお前を倒すと宣言するフェイ。対するシグマは、未だ黙したまま……数歩先に立つ少女を見つめている。

 それにしても、今気になる単語がフェイから聞こえてきたな。

 何処の世界から来た―――って、まさかとは思うけど……あのシグマって奴は……


「どうやら、あのコートの男は拙者達とは違う世界から来たらしいでござる。フェイ殿は主人の命令で、彼を探していたんだとか」


 俺の疑念を感じ取ってか、ゲイルが答えてくれた。

 って事は、マジであのシグマって奴は異世界人なのね。地球でもゲイルの世界でもない、新たな世界からの来訪者という事か。

 本来なら、協力すべき間柄だというのに、今はこうして敵対としているというのはなんと残念な事か……。


 すると、アルカも疑念が払拭できたかのように頷く。


『なるほど。あのコートにしろ、右腕の超振動発生装置にしろ、私達の世界とは違う科学技術で作られた物という事ですか。それならば力を解明出来なくとも仕方がないですね』

「そういうもんなの?」

『世界が違うという事は、下手をすれば物理法則から何から何まで違うかもしれないと言う事です。現に、この世界では魔法が当たり前に存在しているでしょう。その魔法でさえ、魔力というものがどういったものであるか理解するまでは未知の力だったのです。つまり、彼の力も魔法と同じような物という事です』


 なるほど。今まで無理に理解しようとするから恐怖を感じていたが、魔法と同じ未知の力だと思えば納得も行くか。


「ところで主、あのシグマという男の事でござるが……」

「ああ、異世界人なんだよな」


 改めてフェイとシグマの二人を見る。

 こうしてフェイが力を貸してくれるのは嬉しいが、その相手が俺達と同じ異世界人なのだ。またフェイ自身も純粋に力を貸してくれている訳では無く、主とやらの命令で動いている。だから、素直には喜べない自分が居る。

 それでも、今は立場上敵対しているだけなのだから、無事にこの戦いが終わったとしたら、改めて声を掛けてみるべきかもしれない。

 まあ、異世界人全員が善良な奴とは限らないから、仲間にするかどうかはまた別問題だけどな。


「とりあえず、まずはこの戦いを終わらせる事が先決だ。後の事は終わってから考えよう」

「……それもそうでござるな」

「とにかく、接近戦は出来ないが、遠距離からのサポートは出来る筈だ。相手の動きを見極めて、チャンスを窺うとしよう」

「了解でござる」


 弓は構えていないが、弦に手を掛けていつでも矢を撃てる体勢をとるゲイル。

 俺もすぐにサポート出来るよう、手にはトリプルブラストを握っている。


 しかし、サポートするのはいいが、考えてみたらフェイの戦いというものを俺は見た事が無かった。オールンドでの乱戦では、獣の姿になって魔獣を蹴散らしていたらしいが、今回もそのように戦うのかな?


 それに、よくよく考えてみたら狼に変身するというのはどういう事なんだろう。

 それも、銀色の毛皮……という訳では無く、あのメタルな外見の狼だ。アルカ達のように魔晶をエネルギーとしているのか、彼女については知らない事が山のようにある。


 そんな事を思っていると、フェイの外見に変化があった。


 全身が銀色に染まり、身体の起伏が緩やかになる。また狼に変身するのか……と思ったが、そうではなかった。

 フェイの手足は銀色の装甲に包まれ、その指らしき場所からは鋭く巨大な爪が出現している。よく見れば胸部や腰部も鎧に包まれており、尾らしきものもある。

 そして、顔全体はフェイのままであるが、その口元は狼の口のようなマスクによって覆われていた。


 ―――人狼。


 例えるならばそれであろうか。

 一度、ゲイルとの共闘の際に銀色の人狼騎士のような姿になった事があったが、あの時よりも姿勢が獣めいている。鎧の中はゲイルでは無いのだから、人間の関節に捉われない動きが出来るという事なのだろう。

