61話 ドロドロは何処に?
スーパー銭湯にたどり着いたがあのドロドロがどこかに行っていた。
「……乾いたのかな?」
私は気にせずに風呂に入った。
(しかし、あのドロドロ、研究したらいい感じに活用できそうなんだよな……)
風呂に浸かっているとカジノの店員がやってきた。
「おっ、ここにいたか~」
「どうしたんだ?」
「エルさんがここに来たいと」
「いいんじゃない?というか風呂場にカジノの服装、濡れない?」
「濡れてもいいんです、どうせ洗うんで」
そう言って走って外に出ていった。その数分後、かるの母親が入ってきた。
「おじゃまにゃんわや~」
「そういう……きゃら……?」
そしてカジノ組は体を洗った。
「しかし、あの時は本当に助かった」
「カジノはどうしたんだ?」
「ああ、一旦客への換金対応をして、それから店を閉めてからここに来たんだ」
「なるほど……しかし、あのドロドロ、本当に何だろう」
「磁性流体じゃないし……本当に何だろう」
「そういえばかるの母親ってどうしてバックヤードにいたんですか?」
「いやぁ~銃弾を撃ち込んだんだけどね、すり抜けたんだ」
「すり抜けた……?」
「そう、液体を貫通するかのようにね」
「あれ……液体……でも固体」
「うーん、対処法が分からないな……」
その時、地上某所
「大丈夫かその小ささ」
「大丈夫……と言いたいが、あいにく萎む前に分身体を出しておいたから生き残ったんだ」
「しかし、よく生きて帰ってきた」
「ああ、それで、リーダーの悩み事はまだ終わらないのか?」
「そうだな、リーダーは物凄く悩んでいる。理由は月から支援物資が届かないから」
「そういえば残りメカトロンは何体だ?」
「ここに送られてくるメカトロンが減っているんだ、詳しい数は分からない、だが明らかに何かを行うかもしれない」
すると画面に一通のメールが届いた。
「……また無茶ぶりか?」
「前線基地だ、無茶ぶりしか来ないだろう」
{お前らはクビだ、我が側近に遣いを送らせる。これで新世界を作る」
「……へぇ、クビか……どうする?」
「どうするって、どうしようもないぞ」
するとリーダーが話し出した。
「今からボスの部隊から離反する、このメンバーで生き残るのはその手段しかない」
「だけどさ、今までの働きの報酬は!?」
「無い、だが死ぬよりはましだ。この中でボスに忠誠を持っている者はいるか?」
「離反するのは賛成だが、ボスに殺される危険があるんだよな」
「ああ、もちろんある、付いてくるか、ここに残るか、二つに一つだ」
そうしてリーダーが出口に歩いて行った。
「……リーダー、私はあんたについて行くぜ、そのカリスマ力なら、ボスに勝てるだろう」
「無理だ!ボスに反旗を翻すのは……自殺行為に近い」
「どうしてだよ!」
「あなたの下に着くのはいいんだが、敵が増えるだけだ……」
「俺は無理やりついてこいと言わない、だがここに居ろとは言わない……」
「そうか、私はここに残る」
「ピッツォリが残るのか……ほかに残る奴は?」
そして私は未来に歩き出した。外の世界は敵だらけだ。だがボスに一矢報いるまで、死なない。
「……待ってくれよぉぉ!!!私を置いて行かないでくれよぉ~」
「残るって言ってたじゃないか、もう、付いてきな」
そして俺とチェルモネ、ピッツォリとフィウニがついてくることになった、もう……戻れないんだ。
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