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エルヴァ視点続きます。


アカデミーに入学して半年後、本当にアイリスという子がいたのにはビックリした。


貧困街で育ったという彼女には貴族のマナーはなく、一般的には婚約者のいる人間には節度を持って接するところを無視。


ノアールにまとわりつき、なおかつ私に見せつけるかのように彼の腕に自分の腕を絡ませる。


彼に恋愛感情はこれっぽっちもないけどアイリスの挑発的態度に思わず舌打ちしてしまった。


それでもお兄ちゃんが言っていた


「アイリス」って名前の子は絶対にいじめちゃ駄目だ


という言葉のおかげで何とか日々を乗りきっていた。


私以上にダメージをくらっていたのは他でもないノアールで


見る度にやつれていくのが可哀想なほど。


お兄ちゃんとくっつく為だとしても、あんな女にロックオンされっぱなしなんて私だったら学校辞めてるわ。


頑張れー、と心の中で応援しながら決行の時を待つ。


そして


その時はきた。


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