第二話
Q.なぜ野球関係のチートを?
翔真「三振に打ち取ったときの気持ちよさを味わいたいから。」
Q.投手能力と打者能力のこだわりは?
翔真「七色どころか百色の変化球を操る速球派になりたかった。打者能力は一割五十本が理想です。」
配信が終わって俺にだけ見えるステータス画面で確認する。
菅原翔真 年齢10
球速100→130㎞/h
シンカー0→1
カーブ1→3
ドロップカーブ0→1
スローカーブ0→2
フォーク1→2
SFF1→2
チェンジアップ1→2
スライダー0→1
シュート1
弾道2
ミートG→E
パワーD→C
走力G→F
肩E→D
守備E→D
捕球E→D
うわあ、一気に上がってる。二段階くらいか? やっぱり人数がトリガーだったな。だが、それならもっと上がっていい。つまりこれ以上はもっと別。つまり深い仲にならないといけない。
フォン
色々考えていると別の画面が現れた。そこには【女性と遊ぼう】というミッションがあった。は? 引きこもり前に遊んでたのはカウントされない系? はあ、ダル。えーどうすっかなあ。あ、アイツが居たわ。
プルルル
『はい、私です。』
「あ、瑠那?」
『どうしたの? 冬眠から目覚めたの?』
「違う、違う。今度さ、家で遊ばない?」
『いいよー、じゃあグローブ持っていくねえ。』
今電話を掛けたのは俺の唯一の友達にして幼馴染の月宮瑠那。地元の野球チームでエース兼四番を打っているらしい。俺は試合を見に行ったことがないのでわからない。尚俺よりも高い。許さねえ......。ちなみに外見はバチクソ美人。金髪碧眼で本当に日本人なのか疑うレベル......。まあこの世界の日本は前の世界と異なり黒髪がスタンダードではなくカラフル。ぱっと見外国人だと思うレベルの髪や眼をしている。そして全員美形。男もそのDNAを継いでいるのか美形である。俺以外。なーんで俺だけ前世に近いんですかねえ。おかしい......こんなことは許されない。......まあ文句を言っても仕方ない。
瑠那は他のやつらと違って少なくとも性欲全面とかじゃなかったから関係を続けてる。それで、偶に家に呼んでキャッチボールしたりしている。キャッチボールも遊びの範疇だろ。だよな? まあ違ったら適当にゲームでもすりゃあいいや。
「翔ちゃん、ドーピングでもやった?」
「ふ、男子三日会わざればなんとやらよ......。」
「いやいや! そんなもんじゃないからね?! ねえねえ! うちのチーム来ない? 私のワンマン体制で終わってるのー! 私過労死しちゃう!」
「連投制限あるだろ。」
「私投げないと五回コールドだよ?」
「終わってる。」
瑠那は人並以上に打てるのにそれでも五回コールドなのは悲惨やね。
「後私以外小学校で辞めるらしいし。」
「は?」
「中学上がったら勉強に集中するらしいよー?」
はへー。エリートになれば男性とのつながりが増えるからか? にしてもやばそー。
「でね、ここらで中学に上がっても続ける子たち集めてチーム作るの。おねがーい、入ってー!」
「えぇ......。」
うーん、またあの野獣の眼光に囲まれる生活はしたくない。しかし、ミッションのこと、俺の特典が野球なことを考えると必ず野球関係のが出てくる。だったら入ったほうがマシか?
「......まずは、俺の親の許可が取れたら。次に暴走しないようにお前が手綱を握れ。最後にどうせならそいつら全員で同じ学校行って甲子園目指そうや。」
「OK! じゃあ小母様に許可取ってくるねー!」
果たして取れるんでしょうか。母さんは俺には優しいが他人には厳しいからな。多分無理やろ。
「翔真ちゃんがいいならいいわ。」
「シャァ!」
おっと?
「なら、グランドを買い取りましょう。そこで練習をするといいわ。外には警備を付けます。」
「流石小母様!」
うーんこの。グランドを買い取るってやばくね? 下手したら学校とかも買い取らんか?
しかしグランドの買い取りは無理だったのかグランドを自前で作ることになった。フッ、家の財力が怖い。ポンッと出すの怖い......。金持ちっぽいなあって思ってたけど予想以上だったでござる。更にはクラブチームも作って中学校になったらそちらに所属できるようになった。瑠那はニッコニッコで
「これで野球が出来るー!」
と喜んでいた。これまではどんなに悲惨だったんだ......。
「あ、翔ちゃんは参加自由だから! ちゃんと他のいn......チームメイトの調教は任せておいて!」
とも言っていた。コイツが一番怖いかもしれない。
こんにちは、月照です。
誤字脱字、誤記等ある場合は報告してくださると幸いです
そしてこの作品のコメント・評価・ブックマークも是非ともお願いします




