52話 実現する決意と真実に向かう覚悟
私はペサディアと爆弾魔の戦いを見守るしかできない。後ろで兵士たちが銃を構えていた。
「……さて、私たちはこいつらの相手をしないとね、オラァ!」
私は後ろにいた兵士をぶん殴った、そして兵士たちはドロドロになった。
「う……うわぁ!?」
「新手のレガリア使い……舐めてくれるな」
いつの間に入れ替わっていたのだ……?
「しかし、今のレガリア、レイなら覚えれた?」
「うん、やってみる」
レイは自身の複製体を作り出した。
「なるほど、複製体を作り出すレガリア……」
「そ……そんなの軍隊にはいないはず」
「なら偽物が紛れ込んでいるってことになってたな、そして外に二人、立っている」
私はバンカーの外に出た。
「さて、私はこっちの戦いか、しかし1対2は卑怯じゃないか?」
「気配を探知できるのか、いいね」
「質問を言う、お前は私たちに加わる気はあるか?」
「お前らは私と戦うのか?」
「お前は質問を質問で返す人種か」
そうして私はリボルバーを抜いた。
「へぇ、これは面倒だ」
(敵の一人の偽物がどんどん増えていくじゃあないか……これは……短期決戦……行こうか)
その時、レイが私の横に立った。
「……かるの下位互換レガリア……やっつける」
「下位互換って? 笑わせる」
その時、レイが小言でこんなことを言ってきた。
「私を上空に打ち上げて」
「出来るわけがないでしょ」
「やってみないといけないじゃないの」
そうして私はレイを上空に投げた、そしてレイは地面にあった小石を拾っていて、目の前に投げた。
「これで分かるよなぁ!リスクある狙われやすい上空にわざわざ飛んだのは!」
「へぇ、だけど生き残るのも任務だ、逃げるぞ」
「そうだな」
そうしてレイが石の弾丸を撃った時には二人とも消えていた。
「どこに行ったんだ……足が速いな」
「だね、だけどこれはレガリアじゃない、瞬間移動装置を持ってたんだと思う」
「そうか、世の中は便利になったな」
そうして私たちは何もなくなった平野をぼんやりとみていた。
一方でペサディアは敵と戦っていた。
「ラクイラ……お前の事はいけ好かない奴だと思っていたが、もうその必要はないな」
(こいつのレガリアは空気爆弾……視認不能だ、だが空気を纏っているからな……何か勝機はあるはず……平野……土……人……血……だめだ、フローズンみたいな考えは……待てよ)
私の記憶にある出来事がよぎった。
「フローズンの考えてることを私でも考えろ……」
考えているが、敵はもう動いている。私は透明化をした。
(透明化しても爆発は食らう、そうだ、アレなら……!)
私は砂を掴み敵に向かって投げつけた。
「なんだ?ただの目くらましか?」
「ただの目くらましじゃないよ」
私の目に映ったのは小麦粉の袋だった。
(奴の脅威は空気爆弾だけだ、その他の脅威はない。空気爆弾さえ封じ込めれば!)
私は小麦粉の袋の口を開け、その場に広がるようにぶちまけた。
「ああっ!パンを作る用の小麦粉がぁ」
どうやらこれはパンを作る用の小麦粉らしい。どうして外に置いてあるんだ、まぬけが。
「どうやらもうテメェの命運は尽きたようだな」
敵がそういう、私に向かって風が吹いてきていた。
「へぇ、それって、私に向かう風か?」
私はお気に入りのポーズを披露した。
「どうしたんだ?急に変な格好を晒し……なっ!?」
私に吹いていた風は奴に吹き始めた。
「どうしてなのだ!?奴に風が向いていたはずなのに!?」
「どうしてだって?覚えてないのか?削り取ったものは何処に行くかわからないって」
「はっ……まさか!!!レイィィィ!!!」
「レイが私の後ろで空間を戻し、そして空気爆弾を爆発させた……そして私は小麦粉を撒いた、分かるな?」
撒いた小麦粉が空中に舞いあがる、そして私は胸元に隠していたライターを持った。
「自爆覚悟でお前を葬る……」
そうして私は火を点け、周りが爆発していった。これは粉塵爆発という原理を活用したものだ、だが私も爆発に巻き込まれる、だが奴は空気爆弾を出していた。そして奴は空気爆弾の爆発に巻き込まれるはずだ。
「ア・リーヴェデルチ」
「このぉ!!!小童がァァァァ!!!!」
─ラクイラ 死亡─
私も爆発に巻き込まれたが、倉敷にキャッチされた。
(やるじゃんか……グラッチェ)
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