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プロローグ

< ニグ教典 1. 世界創生 >

 太古の昔、神々は惑星セルアを創り、そこにヒトとあらゆる生物を創った。また、別の神は別のヒト(牙人 -きばびと-)を創った。牙人は知性では劣るが、筋力があり、成熟すると姿を変える能力を持った。


< ニグ教典 3. 神契 >

 牙人はヒトを喰う。その性質上、自然とヒトから食糧と住処を奪うようになった。故に、ヒトは数を減らしたが、神の一柱は戦う術(神契の術)を与え、牙人の侵攻があっても生存できるようにした。

 神契の儀によって胎児に紋を刻められれば、神契術の行使が可能となる。神契紋は腹に浮かぶが、分を弁えずに行使すれば、その者は失われる。ただし、紋が刻まれずに生まれた子は忌み子ではない。


< ニグ教典 9. 神の試練 >

 多くの天地創造の神々は、思い通りに世界を構築できなかったことに落胆し、遥か遠くの宇宙へ去っていった。しかしヒトは、全ての神に絶望されたわけではない。未だ見守ってくださる神々は、ヒトに試練を与え、ヒトの文明を発展させてきた。神の試練は、啓示を伴うとも限らない。啓示が有ろうと無かろうと、自らの苦難に克つことで、ヒトの存在価値を示し、同胞の未来を照らせ。


< ニグ歴史書 年次経書(10) >

 ヒトは少数であったが、団結して文明を発展させた。しかし牙人も集団で戦闘を行うようになり、村だけでなく、都市も滅ぼされるようになった。現在のヒトの拠点は、要塞都市ニグとオルクテ村のみとなった。

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