階層的な心の構造!
じゃあまず心についてから話を始めよう。
そちは「心」というものをどう考えているのじゃ。
「心」は目に見えない、また、その時々によって様々に変化して行くが…。
はい、お師匠様、心は確かに目には見えませんが、はっきりと自分の胸に感じます。思いとか、願いとか、感情とか言ったものです。
じゃあその「心」を表現した、思いとか、願とか、感情と言ったものの具体的な内容を言ってみなさい。
「この世界が平和になって欲しい」、「みんなが仲良くなって欲しい」、「周りの人が幸せになって欲しい」、「嬉しい」、「楽しい」、「悲しい」、「さびしい」、「苦しい」、「幸福」、「不幸」、「怒り」、「心地好い・悪い」など色々あります。
そうか、それじゃあそれを手がかりに、階層的な心の世界を教えてやろう。
一つ目は、心というものは階層的な構造をしていると言うことじゃ。エジプトのピラミッドのような形のものを水平に「九層」に分けたようなものとイメージすればよい。
二つ目は、上から下に向かうにつれ広さも厚さも広大になっていることじや。
三つ目は、目では見えないこの心の階層的な世界を観るには「一念三千」の法門を求める道に入るしかないと言うことじゃ。
分かりました(本当はよく分かりませんが…)。お師匠様と離れないよう付いて行きたいと思います。よろしくお願いします。
では、問う、「この世界が平和になって欲しい」、「みんなと仲良くしたい」、「周りの人を幸せにしたい」との心は、どの階層から発したものだと思うか?
お師匠様、階層のそれぞれの区別と違いをまだ教えてもらっていないので分かりませんが…。
分からないのは当たり前じゃ。だから今説いておる。それは、意識して考えてから言葉に出したからには上から六番目の心じゃろう。
六番目の心を「意識」と言う。ここが一番大事な所じゃ。この心が下の心の支えを強靭にし、また、上の心の入り口をしっかり監視することが出来る。いわゆる肝心要の関所じゃ。
この世界でも犯罪を犯した場合、意図があったか、無かったかによって、罪、罰の重さが違うように。心の世界も一緒だ。「意識」の心は未来を選択するからだ。
では、問う、「嬉しい」、「楽しい」、「悲しい」、「さびしい」、「苦しい」、「幸福」、「不幸」、「怒り」、「心地好い・悪い」との心は、どの階層から発したものだ?
お師匠様、やはり、頭を使って考えてから言葉を使っていますから「意識」ではないでしょうか?
そうじゃのう、そちの言う通り六番目の「意識」じゃな。
…
(続く「仮:意識の下の階層について」)




