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{完結済み}~とある少女の終末放浪記~  作者: 猫こんた
プロローグ

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44話 電気を食うレガリア

私は懐中電灯とリボルバーを持って外に出た、はたから見たら変人で殺人鬼のように見えなくもない。

「……しかし、どうしたんだろ、こんなことはめったにないはずなのに」

(電気のトラブルにしては長時間すぎる気がする……ネズミが電線を噛んだのか?)

私は月宮の店に入った、どうやらここは非常電源があるらしい。

「よぉ、どうしたんだ?」

「この停電騒ぎ、どうしたんだ?」

「いやぁ……計画停電の計画はなかったはずなんやけどな……鼠が電線を噛んだか……レガリアか……ってことになるな」

「鼠の考えは一緒なのね……」

「その鼠はスパーキーって名づけるけどな」

どうしてか私と月宮の思考がほぼ同じになる……同じ波長なのか?

「それはいいんだ、大和組から何か連絡はないのか?」

「そやなぁ……あいつに電話してみるか……」

そうして月宮は電話をし始めたが、つながらなかった。

「電気が死んでるから電波塔も死んでるかもな……どうしようか」

「ちょっと大和組に行ってみる」

「そうか、ならウチも行こうか」

そうして月宮が勝手に大和組を訪れることにした。

「しかし、懐中電灯、デカすぎない?」

「これぐらいがええねん、その懐中電灯は小さいんや」

「そうかなぁ……」

そうして大和組の建物についたわけだが……

「……すいませーん、誰かいますかー?」

人の気配が全くしなかった。

「どうしたんだろうね」

その時、ドアからママが出てきた……いつの間に……

「あれ、フローズンと友達?」

「そうだけど、何かあったの?」

「電力妨害があってね、今からその現場に向かうんだ」

「そうなのね……」

「フローズン、来なさい、実戦を見ておくのも経験だ、そこのって、月宮かぁ……いいよ、ついてきな」

そうして私と月宮はママに連れられて発電施設に向かった。

「でもこれって、誰がやったんだろう」

「恐らく電気系のレガリア……だと思う」

ママの足音はほぼ聞こえなかった、とことんプロだな……

「さて、ここだ、ここからは私語は禁止、いいね」

「りょ」

そうしてドアの前まで歩いた。

「……」

どうかしたのかなと見ていたら、どうやらセンサートラップがあるようだ。

(これをどうするのかな?」

「上から行くぞ」

「ん」

どうやらセンサートラップの解除はできないと思って屋上から侵入するようだ。

「……3…2…1…」

その合図で窓から入って行った、とある一室だけ、電気がついていた。

「……あの場所だ、行くぞ」

「ん」

忍び足でその部屋を目指した、無事に部屋前までついた私たちはリボルバーを構えた。

「……おい!そこで何をしてるんだ!」

ドアを蹴り飛ばし、クリアリングをした、どうやら一人だけらしい。

「おっと、速いな……さすが、敏腕な指揮官といったところかな」

奴は機械から手を放すと発電施設の電力が回復した。

「まぁいいか、まとめて感電して死ねぇーッ!!!!」

どうやら電気を操るレガリアのようだ。

「へぇ」

下には閃光手榴弾を転がしていた、それを見た奴は急いで壁を突き破って出ていった。ちなみにこの閃光手榴弾はダミーだ。

「追いかけるぞ!月宮は電力供給お願い!」

「ウチか!?わかったよ!?」

そうして私とママはそいつを追いかけた。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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