 あれが、フェイの近接戦闘形態という事だろうか。


『では、行きますよ』


 その言葉と共に、フェイは駆けた。

 凄まじいスピードだった。以前とは比べ物にもならない程に強化された俺の動体視力をもってしても、彼女の動きを捉える事は困難である。


 そのスピードと共に振り下ろされる爪は、あらゆる物を両断するだろう。例え、こちらの攻撃を全て無効化して見せたシグマのコートでさえ―――


「!」


 ―――しかし、その爪はシグマの身体を引き裂く事は無かった。

 俺は思わず目をこする。

 俺の目の錯覚か? どう考えても攻撃が当たるタイミングだというのに、幾度となく振り下ろされる爪はシグマの身体に触れる事すら無い。俺の時もそうだった。どう考えても攻撃が当たったという確信があるのに、手応えのようなものは一切感じなかったのだ。

 いや、こうして離れた場所から見ると少し違う。当たったと思った瞬間にシグマの身体が一瞬だけブレる。そうすると、僅かにズレた場所にシグマの身体が移動しているのだ。

 あれは何だ?

 まさか、瞬間移動とかそういう力なのか?


「いえ、あれは超スピードで動いているだけでござる」


 ふと隣からゲイルの説明の声が聞こえる。


「拙者の目でも、ギリギリ動いた瞬間が見えるだけでござるが、消えている訳ではござらん。ほんの一瞬だけでござるが、フェイ殿よりもずっと速く移動しているのでござる」

『それは……私も気づけませんでした』


 人間よりも圧倒的に視力に優れたエルフだからこそ発見できた事だ。

 アルカは人間以上の力をもったAIではあるが、超高性能カメラの如き目は持っていない。だから気づけなかった。人間以上の力を発揮するなら、それに応じたアイテムを使わなくてはならない。


「ただ速いだけ……って事か」


 今にして思えば、幾度となく試したあらゆる攻撃も、通用しなかったのではない。ただ、全て避けられていただけ……という事か。

 しかし、それにしても疑問は残る。そのような超スピード攻撃が可能であるのなら、何故もっと早く決着をつけなかった。その超スピードで右腕の超振動兵器を使用すれば、こちらとの戦いもすぐに終わった筈である。


『恐らくですが、その超スピードで動ける時間が短いのでは? 私達は一度接近戦を試みた後はずっと遠距離攻撃に切り替えていました。一定以上の距離が開いていたせいで、超高速移動が使えず、避ける事しか出来なかったのではないかと推測されます。もしくは、そのスピードで動いている間は、武器の使用を制限されるとか』


 アルカの説明に納得する。

 つまり、奴の超スピードは純粋な足の速さではなく、加速装置のようなものという事か。最も、本来の加速装置のように数秒間だけ超スピードで動けると言う事ではなく、本当に一瞬だけ……コンマ何秒という僅かな時間だけ発動するという物なのか。

 それでも、回避に徹すれば便利な力には違いない。


『でも、そのような力があるという事は彼は……』


 アルカは何故か顔を一瞬だけ悲しげに歪める。

 その意味は問おうとしたが、戦いの方に変化があった。


 シグマの超スピードには及ばないものの、フェイのスピードも凄まじい。大地を蹴り、飛び跳ね、獣の如き敏捷性で両手両足の爪を振るっていた。その猛攻にシグマも回避に徹するしかなかったようだが、次第にフェイの動きに目が慣れてきた様子だ。こちらから見ていても、超スピードによる回避の動きが小さくなっていくのが分かる。


 そして、フェイが大きく爪を振るったタイミングで、シグマも右腕を突き出した。

 超振動だ!

