B-2 令和のピンクツインテ‼︎
昼メシを買いにコンビニに行っていた颯人がアパートに帰って来ると…
ん?ドアの錠が開いていた。
⁉︎ドロボー⁉︎
恐る恐る中に入る颯人。
すると、ピンク色の髪の小学生の女の子がこちらへ走って来た!
「はやと〜‼︎」
「メリーちゃん⁉︎」
「よっ!」
女の子は敬礼のポーズをとった。
「どうしたんだよ、メリーちゃん。何んで俺ん家に…っつーか何んで裸⁇」
どいつもこいつも何んで俺ん家=裸なのか…
「それはなぁ〜!ママが今日忙しくてお風呂入れられないからって」
「私が預かったの〜‼︎」
「……で、何んで俺ん家?あっ、そっか。アリッサの家、お風呂壊れてんだっけ。」
「そっ!だ・か・ら〜‼︎湯川ん家。」
「錠は?どうした?」
「え〜?開いてたよ〜。」
「不用心だな〜、湯川!ドロボーが入ったらどうする?」
「お前達が入ってたって訳ね。」
「ドロボーが入らない様に番をしていてあげたのよ。」
「ですね。」
「ドロボー‼︎はははははっ!」
メリーちゃんのツボに入ったらしい。
メリーちゃんに服を着せる颯人。
「颯人。いつもみたいに2つして〜!」
「2つ?」
アリッサが聞いた。
「メリーちゃんは髪の毛を2つ結びにしてるんだ。」
そう言うと颯人はメリーちゃんの髪を2つに分けて、くしでとかしながら、鎖骨のあたりでゴムでとめた。
ゆっくりとしたピンク色のツインテールだ。
「あら、かわいい。」
アリッサがそう言うとメリーちゃんは満遍の笑みで答える。
メリーちゃん、小学5年生。10才。
アパートの1階の右端。つまり、颯人の下の部屋にママとパパと3人で住んでいる。おてんば娘の美少女。
お久しぶりになってしまいました。これからもゆっくりではありますが投稿、続けていけたらなと思います!よろしくです★