45話 タッチしてドカーン
私とママは電気を操る人を追いかけていた。
「ねぇ、時止めでわたしを遠くに飛ばしてくれない?」
「いいけど……どうして吹っ飛ばすの?」
「腕の力強いんだから……お願い」
「分かったよ……」
私は時を止め、ママを掴み、強めに投げた。そうして時が動き出した途端、ママが斜め45度に飛んでいった。
「やっぱり、時止めサイコー!」
そうして奴の場所まで飛んでいくと思ったが、強すぎて少し遠めに着地したらしい。
「ありゃ~遠くに投げすぎたかぁ~」
そうして私とママは奴を挟み撃ちにした。
「追いかけっこはもう終わりだー」
気の抜けたママの声に奴は余裕ぶっている。
「遠くに飛ばされて疲れたのか?このアマ!!」
「おおっ、怖い怖い、反抗期のフローズンより怖い怖い」
「ちょっと!?」
「おっと、本人がいたか……」
とてつもなく間抜けな感じに装っているが……?
「まぁ、戦いに来ないのか?」
「このッ……俺をコケにしやがって……許せんぞぉぉぉ!!!」
「戦場の掟その一、こういう場面だからこそ冷静になれ、タッチ」
ママは奴に触れた。
「さぁ、どうして触れたんでしょうか?」
「そんなの……関係ねぇ!!!」
「向かってくるのか……」
ママは奴から距離を取っていた。どうしてなのだろうか?
「向かってくると言うのなら……肩慣らしをしないといけないな」
ママは腰に提げていた針のような武器を奴にめがけて突き刺していった。
「ザクザクザクザック!!!」
「そんなの蚊が刺したような痛みダァァァ!!!」
「おっと、向かってくるのね、フローズン、時を止めてこいつを打ち上げなさい」
「打ち上げるって……何をするんだよ……」
私は時を止め、急いで奴を上に投げ捨てた。
「そして時は動く」
時が動き出した途端、奴は上に飛んでいった。
「ふぅ、これで、巻き込まれずに済むな、どうして私がお前に触れていたか……」
「まさか……まさか!」
ママの手のひらからカチッという音がした。
「ターントゥダスト」
そして奴は空中で爆発し、跡形も残らなかった。
「よし、帰るぞ」
「えっ……これでいいの?」
「ああ、私の任務は奴の抹消、それだけだ」
「でも触れてたのって……」
「ああ、私のレガリア、触れたものを爆弾に変える物だ、ちなみに発動対象はコロコロと入れ替えれるからな、その気になればフローズンだって爆殺出来るんだぞぉ~」
「それは嫌だなぁ……」
そうして私とママは月宮を回収し、無事に帰宅した、爆発騒ぎはちょっとだけあったようだが……花火として処理されたという……
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