表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

B-1 金髪美女はノーバス・ノーライフ‼︎

俺の名前は湯川(ゆかわ) 颯人(はやと)。今年、大学1年生になるにあたって、1人暮らしをすることにした。

2階建ての築20年のアパート。その2階の右端。このアパートは全8部屋ある。


春に引っ越して来て、もう8月を迎えている。

大学も夏休みで、俺は何をしようかと考えていた。

そんな時。

バン!っと俺の部屋のドアが開いた。

呼び鈴もナシに誰だ⁉︎

ドタドタドタ…‼︎

は⁉︎金髪⁉︎女‼︎

それは金髪パーマの腰まである長髪の美女、日本人ではなさそうだ。

「湯川!ゴメンお風呂貸して?」

お隣さん?引っ越しあいさつした時には居なくて、今まで会ったことがないお隣さんだ。

あいさつをする暇もなかった。


えっ⁉︎裸‼︎

彼女はタオルを体に当てて走って来た。

「あっ、おお、ああ…」

あたふたしている俺を見ることもなく彼女は俺のお風呂に入っていった。


10分経過…

「あの〜、大丈夫ですか?」

「うん!ありがとね‼︎」

金髪美女はお風呂に入ったまま言った。

「溜めてます?お風呂。」

「溜めてるわ。良かったかなぁ?」

「はい。もう。」


…♡♡♡♡♡♡

金髪美女がお風呂から上がって来た。

「お風呂、ありがとね‼︎」

「…いえいえ。」

颯人は左下を見つめ、彼女を見ないようにしていた。

「私はアリッサ。アリッサ・ジュゴン。」

「アリッサ・ジュゴン。あぁ、俺は湯川颯人。よろしく。お隣さん!」

「よろしくね〜‼︎」

そう言ってアリッサは颯人に抱き着いた。

タオルが落ちたのが見えた。

()‼︎

俺と俺のTシャツを挟んでアリッサの胸が当たっている。

あぁ、すげ〜弾力。でかっ‼︎


アリッサ・ジュゴン、22歳。

幼少期は出身地のアメリカで過ごし、5才から日本で暮らしている。

という事を話てくれた。

「あいさつが遅くなってしまって…。」

「こちらこそ、急にお風呂借りちゃって、ごめんね。」

「いいですよ。」

「お風呂壊れちゃったみたいで。」

「直るまでいつでもどーぞ‼︎」

と言ってしまった…。

「ありがとっ‼︎」

アリッサが再び颯人に抱き着く!

「ああ…」

嬉し恥ずかし、ごちゃごちゃな感情。

これが颯人のお風呂ライフの始まりだった。

ノーバス・ノーライフ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