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B-4 まどろみ姫の初マイバス♡

「おっはよ〜‼︎」

バン!っと俺の背中を叩いて来た女子。

うしろを振り返るとそこには水色のストレートヘアーをハーフツインにした美少女が立っていた。

俺はアパートの階段を上がる所だった。

「朝から騒々しいなぁ、お前は!」

「お前じゃないでしょ?まどろみ姫と呼びなさい!って前から言ってんじゃないの?」

「あ~、そうですか、姫?」

「そ!」


「上がらせてもらうわよ。颯人。」

「あら〜、かわいいお嬢様ねぇ。湯川。この子は?」

颯人の部屋には既にお菓子を食べながらくつろぐアリッサが居た。

「何この女⁉︎まさか…」

「お隣さんだよ。まどろみ。んで、こっちは俺のいとこのまどろみ。」

「姫‼︎」

まどろみは胸を張った。

「まどろみ姫ちゃん♡かわいい‼︎」

「悪い気はしないわね。」

「ワリい。まどろみはツンデレでね。」

「分かるわよ。好きな人にはツンデレなのよね〜!」

「からかわないでっ!」


蟹沢(かにさわ)まどろみ。高2、17歳。

水色の髪を持つ、ハーフツインテの美少女はお嬢様フェイスでゴスロリがお好み。フリフリのものが大好きな颯人のいとこ。

歩いて5分位の近くに住んでいる。


「これが颯人のアパートか〜。初めて来たわ。で、どこ?」

「は?」

「お風呂‼︎」

まどろみは目を輝かせている。

「あった〜‼︎普通のお風呂だわ〜‼︎」

まどろみの家は銭湯で、普通のバスタブなるお風呂に入ったことがないらしい。

「前から入ってみたかったの〜!一人用のお風呂。マイバスだわ♡」

まどろみは颯人のお風呂にお湯を溜めて入った。

「はぁ〜♡」

「喜んでもらえて何よりだよ〜。」

颯人が外から声を掛けた。

「うん♡って…‼︎」

「いいわねぇ。私も入りたくなったわ。」

服を脱いで風呂のドアを開けるアリッサにお湯を浴びせるまどろみ‼︎

「何、入って来てんのよ〜‼︎ドア閉めろ、バカ颯人、見んな〜‼︎」

「うわぁ〜‼︎」

颯人もみんな水浸し。

わちゃわちゃの初、まどろみ姫、マイバスだったね!

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