80話 氷の刃
下にたどり着いたが先に着いていた人達の武装は……本当にかっこよかった。
「しかし、これ10mあるね、倒せる?」
「バッテリーをぶっこ抜けば無力化できるけどさ……どうするよ」
するとカサリーネがこういった。
「こいつらの電源ケーブルをぶっこ抜くんだ!今その電源ケーブルを露出させようと頑張ってるんだ!」
「なら頼んだ!」
私は時を止め、メカトロンに鉛玉をプレゼントした。
「しかし、デカすぎる……これ地上にいたらバンカー壊滅してるよね」
時は動き出し、銃弾は当たるはず……だが跳弾した。
「マジかよこれ!?」
「こいつには銃弾が効かないんだ!ナイフは効く!」
(ナイフは効くんだ……なるほどね……)
私はカサリーネにこんな無茶ぶりをした。
「ナイフあるだろう!それ貸してくれないか!?」
「すまないが……これ4本しかないんだ、ならフィウニ!氷の刃を!」
「分かったけどさ……どう使うの」
そうして氷の刃をカサリーネの仲間生み出してもらい、私はそれに触れた。
「冷たっ……」
「それは空気を絶対零度まで冷やしてるんだ!これを使え!」
渡してきたのは厚い革手袋だった。
「しかし、この手袋、あったかいのね」
「そうだ、手袋には熱線を仕込ませてある、私の氷を触れるのなら、これを使わないと触れられない」
私は時を止め、メカトロンに向かって氷の刃を投擲し始めた。
(これで時を進めたら……)
時は動き出し、氷の刃はメカトロンに刺さった。
「そういう使い方をするんだ……ありがとうよ」
すると氷の刃はどんどん冷えていき、メカトロンの下半分を氷漬けにした。
「私の冷気は絶対零度まで下げる、もうおめーの負けだよ」
みるみると氷がメカトロンの体を覆っていく途中でメカトロンのコアの光が消えた。
「さて、今回のMVPはフィウニと……フローズンだな」
「フローズン……冷たそうな名前だ」
するとフィウニが私の体温を確認してきた。
「全然冷たくない」
「生きてるんだからね……」
そうして後ろのゲートを確認し始めた。
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