 咄嗟にフェイは手甲でガードし、その掌を受け止める。

 だが、その攻撃をガードしても意味が無い事は彼女も理解しているだろう。


 あの時、氷の足場を破壊した時と同様に、衝撃音と衝撃波が響き渡る。


「フェイ殿!」


 思わずゲイルが叫ぶ。

 が、ガードした体勢のままだったフェイは、五体満足のままそこに立っていた。

 自身の身体が何ともない事を確認するとニヤリと笑い、ガードしていない方の腕で爪を振るう。

 シグマはそれをバックステップで避け、自身の右腕の様子を確かめていた。


『貴方のその右手……私には通用しないようですね』


 得意気な表情で、フェイはシグマに言い放つ。


「ええとアルカ殿……フェイ殿の説明では、いくらこのスーツを着ていようとあの超振動なる攻撃は防げないのではござったか。何故、フェイ殿は無事なのでござろう?」


 額に手を当ててゲイルは真剣に考えている。

 まぁさっきの説明からするとそういう疑問は湧くよね。特にゲイルはまだアルカ達の身体の仕組みを完全には理解してないのだろうし。


『恐らくですが、フェイの身体が物凄く硬い為……それと、特に鎧で身を固めている訳でもなく、身体そのものが金属そのものだからではないかと』


 やはりそうか。

 アーマードスーツが超振動に対して役に立たないのは、着込んでいる生身の人間がその衝撃に耐えられないから。ならば、中身まで硬い金属のままであれば、破壊される心配もない……そういう事か。


 アルカが水を媒体にして実体化し、ルークは土を媒体にして実体化している。

 ならばフェイは、金属を媒体にして実体化しているという事か。それも、とんでもなく硬い金属が媒体になっていると推測される。それこそ、超振動であっても破壊されない程の硬度を持つ金属だ。

 どんな金属だよと思うが、ここは異世界だから仕方が無い。


「どうも……見た目通りに普通の娘では無いようだな」


「!!」


 遂にシグマが口を開いた。

 声を聞く限り、やはり男だ。


「さっきの奴等といい、今日は奇妙な人間に会う日だな。……いいだろう。こちらも全力で行かせてもらう」


 シグマは特に感情を滲ませない声で言うと、着込んでいた紺色のコートを脱ぎ捨てる。

 そのあらわになった姿を見て、俺は唾を飲み込む。


 歳は俺たちの世界で言う所の30代~40代。短く刈りあげられた黒髪に、深い傷と皺が刻まれた顔。が、特に目が行くのは顔の右側だ。顔の半面は金属によって覆われていた。それも、別に仮面を着けている訳では無い。よく見れば顔の皮膚が抉れている事から、あれがシグマの素顔という事になる。

