66話 本当にくだらない話
つむは私たちに向かって何を話そうか迷っていた。
「……かるの母親が経営してるカジノの奥にあった写真にあなたがいたんだけど、どういうことなの?」
「あー……その話しちゃう?」
そう言っておくからコンクリートの破片を取り出してきた。
「これ、崩落した時に持ってきた破片、あの場にいた人がこれを持っているんだ」
「へぇ……その場所、行ってみたいけど、いい?」
「いいよ、私も何かそこに忘れている気がしてるんだ」
そうして私とレイは家にケーキを冷蔵庫に入れ、地上に上がった、同伴者としてカサリーネがこっそりとついてきていた。
「しかし、後ろからついてくるのはいいんだけどさ、邪魔はしないでね」
「分かった、だが俺はどうしてついてきたと思っているんだ?」
「考えられる理由、一つは私たちを始末できるか、もう一つは単純に気になるから」
「気になるから来たんだ、下手なことはしない」
そう言って車を走らせた。
「そういえば免許は持ってるです?」
「いいや、持ってない」
「ならぬいぐるみに運転させるのです」
そういってぬいぐるみが肩車をしだし、車を運転していった。
「このぬいぐるみ、凄いな……どうやって動かしているんだ?」
「一つ一つ、魂が宿ってるのです」
「それって、作るときにか?」
「はい、造るとき、一つ一つに名前を付けているんです」
「ザ・職人だね……」
そう言っている内に車は何もない場所にたどり着いた。
「ここなのです……階段があるのですが……どこ……?」
私たちは車から降り、あたりを探した。
「しかし、この場所、人がいたのかっていうぐらいに廃れてるな、まぁ、核が落ちた時からずっといないけどな」
「そうだが、どうして核が落ちたんだ?」
「戦争だな」
その時、カサリーネの地面がすっぽ抜けた。
「うわっ……これって、階段?」
カサリーネが見つけた場所の奥に何か空間があった。
「……これって?」
「ここ……がれきで塞がっていたはずなの……」
そう言ってつむのぬいぐるみが中に入っていった。
「私たちも入るか」
先陣を切るのは私とカサリーネだ。
「暗いな……ライト持ってない?」
「俺が持ってると?持っているんだよなぁ~」
そんな会話をしていたら赤い点が見えた。
「おっと、ここにメカトロンがいた……横に飛んで逃げるよ!」
私は会談を飛び降り、赤い点にリボルバーをぶち込んでいった。
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