 そして下半身や胴体部こそ衣服によって隠されているが、むき出しになった両腕は無骨なまでの金属……いや、機械の腕であった。

 つまり、シグマという男は―――


「サイボーグかよ」

「主の世界の知識にある、肉体を機械で補強した人間でござるな。実際にこの目で見ても、なかなか信じられないものでござる」

「俺の世界でも、あそこまでガチのサイボーグは映画の中でしか存在しないよ」


 イメージ的には、有名映画の未来から送り込まれた殺人ロボットな感じ。そういや、フェイは自在に姿を変える金属という事だから、もろにあの映画の二作目の対峙構図だな。

 あの映画では、単体での力は新型の液体金属の方が上だったが、こっちの戦いはどうなるんだ。


 シグマの右手首からはナイフのような刃が飛び出し、その刃がじわりと赤くなっていくのが確認できる。恐らくは俺のヒートブレードと同じ効果……ヒートナイフと言った所か。

 それを見て、フェイの両腕の爪も赤く染まっていく。どうも、フェイにも同じ事が出来たようだ。


 二人は腰を深くして構えをとり、やがて飛び出した。

 その戦いたるや、最早目で捉える事は不可能。二人が大地を踏みつけると同時に地面が抉れ、空中ではキィンキィンと金属が打ち合う音が響く。

 ……なんか見ていたら目がしんどくなってきた。


 思わず目を押さえて俯いていると、隣のゲイルが口を開く。


「戦況は幾分かフェイ殿が有利と行った所でござるか。

……それにしても主、拙者達はここでこうして観戦しているだけでいいのでござるか?」


 俺が最初に言った通り、ゲイルはいつでも矢を撃てる体勢ではあるのだが、ああも超スピードで動かれては矢を撃ちこむチャンスは見当たらない。

 それに俺自身も思うところがある。


「それもそうなんだけど……結構いい勝負しているし、水を差すのもいかがなものか……」


 さっきみたいに圧倒的に負けているなら、多対一もやむなしと思っていたが、今のように微妙にフェイの方が勝っている状況となると、手を出すのはどうも憚れる。

 実際、こちらが遠距離で攻撃しフェイが接近戦で仕掛ければ、いかに加速装置を持っていようと対処には限界が来る。だから、こちらで攻撃を加えればそのまま勝ちに繋がると思うのだが、やはりどうも無粋な気がしてならない。


「とは言え、このまま見ているだけってのはフェイに悪いよな。ゲイルはいつでもフェイの援護が出来るように準備。そしてアルカと俺は二人が戦っている隙にあの男を捕まえるぞ」


 あの男……とは、誘拐を首謀したと思しき男だ。今も岩陰からフェイとゲイルの戦いの様子を青い顔をしながらも見守っている。

 さっきは手を出そうとしてもシグマの防衛にあって出来なかった。だが、フェイとの戦いに集中しきっている今ならば、対処できる可能性はあるかもしれない。


『ですが、もしシグマが矛先をこちらに向ければ……』


 そうなんだよな。こっちにはあの超振動をなんとかする手段が無い。でも、助っ人であるフェイにばかり危ない橋を渡らせる訳にもいかないだろう。


「ああ。だから、速攻で決めるぞ」


 その言葉と共に俺達はその場から飛び出した。ここから男の隠れる岩山まではかなりの距離があるが、スーツとジャンプブーツの力を使えば、一瞬で済む。

 ―――そう思っていた。


 俺達が動いたと同時に、シグマの動きが止まりその視線がこちらへ向く。

 うわ! おっかねぇ!

 だが、シグマが動くよりも速くフェイが回り込む。


『行かせませんよ!!』


 ナイス、フェイ!

 後ほんの数秒時間を稼いでくれれば、それでこの件は終わりだ。


 だが―――


「ゼロ・ディバイド」


 シグマがその言葉を発すると、左手に何やら黒い光のようなものが集まる。

 その光が球形になったところで、シグマはその黒い球を目の前へ回り込んだフェイへとぶつけた。


 咄嗟にガードするするフェイ。

 超振動では無いようだが、自身の防御力は先ほど証明してみせた。

 当然これもガード出来る筈。俺もアルカもゲイルも、フェイ自身でさえもそう思っていた。


『―――え?』


 フェイは、宙に舞う自身の左腕を見つめていた。


 黒い球はフェイの金属の身体をまるでバターを溶かすように、左腕どころか左胸、頭部の左半分までも吹き飛ばした。


『そん……な……』


 そのままフェイは、意識を失ったかのように崩れ落ち、大地へと倒れ伏したのだった。




 前話より一週間以上間が空いてしまって申し訳ありません。

 今月は仕事の方が大変忙しいので、今回のように投稿間隔がかなり開いてしまうかもしれません。次回で100話達成だというのに、悲しいな……。


 新キャラ、シグマがようやく喋りました。

 残念ながら男でおっさんです。実際のRPGのパーティーキャラだとしたら、多分仲間になっても使用回数少ないんだろうなと思うとちょっと悲しい。でも、こちらの仲間になるかはまだ分かりませんがね。


 また、今回の話でとんでもない事になりましたが、キャラ紹介ページにフェイのイラストを追加しました。

http://ncode.syosetu.com/n9051dk/1/

 気になる方は見てやってください。

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